« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月の記事

2009年6月30日 (火)

予告★ギャラリー犀 「Tシャツ展」 に参加します★

今年も、三鷹のギャラリー犀で開催される「Tシャツ展」に参加します。
総勢20組のクリエイターによる展示即売会です。
エスキ・ヨルジュも、古代中南米柄のTシャツを出品。
2009年の新柄は『ヘンテコ牛』と『目玉サカナ』です。

  会期 2009年7月10日(金)~22日(水) ※16日休廊
  時間 12:00~19:00 ※最終日は17時まで
  会場 ギャラリー犀
     → http://www.mmjp.or.jp/saito/pageFiles/sai0.html

とゆーわけで、現在鋭意制作中。
だいたいデザインは出揃ったんだけど、5種類あるうちの1種類がちょっと気になって(変えたほうがいいような…?)どうしやう。
また、うち2種類は昨年のリバイバル(「リベンジ」が正しいか)。
色などテイストをちょっと変えて出すつもり。

実際の刷り作業は今週末に。
……間に合うのかなー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月25日 (木)

読書:『夜愁』

書名:夜愁〈上〉 〈下〉
著者:サラ ウォーターズ (著), 中村 有希 (翻訳)
ページ数: 348ページ / 332ページ
出版社: 東京創元社 (創元推理文庫)
ISBN: 978-4488254056 / 978-4488254063
発売日: 2007/05

あらすじ 1947年、ロンドン。第二次世界大戦の爪痕が残る街で生きるケイ、ジュリアとその同居人のヘレン、ヴィヴとダンカンの姉弟たち。戦争を通じて巡り合った人々は、毎日をしぶとく生きていた。そんな彼女たちが積み重ねてきた歳月を、夜は容赦なく引きはがす。想いは過去へとさかのぼり、隠された真実や心の傷をさらけ出す。ウォーターズが贈るめくるめく物語。ブッカー賞最終候補作。

以前、『荊の城』という作品を読んで、なかなか面白かったので、ちょっと期待して読んでみた。
まず、「ミステリー」ではなかった(笑)。
また、時代もかなり現代に近いため、あのヴィクトリア朝の物語では目立っていた「時代がかった猥雑さ」みたいなものがなくて、残念だった。

それでもガンガン読んじゃったけど。
事件があるわけではない、登場人物がカッコイイわけでもない、読んでて面白いことが何も起きないにもかかわらず、止まらなくなって次々読んじゃう。
これはなんだろか(笑)。

登場人物は、なんというか、こういう言い方したら怒られるのかもしれんが、社会的に奇形と見なされてしまう人々ばかりだ。
同性愛者たち(どちらの性も)と、不倫のカップル。
こうした存在を好きでない人は読まないほうがいい。
最初から最後までその話だから(笑)。
人間としての彼らの魅力を感じようとするか、「レズとホモの暗いハナシ」で済ませるかは、その人次第だ。

あんまり書くとネタバレになるので書かないけれど、読んでいくうちに「あれっ、この人、こんなところで……?」と吃驚させられたりする。
「あれってこれの伏線だったのか!」とか。
また、「彼は『何を犯した』のか?」といったナゾが適度にちりばめられていて、読み進むにつれてそれらが少しずつ、少しずつ、あらわになっていく。
この、ナゾの出し方が非常に上手い。
出しすぎてもつまらないし、なければないで面白くないのを、ちょうどいい具合に混ぜ込んである。
このあたりが次から次へと読んじゃう理由なんだな、きっと。

面白かった、私には。でも地味だな。
それにあのラストは、私も「ええーっ、ここで終わっちゃうのー!?」と思わされた。
なんとなく消化不良になるかも(笑)。

というわけで、同じ著者でもエンターテイメント性の高い『荊の城』のほうが一般にはオススメだが、通勤のお供にはいいんじゃないかな。
あっという間に読めちゃうような軽いヤツと違って、少し日持ちします(笑)。

▼この本はこちら。5~6時間くらい?

夜愁〈上〉 (創元推理文庫)

夜愁〈下〉 (創元推理文庫)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月24日 (水)

キャロムデー20090624

まずお知らせ。
サタデー・ナイト・キャロムは、7月4日(土)に変更になりました。

今日は20時過ぎて行ったら、O先生が学生さん3人を連れてきていて、なんだか混んでた(笑)。
ボードも3台目をセットしてもらっている。

まずはボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)とシングルスで試合。
負けたり勝ったり。
それから、フランスから来日中のMさんとも試合。
その間、隣のボードではO先生&女学生3名がきゃーきゃーと(O先生はきゃーきゃーなんて言わないけど)楽しそうに遊んでいたが、21時ごろに一斉に帰ってしまった。

常連のIさんが太巻きやらお惣菜の安売りを持ってきてくれたので、しばらくがっつく。
う~ん、おなかいっぱいでシアワセ。
その後、事務局のおねえさん&Mさんvs私&Iさんの組み合わせでダブルスで遊んだ。
我々が打つたびに「しまった!」「惜しい!」などを連発するものだから、Mさんは「それはどういう意味か?」と訊いてきた。
「シマッタ!」は「Jesus!」みたいなコトバだよ、と、教えたら、「便利なコトバを覚えた」と喜ばれてしまったが、よかったのだろうか?(笑)

今日はクラッシャーが来られなくて残念だった。
ボーゲンメーカーは、こっちできゃいきゃいダブルスを遊んでいるとき、隣のボードで一人ぽつねんと練習していた(途中で変わろうと申し出たが断られた)。
すぐにクラッシャーが来るだろうと思っていたのだが、予想を裏切られてしまった。
そして預かり物が返せなかった。来週だな。

なお、Mさんは来週までしか日本にいられないようだ。
来週水曜のキャロムデーと、土曜のサタデー・ナイト・キャロムにお誘いしたので、最後に一緒に遊べるといいな。

来週のキャロムデーは7月1日(水)です。
興味のある方はぜひどうぞ。
また、7月4日(土)の夕方 17時半 からサタデー・ナイト・キャロムをやります♪
「平日だと来られない!」という方、ぜひ遊びにいらしてください。会場は同じ。

▼日本キャロム連盟のサイトはこちら
http://www.carromjapan.com/
▼会場であるDaydreamのサイトはこちら
http://trpgtime.cool.ne.jp/first/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月22日 (月)

舞台:現代劇「桜姫」(シアターコクーン、東京・渋谷)その2

2度目。
座席の位置が正面に移動したこともあって、ちょっとはわかりやすかった(まぁ一度観てるし)。
でもやっぱりわかんないや(笑)。

そういやあらすじ書いてなかった。
あらすじは……どう書けばいいかな……。

中米か南米かどこかの国。
南の田舎町ソーピルの貴族の娘マリアは、父親を失い、北の街ベルナードへ嫁ぐことになったが、生来左手が開かないゆえ、お相手が気の毒だからと断ろうとする。その開かずの左手は、聖者セルゲイの祈りによって開かれ、その中にはかつてセルゲイが心中をはかって死なせてしまった恋人ジョゼ(男)と分け合った青い石が握られていた。マリアをジョゼの生まれ変わりと考えたセルゲイは、北の街ベルナードへ向かうマリア一行に付いていく。婚約者イルモの家にはゴンザレス・ベルという革命家気取りの悪党が寄生していたが、実は彼は一年前にマリアの処女を奪った男であり、マリアは彼に二人の子どもを見せて結婚してほしいと頼む。ゴンザレスは逃走、裏切られたイルモは怒り、マリアと、勘違いによってその密通相手にされてしまったセルゲイを崖下の貧民屈に追放する。セルゲイはマリア(ジョゼ)に「今度こそ一緒に死のう」としつこく詰め寄って………あとは観てください(笑)。

笹野高史と大竹しのぶが、狂言回しというか、ストーリーを進行させる裏方みたいな演技を場面場面で差し挟むのだが、このとき彼らは何であるのか?
これがさっぱりわからない。
どうも「役者・笹野高史と女優・大竹しのぶ」という素の存在でもないようなのだ。
頭が悪いせいか、脚本家ないし演出家の意図がよくわからず、「なんでこんなの付けるのかな」と前回に引き続き悩んでしまった。

