展示:ロマノフ王朝展★東京都美術館(上野)
面白かった。期待していたよりずっと。
(実はほとんど期待していなかった……)
東方教会のイコンとかがごろごろしていて見応えあったし。
イコンに描かれたイサクやベニヤミンが靴下をはいていたのには驚いた(笑)。
はっきりそうとわかるわけではないが、足の指が描かれていないのだ。どう考えてもこれは靴下……?
ドレスはまあまあ。これまでにいろいろ見すぎたかも。
一緒に行ったOさんは「ドレスなんかより軍服のほうが面白いんだ!」と軍服をためつすがめつしていた。そうなのかー。私なんかからすると味気ないもののような気がしていたのだが(だってどれを見ても同じに見えるんだもん、日本の歌謡曲みたい)。まぁ、解説付きだと私にも面白い。
衣装やイコンや十字架や何やらがいろいろ装飾されるわりに、香炉だけはあっさりで不思議だった。
宝石がちりばめられることが決してない。
美しい細工は施されるんだけど、金属だけだからあっさりな印象が残る。
熱を持つとまずいから? それとも振りながら歩くと落ちるから?(笑)
日本で襲撃されたニコライ皇太子の手紙なんかも面白かった。
お見舞いが山のように届いて、親切心に打たれた皇太子は日本への悪印象を持たなかったらしい。
メンタルで一寸繊細なところが日本とロシアでは近いのかも(と、ゆーよーなことを知り合いのロシア人が主張していた)。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント