コンサート:第60回定期演奏会★バッハ・コレギウム・ジャパン 9月12日(金)
■演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン (BCJ)
■独唱:スザンヌ=リディーン(ソプラノ)、パスカル=ベルタン(カウンターテナー)、ゲルト=テュルク(テノール)、ペーター=コーイ(バス)
■日時:2003年9月12日(金)19:00~
■会場:東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)
■曲目:J.G.ヴァルター コラール『備えをなせ、わが心よ』
J.S.バッハ
コラール『私は、どこに逃れることができよう?』BWV646
コラール『われらが神こそ、堅き砦』BWV720(以上3曲、オルガン独奏:今井奈緒子)
カンタータ115番『備えをなせ、わが心よ』BWV115
カンタータ 5番『私は、どこに逃れることができよう?』BWV5
カンタータ 80番『われらが神こそ、堅き砦』BWV80
なんだかものすごく久しぶりに聞いた気がする、BCJ。
コントラバスがいつものひとじゃないような気がするのだが、どうしたのだろう?
(↑通奏低音グループ、お気に入りなんだもん)
だからといって別にレベルが落ちるわけではない。
レベル……。
レベル、絶対にあがってると思う。
私が一番最初に聞きにいったとき、それはそれはぼーよー(茫洋)としたカンタータで、
「カンタータそのものがつまらない(?)んだな」と思った覚えがあるのだが、
最近ではそういう「つまらない」カンタータにはお目にかからなくなった。
だから逆に、「あのときは演奏がつまらなかったんじゃないの?」と思うようになった。
その頃から比べると、格段に演奏技術があがって、しかも(ここ重要)安定するようになった。
と、私なんかは思うのだが。
(独唱者は以前からレベル高いし安定しておりますが……ゲルト=テュルクってすごいー)
オルガン、最初の曲を聞き損ねた。間に合わなかった。
なぜ徒歩20分のところへバスで20分もかかる?(怒)
まあしょうがないとして。
合唱は相変わらず美しい。
でも以前のような揺さぶりは最近ちょっとないなぁ。
ヴォリュームの問題ではない。
むしろ今回、音量は豊か過ぎるくらいだった。一瞬、「このホールじゃ狭すぎる?」と思ったほど。
どの楽器にしてもそれはそうで……なんだったんだろう? 単に私の耳が過敏になっていたのか?
途中で、ヴァイオリンパートが、他のパート(ソロ)を引き立てるような弾き方をしていて、びっくりした。
以前はそんなことしなかったと思うな。
進化し続けている、と、思う。
時間が押していたのか、アンコールはなかった。残念。
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