それはさておき、全体としては面白かった。
特に古田新太と大竹しのぶの掛け合いは、可笑しくって可笑しくって笑い通しだった。
一箇所、「これはアドリブか?」と前回思った箇所が、実はアドリブでもなんでもない(今回も同じだった)と知って、「役者ってすごいなぁ」と思わされたりもした(いや、絶対騙されるって)。

しかしこれ、原作をきちんと読んでくるべきだったな。
そしたらもっと楽しめたかも。
あらすじは知っているけど、細かいことはよく知らないんだよな~。

ともあれ、7月の歌舞伎版「桜姫」が今から楽しみ。
歌舞伎のほうではもっと原作に近い、ストレートなハナシを見られますように。

▼現代劇「桜姫」のサイトはこちら
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_09_sakura_gendai.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月19日 (金)

舞台:現代劇「桜姫」(シアターコクーン、東京・渋谷)

割と意識せずぼんやりと観に行ったので、最初は何が何やらわからなかった(笑)。
最後の最後になって、「あ、南北のアレか」と。
鶴屋南北原作の、なんつーかドロドロ人間模様のお芝居を、現代に置き換えて脚色したらしい。
でもなんで外国名なのかな。
清玄にセルゲイ、それでいて権助にゴンザレスなんて当てているから、どこの国やらサッパリ。
セルゲイが出てきたときはロシアの話かと思ったが、だんだん中南米めいてくる(南米らしいよ)。
でも名前がヘンなので統一感がない。
せめてセルゲイをセルジオにすりゃよかったのに(「ゲ」の音を残したかったのかもしれないが)。

まぁそんな些末なことは置いといて……
いや、本当に些末かどうかはわからないけど。
というのも、今回の演出は私にはよくわからんかった。
「なぜ?」
というのが最後まで解消されずに残った。
先に述べた名前の話もそうなんだけど、原作者(南北)の設定を、さも「今、役者がそう主張したから、筋書きもそうなった」みたいな即時的な条件として演出していて、それが何を表すのかがわからない。
「いつからか定かではないが恐らく生まれたときからそうだったと思われるが曖昧ではっきりしない」という、桜姫の開かずの左手に始まって、突然存在し始めた赤ん坊から何から、全部そういうテイストで仕上げられているのだ。
(確かに原作でもそれらの設定の出方が「唐突」っちゃ唐突だとは思うが……)

よくわからん。
舞台のスジ自体、めまぐるしくてついていくのが大変だった。
何が何してどうなるやら、さっっっっっぱり読めない。
(「南北のアレだ」と先にしっかりわかってたら違ったかも)
つかみどころがないっていうの?
つかみどころがないと言えば、桜姫のキャラクターそのものがつかみどころがなかった。
果たして彼女(劇中ではマリア)は、ゴンザレスを好きだったのか?
単に流されてるだけなのか?
原作ではむにゃむにゃな最後も、ちょっと変わったふうに終わらせていて、ゴンザレスやセルゲイにはよかったかもしれんが、マリアのためには尻切れトンボな感じだった。
串田和美の演出のせいなのか、長塚高史の脚本のせいなのか。
(それとも単に私の記憶違いか??)

まぁ……全部自分の理解力の低さゆえかも。
もう一度観に行くので、そのときはもうちょっとわかるかも……(わかるってゆーか、観てて腑に落ちるってゆーか)。
とりあえずそれに期待(汗)。

あ、そうそう、役者は凄いのばかり揃えてる。
それだけで一見の価値がある。

▼現代劇「桜姫」のサイトはこちら
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_09_sakura_gendai.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月17日 (水)

キャロムデー20090617

19時半にカフェへ。まだだれもいない。
一人で練習していたら、30分ほどして、クラッシャーが現れた。
と、その後ろからボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)と事務局のおねえさんも現れ、一気に人数が4倍に(笑)。
今日はフリーザーさんは来られないらしい。

久しぶりにクラッシャーとシングルスで戦ったが、なんだか向こうの調子がものすごくよくて、一度も勝てない(涙)。
なんかコインを5つくらい一度に入れられちゃうんだもん。
手番の回ってくる回数が非常に少なかったような……。
3、4ボードやって、全部向こうの勝ち。
だめだめだぁー。

その後、元祖(笑)男組vs女組でダブルスを3ボード遊んだ。
順当に白が勝って、2勝1敗。
クラッシャーは強かったけど、女組はギリギリですり抜けて2勝をあげたのだった。
1ボード平均6分と、異様な速さだった。
(つまり一回の手番で落とされるコインの数が多かったってことだな)

咳が治らないので、今日はこれであがらせてもらった。
入れ替わりにIさんが来店したので、ちょうどいい感じ。

来週のキャロムデーは6月24日(水)です。
興味のある方はぜひどうぞ。
また、7月11日(土)の夕方 17時半 からサタデー・ナイト・キャロムをやります♪(予定)
「平日だと来られない!」という方、ぜひ遊びにいらしてください。会場は同じ。

▼日本キャロム連盟のサイトはこちら
http://www.carromjapan.com/
▼会場であるDaydreamのサイトはこちら
http://trpgtime.cool.ne.jp/first/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月16日 (火)

ブログ、お引っ越し事情その4

ええと。
やっと2003年5月まで作業が終わったぜ(汗)。
2003~2004年は数が少ないからいいけど、2005年分からまた大変そうだなー。
どうして2005年の時点でココログに乗り換えなかったかなー、私……。
(もしかするとまだ存在してなかったのかもしれないが……)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月15日 (月)

PIXTA、始めました

エスキ・ヨルジュではこれまで、旅行先の写真をまとめては素材集として売り出していたが、その写真データをPIXTAに登録してはどうかと友人に勧められた。
PIXTAというのは、ストックフォトのサイトだ。
彼ら自身の言葉を借りて説明するなら、
「PIXTAは国内最大級の低価格ストックフォトサイトです。 写真素材を中心にホームページ素材・印刷用画像素材が豊富に揃っています。 これまでのレンタルポジ(レンポジ)に変わる低価格ストックフォトをぜひご活用ください。」

遅まきながら先月から登録を開始した。
でもまだ14点しか販売開始してない……。
実際にアップロードしてあるのは63点なんだけど、審査中だったり、まだタグを思案中だったり……。
そうなのだ。
販売のための登録作業が結構面倒なのだ(審査も遅いし…)。
何が面倒って、写真ごとに「タグ」を付けるのが、超・超・超・超・超めんどいのだ。

タグというか、昔ながらの言葉でいえば「キーワード」だな。
要するに、データを探しているヒトは、たとえば「盆踊り」なんていうキーワードで検索をかける。
そうすると「盆踊り」をキーワードとして持っているデータがリストアップされて、その中から欲しいデータを選別するわけだ。
だから、できるだけ多くの用語を登録したほうがいい。
しかしながら関係ない言葉は登録しちゃいけない。
この「関係ある」「関係ない」を判別するのが難しい。
タグ付けトレーニングで、ある写真に「明るい」というタグが入っていたから、自分の写真に「おごそか」って入れてみたら、見事にそのせいで審査を落ちた。
むぅ、なんと面倒な。

そんなわけで、歩みはトロイけど、徐々に拡充していきます。
何しろ写真の点数だけならものすごい量あるから、数撃ちゃ当たるにちがいない?(さすがに一定以上のレベルのやつしか登録しないけど)
あるいは、「PIXTAで買うよりは素材集を買ったほうが安い」ってことで、素材集の売上が増えないかしら?(笑)

注: PIXTAで写真データ1点を購入するのと同じ代金(Sサイズ525円、Mサイズ1575円)で、エスキ・ヨルジュ直接販売の素材集が1枚以上買えます(1枚500円~1500円だから)。

ちなみに、PIXTAで提供してくれる「ユーザーページ」は簡単で便利そう。
エスキ・ヨルジュのホームページはしばらくこれを使おうかなー。
必要なものはリンクを貼ればいいし、なんつっても手間がかからない。

▼エスキ・ヨルジュ@PIXTAのページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月12日 (金)

展示:大恐竜展(国立科学博物館、東京・上野)

招待券をもらったので、恐竜好きの友人と行ってみた。
復元骨格が10体くらい。
あとはレプリカの骨と、実物の骨と。
わりと地味な展示(笑)だけど、わかりやすいかも。
足りないところはきっと音声ガイドで補ってるんだろうな。
私ゃ借りないけど。

まぁ今回は恐竜好きの友人のおかげで、音声ガイドは全くもって必要ござりませんでした。
何から何まで詳細な解説付き(笑)。
恐竜の骨よりもむしろ友人の知識に感心しちゃったりなんかして。

展示で「これは面白いな」と思ったのは、それぞれの説明プレートに「学名の意味」が書かれていたところ。
実際、読んでいて面白かった。
「●●(地名)のトカゲ」とか「大きな泥棒」とか、意味がわかるのってやっぱり楽しい。

あと、恐竜の化石の分布から、過去の大陸移動を推論できるのは面白いね。
まるで分野違いのようなのに。
でもやっぱり私、恐竜自体にはそんなに熱中できないや(スミマセン)。
展示は好きだから何でも見るけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月10日 (水)

コンサート:BCJ第85回定期演奏会

■演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン
■独唱:野々下由香里(ソプラノ)、ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)、水越啓(テノール)、ドミニク・ヴェルナー(バス)、松井亜季(ソプラノ)
■日時:2009年6月10日(水)19:00~
■会場:東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)
■曲目:J.S.バッハ:モテット(全曲)
 《御霊は我らの弱さを支え助け給う》 BWV226
 《おおイエス・キリスト、わが命の光よ》 BWV118
 《恐れるな、私はあなたと共にいる》 BWV228
 《イエス、わが喜びよ》 BWV227
 《私はあなたを離しません、私を祝福してくださらなければ》 BWV Anh.159
 《主を讃えよ、すべての異邦人よ》 BWV230
 《来たれ、イエスよ、来たれ》 BWV229
 《歌え、主に向かい新しい歌を》 BWV225

今日は合唱を堪能した。
いいなぁ合唱。
ソプラノが相変わらずストレートすぎるきらいがあるけど、野々下さんがうまく引っ張っていたような気がするし。
とにかく合唱だ。
堪能、堪能。

風邪で咳き込みが治らないので、膝にずーっとのど飴をスタンバイしてあった。
咳を抑えるのは大変だったし、少々コンコンしてしまって恐縮だったけど、今日の演奏は楽しみにしていたので、どうしても聴きたかった。
そして聴いた甲斐があった。

テノールの水越さんは、ずいぶん前に「すごくやわらかい、いい声のヒトだなー」と注目していた人で、何がどう巡ったか、本日はソロを担当(いや、いつも違うヒトがやることが多いのよ、なぜか)。
相変わらず優しい声だった。
ちょっと物足りない感じはあるけど(笑)。
すごくすごくやわらかい声。
素敵なんだけど、周り(今回は特にアルト)に負けちゃうのだけ、なんとか跳ね返してほしいなー。

前回、「この全身で歌うテノールさんはいいかも」と思ったヒトは出ていないようだった。
がっかり。
次回は10月かな。
また美しいアレルヤが聴けますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 9日 (火)

舞台:歌舞伎「十二夜」(新橋演舞場、東京・新橋)

菊五郎劇団、日本では三度目の公演になる「十二夜」。
私も観るのは三度目(つまり毎回見てる)。
毎度ながら面白かった。

前の二回は二回とも二等席で、良い席だったけどちょっと後ろのほうから眺めていた(舞台全体が見えて私は気に入っていた)。
今回は一等席で、前から8列目だったので、役者さんがすごく近くに感じられた。
これはこれでいいなぁ。

安藤英竹役の翫雀が前回とちょっぴりテイストを変えていて(変えてというか、面白みを強調したというか…)、ゲラゲラ笑った。
もちろん、洞院役の左団次は相変わらずめちゃくちゃ上手いし、麻阿役の亀治郎は今回もはしゃぎまくり。
この三人が出てくるともうおかしくておかしくて笑わずにいられないのだった。

