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2003年10月の記事

2003年10月24日 (金)

コンサート:第61回定期演奏会★バッハ・コレギウム・ジャパン 10月24日(金)

■演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン (BCJ)
■日時:2003年10月24日(金)19:00~
■会場:東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)
■曲目:J.S.バッハ:4つの序曲(管弦楽組曲)
    序曲 ニ長調 BWV1068(管弦楽組曲第3番)
    序曲 ハ長調 BWV1066(管弦楽組曲第1番)
    シンフォニア ニ長調 BWV1045
    序曲 ロ短調 BWV1067(管弦楽組曲第2番)
    序曲 ニ長調 BWV1069(管弦楽組曲第4番)

会場に着いてまずプログラムをもらう。
おや? 背幅がいつもの半分くらいしかない?
それもそのはず、今日は歌なしのプログラムだった。
(歌があるとその歌詞(原語と対訳)が載るので結構ボリュームが出るんだよね)

有名なG線上のアリアの元になった、組曲第3番のエアー。何度聞いても美しい。相変わらず通奏低音がグー。

組曲第2番はフルートがメインで、かなりの部分を独奏するのだが、そのフルート奏者がすごく上手くなっていて吃驚した。
あんな滑らかな音って、以前は出てなかったと思う。
息継ぎもわからないほど滑らかな音色で、聞いてて全然耳障りな音がしない。
いやー、うまかった。

しかし金管がひどかった。
私が一年半くらい前に「だめだ~」と書いたあとめきめきとうまくなったあの人は、今日のこの東京公演にはいないし。むぅ。
他の楽器はみんなレベルの底上げしてるのに。
まあそれだけ難しいんだろうけど。

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2003年10月20日 (月)

バッテリ

なんだか電池の話が続くが、昨日のとは違って面白くもなんともない話である(笑)。

最近、何度となくうちのPowerBookG3(ぴすも)が不調に陥り、一度はハードディスクの交換をしたり(当然自分で…みんなびんぼーが悪い)、起動しなくなってクイックガレージに持ち込んだら持ち込んだ途端に起動したり、いろいろ楽しい日々が続いておったのだが、ついにバッテリがいかれたらしく、雷マークが出なくなってしまった。
(バッテリに充電しているときは、アイコンに雷マークがつくの)

アップルに電話したら、「他の部分の故障かもしれませんから本体を送ってください」。
やだよ、そんなの。毎日使ってるのに(これ書いてるのは別Macだけど)。
とゆーわけでいろいろあって(中略)、替えのバッテリ求めて新宿はヨドバシカメラへ。
あったあった、あれこれやらずに最初からここへ来ればよかった~。

そして現在、入れ替えて充電中。ちゃんと動くみたい。
それにしても、「バッテリは消耗品ですから」と言われたが、18,000円の消耗品ってちょっと高くないかね!?
しかもそれが「2年ももてばいいほう」ってのは許せん!!(苦笑)

あ~、いったい幾らこの機体に使ってるんだか……考えたくない。
まだ3年ちょっとなのになぁ。はぁ(溜息)。

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2003年10月19日 (日)

電池切れ

駅でバスに乗った。
発車までの時間をぼんやり待っていると、後ろの席で小さな女の子が、

「このバス、でんちが切れちゃったのかな」

お母さんが「バスは電池で動いてるんじゃないのよ」と言っても、動かないよ、と、心配している。
お母さんは発車時間とかいろいろ説明していたけど、女の子は「電池切れ」の考えをなかなか捨てられないようだった。
なるほどね、あれもこれも電池で動いてるもんね。
バスだって電池だと思うよね(実際、そうなる日も遠くないだろうし)。

ちょっとおもしろかった。

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2003年10月16日 (木)

本日の言葉

「きさまなんか、うさぎの風上にもおけん!」

いやもう感動しました。
(ジョークとか受け狙いではナイ)
こんなに感動したのは久しぶりだ。胸が震える。
頭をガツンとハンマーで殴られたような感触。
もうむちゃくちゃ面白いわ、この話。こんなに面白い話ってあるか?

実はまだ読み終わっていないので、終わったら改めてご報告しましょう。

そこで問題です。
私が読んでいるのは何の本でしょう?
題名を当てられた方先着1名様に、アメリカ産呪いのブードゥー人形キットをさしあげます。

【ヒント】
1. 主人公は人間ではありません
2. 20年くらいかそれ以上前に、ワーナーがこの作品のアニメ映画を作っています
3. 正解者への賞品と物語とは何も関係がありません
4. フィクションです

……これ、ヒントになるのか?
ま、いいや。解った方はこちらの掲示板に書き込んでね(家族を除く)。

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2003年10月12日 (日)

コンサート:アレクサンダー=ガヴリリュク☆ピアノリサイタル~「ピアニスト100」65/100

■演奏:アレクサンダー=ガヴリリュク
■日時:2003年10月12日(日)15:00~
■会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
■曲目:オール・ショパン・プログラム
    幻想曲 ヘ短調 op.49
    12の練習曲 op.10
    バラード 第2番 ヘ長調 op.38
    12の練習曲 op.25
    ★ポロネーズ/スケルツォ/死の舞踏(サン・サーンス作/ホロヴィッツ編)

よかった。
まずもって、こんなに最後までお客さんが席を立たなかったのは、上原彩子の回以来である。
拍手も鳴り止まず、みんな彼のピアノを気に入ったようだった。

ガヴリリュクは先年、新人プログラムのときに来るはずだったが、交通事故で頭蓋骨陥没という重傷を負い、リサイタルは今年に延期されていた。
とくに深く考えていなかったのだが、よくまあ復帰したものだ。奇跡的、らしい。

テクニック的にはまだ「カンペキ」には遠いのだが、とにかく聞かせてくれる。
個人的には、久しぶりに「聞きたかったショパンを聞いた」という感じだろうか。
特に、前後半とも12の練習曲がよかった。
(ショパンも凄いよな~、あんな完成度の高い曲を「練習用」に作らないでほしい……)

何がどう、ともいえないのだが、一言で言うと「魅力的」だった。
帰り際、「やっぱり若さかしらねぇ」と言っているお客さんがいて、「ああなるほど」とも思った。
「何が?」と聞かれると困っちゃうのだが、そういう感じだった。
若さバクハツの演奏でぐんぐん引き込んでいく感じ。
でもそのバクハツって、ヤンキーなバクハツじゃないんだけどね。

そしてCDは買うは、終了後にサインは貰うは、自分とも思えない振る舞いをしてしまった(笑)。
こんなに気に入ったのは15人くらい聞いてきて3人目である。
さらに、余波で「死の舞踏(サンサーンス)」にはまり(本来ピアノ曲ではないがアンコールで聞いた)、毎日聴かずにはいられない日々を過ごしている(笑)。
やっぱり生のコンサートはいい。影響力甚大(笑)。

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2003年10月10日 (金)

舞台:ローザス「レイン」★彩の国さいたま芸術劇場

■振付:アンヌ・テレサ=ドゥ・ケースマイケル Anne Teresa De Keersmaeker
■音楽:スティーブ=ライヒ Steve Reich
    『18人の音楽家のための音楽』Music for 18 Musicians
■ダンサー:M. Coronado, F. Ikeda, C. Loemij, E. Penkova, U. Robb, T. Shamoto, C. Stringer, J. Thelander, R. T. Guerrero, J. Truszkowski
■製作:ローザス、王立モネ劇場 Rosas & La Monnaie/De Munt

70分休憩なし。

歩く、走る、座る、踊る。
滑らかで嫌味ナシ。
揃っているようで、ズレがあり、でもそれも嫌にならない。
むしろ連鎖反応の要素のよう。
わずかな差が響いて、それが次のひとの動きを生み出しているようで。

人間関係を自由に想像できるし、そんなことをしなくてもよい。
舞台美術も、ただひも(?)を上から簾のように下げてあるだけ。その円(半円?)の中で、主に舞台が展開される。

曲がよかった。確かに舞踊向きかも。
「レイン」と、踊り手たちがつけたのもわかるような、単調でいてヴァリエーション豊かな音楽。
面白い。

気持ちよくて、途中、ときどきふっと寝てしまう(笑)。
すぐまた起きるのだけれど、ほんの一瞬のことなのに、振り付けはすべて滑らかでスピードをあまり感じさせないものなのに、それなのに目を開くとまるで違う場面のようで、展開の速さについてゆけないこともあった。

ダンスのことは全然わからないけれど、面白かった。
そして綺麗だった。

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