他は他で相変わらず質の高い演技を披露していた。
安心して見ていられるって、シアワセ。

ただ一点、最後に琵琶姫と主膳之助というクリソツの兄妹が再会するところで、また仮面を使っていたのだが、やっぱり気になる、あの仮面。
というか、不自然に感じちゃう。
せめて口元を覆うのはやめようよ。
声がこもるし、静止してるのがすごく変だから。
鼻から上だけ、仮面にしたらどうじゃろう?
いっそのこと、ヨーロッパチックに手で仮面の支えを持ってしまうとか。
とにかく、顔全面を仮面で覆うのはやめてほしいなぁと思ったのであった。

それはともあれ、面白いです。笑えます。
「歌舞伎なんて」「シェイクスピアなんて」と思っている方も、一度観に行かれては?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 8日 (月)

読書:『地下街の雨』

書名: 地下街の雨
著者: 宮部みゆき
ページ数: 316ページ
出版社: 集英社 (集英社文庫)
ISBN: 978-4087488647
発売日: 1998/10

読了は先週だったけど、こちらで。

あらすじ 麻子は同じ職場で働いていた男と婚約をした。しかし挙式二週間前に突如破談になった。麻子は会社を辞め、ウエイトレスとして再び勤めはじめた。その店に「あの女」がやって来た…。この表題作「地下街の雨」はじめ「決して見えない」「ムクロバラ」「さよなら、キリハラさん」など七つの短篇。どの作品も都会の片隅で夢を信じて生きる人たちを描く、愛と幻想のストーリー。

なんだか。
読んだことがあるようなないような(笑)。
部分的に読んだことがあるような気がするんだけど、気のせいだろうか??
調べようにも、私がミヤベ狂いだったのは日記を書き始める前だったと思うので、調べられないのであった。
ま、いいや。

なんつーか、うまいよね、本当に。
「これってどういう話になるんだろう??」
と思わされて、ぐんぐん読んでいっちゃう。
結末も、なんというか、悲劇的ではなく救いがありながら、単に楽天的だとか予定調和というものではなく、独善的でもないし、荒唐無稽でもない。
それで納得させられちゃう。
ちょっとオカルトチックな話も、ちゃんとリアルな結びが用意されている(ムクロバラとかキリハラさんとか)。
その匙加減がもう……ミヤベってホント、うまいよなぁ。

でもあまりにミヤベを読みなれてしまったヒトには、どれを読んでも「いつか読んだことがある」気がしてしまうかも(笑)。

面白いです。短編だから通勤にはもってこい。
ただし、夢中になって乗り過ごされませんように……(かなりキケン)。

▼この本はこちら。2~3時間?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 6日 (土)

サタデー・ナイト・キャロム20090606

今日は会社が(むにゃむにゃ発表会とかで)早く終わった。
(まぁだいたい土曜日ですし、これで遅く終わったりしたら泣いちゃうよな)
あまりにも早すぎるので、神田のパン屋で時間をつぶしてから、17:15にカフェへ。
キャロム卓が空くのを待っていたら、ちょうどフリーザーさんがやってきたので、それから延々と二人でシングルスを遊んだ。
何ボードやったかわかんないや。
そして、まだ4ヶ月のフリーザーさんに2:1くらいの比率でしか勝てない私……。
フリーザーさんにはぜひとも9月のJCF杯に出てほしいなぁ。

今日は店員Kさんがちょっとキャロムをやりたそうだったので、時間が空いたときにシングルスの試合をした。
ちなみに現在、店員Kさんはほとんどキャロムの練習をしていないので(一年くらい?)、レベルがすごく落ちちゃってる。
それでもなかなか勝てないんだよなー。
まずフリーザーさんが対戦。
結構いいところまで行くんだけど、やっぱり最後は店員Kさんに負けちゃった。残念。
次は私とやって、1勝1敗。
いやほんと、昔の店員Kさんだったら絶対外さないようなショットを外してくれるので、そのおこぼれで何とか勝った感じだ。
何でもいいんだ、勝てば(笑)。

19時半ごろ、事務局のおねえさんが来場。
20時過ぎになってようやくボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)もやってきた。
早速、男対女でダブルスの試合をする。
またまた、フリーザーさんが凍りつきそうなショットを決めていた。
あんなの打たれたら、寒くてかないません。風邪も治らないよ(笑)。

21時過ぎ、向こうでお一人だったお客さんすけろくさんをお誘いして、ダブルスに引っ張り込んだ。
店員Kさんもやりたそうだったので(そしてすけろくさんは「打倒!店員Kさん」に燃えそうだったので)再び引きずり込み、おねえさん&すけろくさんvs店員Kさん&フリーザーさんの組み合わせに。
すけろくさんは、ずっとずっとずーっと以前にキャロムを遊んだことがあるらしく、「これは私の知ってるキャロムと違うなぁ~、キャロムっていったら、打っても打っても『やっぱり入らなかったねー』って言い合うゲームだったのに」などと話して笑わせてくれた。
そっか。
最初はそうだよね、全然入らないよね。
日本キャロム連盟がこの店にやってくる前の、その時代にやってらしたんデスね(笑)。

ダブルスの傍ら、私とボーゲンメーカーはシングルスで試合。
最初、ボーゲンメーカーに連続して4勝されてしまったが、そのあとやっと2勝をあげたら、ボーゲンメーカー曰く「負けてばっかり」だって。
先に4連勝しといて何を言うか……本当に暴言メーカーなんだから……。
途中でキャロム連常連のIさんが、今日、韓国から帰ってきたばかりというのに顔を出してくれて、韓国のお土産をいただいたり、お菓子を食べたりして楽しく過ごした。

やっぱり土曜日にやるのはいいな。
ちょっとずつ、違う顔ぶれとボードを囲めたりする。
来月もどこかでやろうっと。

来週のキャロムデーは6月10日(水)です。
興味のある方はぜひどうぞ。

▼日本キャロム連盟のサイトはこちら
http://www.carromjapan.com/
▼会場であるDaydreamのサイトはこちら
http://trpgtime.cool.ne.jp/first/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 5日 (金)

ミネラルフェア

新宿でやっているので夕方近くにそっと行ってみた。
まぁすごい混雑。
初日だからかな。

いろんなお店が所狭しと並んでいる。
標本だけとか、琥珀専門とか、蛍光石ばかりとか、化石だらけとか。
結構なんでもアリだな、ミネラル(笑)。

今回はタンザナイトを探してみた。
すごく美しいやつは、小さいので30万円。
がーん。
もうちょっと大きくて、さらに美しい瑠璃色(でも透明)をしてるヤツは、なんと90万円だった。
どぎゃーん。
手が出ません(涙)。
この間買った宝くじが当たったら考えるかもしれないけど……(つまり無理)。

なかなかないです、タンザナイト。
むしろサファイアのほうが潤沢にアル感じ。

ルースの安売りしているお店で、まあまあと思えるタンザナイトを見つけた。
もちろん、30万や90万に比べれば色がまるで違うのだけれど、よくある薄~い色合いのやつよりは、ちょっぴり色が濃くてきれい。
遊色もそこそこキラキラ。
二つで5000円なんてすごく安く感じる。
つい購入してしまった(しまった、90万円なんてヤツを見たのが拙かった)。
何にしようかな。
(実はルース代よりも加工代にお金がかかるんだよなー。だれか安く加工してくれるところをご存知だったら教えてください…)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 3日 (水)

キャロムデー20090603

風邪が治らないので、今日は早めに行って早めにあがることにした。
お店に着いたのは19時15分くらい。
まだだれもいない。
一人で練習を始めたところ、フリーザーさんがやってきた。
フリーザーさんはまだ一人で練習する方法を教わっていないとのことなので、私が知っている二種類を教えたら、向こうのボードでやり始めた。
でも結局、シングルス戦のブレイクの練習ばかりしていたのかな?

そのうちに事務局のおねえさんがやってきて(今日は早い)、20時になる前にボーゲンメーカー(別名ヨワネちゃん)もやってきた。
ボーゲンメーカーが少しシングルスの練習をしたいというので、ボーゲンメーカーvsフリーザーさん、こちらは私vsおねえさんという組み合わせで試合した。
おねえさんは相変わらず強かったが、ときどきポカをするので、そこにつけこむと勝つチャンスが!
(逆につけこめるところがないとチャンスもない…)
1勝3敗くらいだったかな?
まぁ、昔に比べれば……かなりマシだけど……
道は遠い………。

21時近くになってIさんがやってきた。
Iさんは明日から社員旅行で韓国へ行くんだって。
いいなぁ!
(ただし、すごい弾丸ツアーらしいけど)
韓国のキャロムメンバーとも会うようだ。
楽しそう(何より美味しそう……)。
行ってらっしゃい、気をつけて。

ちなみに、今日もおねえさんがパンを焼いてきてくれた♪
ぶどうパンと、クリームチーズ&ミックスベリージャム入りパン♪
干しぶどうは苦手なので、クリームチーズのほうを2つ食べた。
美味しかった~♪

21時過ぎに店を上がった。
帰りに駅から歩いてくるクラッシャーとばったり(笑)。
「来週またね」と言って別れたが、あとで考えたら、来週水曜はバッハの日じゃないか……?
そんなわけで、残念ながら来週のキャロムデーには出ないかも。

6月6日(土)の夕方 17時半 からサタデー・ナイト・キャロムをやります♪
「平日だと来られない!」という方、ぜひ遊びにいらしてください。会場は同じ。
また、来週のキャロムデーは6月10日(水)です。
興味のある方はぜひどうぞ。

▼日本キャロム連盟のサイトはこちら
http://www.carromjapan.com/
▼会場であるDaydreamのサイトはこちら
http://trpgtime.cool.ne.jp/first/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 2日 (火)

読書:『小説 直江兼続』

書名: 小説直江兼続―北の王国
著者: 童門 冬二 (著)
ページ: 676ページ
出版社: 集英社 (集英社文庫)
ISBN: 978-4087470871
発売日: 1999/08

あらすじ  上杉景勝の家臣でありながらも、太閤秀吉より三十万石を賜った男・直江山城守兼続。主君・景勝との深い魂の絆を胸に秘め、合戦の砂塵を駆け抜けた彼は、戦国乱世に勇名を馳せる。だが、己の歩むべき真の道を見いだした時、天下取りの争いに背を向け、北の大地に夢を託すのだった。米沢の名藩主・上杉鷹山が師と仰いだ戦国武将の、凛々たる生涯を描いたロマン大作。全一冊・決定版。

NHK大河ドラマ「天地人」の原作だ。
小説で描かれているのは、すでに上杉のお家騒動が終わって景勝が領主になったあとから、徳川家康に負けて米沢四十万石に転封させられるまでの間なので、思っていたより短かった(分量は多いけど)。

まあまあ面白かった。
ただ、「現代で言うならば」みたいな解説が多くてちょっとくどい。
あと、なんとな~く読んでいて、現代の話のような気がしてしまう。
セリフが現代人っぽいのかなー。
エクスクラメーションマークとかクエスチョンマークをよく使うからかなー。
スジは一本、きちんと通っていていいんだけど、なんか現代人が昔の人々を演じているような感じがあって、そこは慣れることができなかった。

読み応えがあるので、通勤のお供なら一週間もつでしょう(笑)。
主従の絆などにグッときたいヒトには特にオススメ。
「信頼ってなんだかわからない」というヒトにもオススメ、かな。

▼この本はこちら。8~9時間?

全一冊 小説直江兼続―北の王国 (集英社文庫)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 1日 (月)

風邪

昨日から風邪を引いている。
今日は会社をお休みした。

ごろごろごろごろ。
一日寝てたけど(昨日と併せて丸二日寝てたけど)、なかなか治らないよう(涙)。

そんなわけで、日記更新も遅れ気味。
日付が前後してアップされることもあるかも。
……更新記録用の掲示板を作るかなぁ。
(楽天にはデフォルトであったが、ココログは自分でなんとかせんといかんようだ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »