コンサート:セルジオ=ティエンポ☆ピアノリサイタル~「ピアニスト100」62/100
■演奏:セルジオ=ティエンポ
■日時:2003年5月25日(日)15:00~
■会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
■曲目:オール・ショパン・プログラム
ワルツ 変ホ長調 op.18「華麗なる大円舞曲」
ワルツ イ短調 op.34-2
ワルツ 変ニ長調 op.64-1「小犬」
ピアノソナタ第3番 ロ短調 op.58
バラード第2番 へ長調 op.38
夜想曲 変ロ短調 op.9-1
夜想曲 変歩長調 op.9-2
夜想曲 ロ長調 op.9-3
スケルツォ第2番 変ロ短調 op.31
1972年ベネズエラ生まれの天才ピアニスト(の一人)。
マルタ=アルゲリッチに才能を認められ、絶大な支援を受けていることでも有名だそうで。
コンクールデビューしていないビッグなピアニストは、彼とかのキーシンだけとのこと。
オール・ショパン・プログラムで、ショパンの良さを味わったけれど、ちょっと雑(笑)。
気分でピアノを弾くひとみたい。そういうのが魅力なんだけど。
ソナタの第4楽章と、ノクターン3曲が特によかった。
ノクターンは、ショパンが作った21曲を全部通してこの場で聞けたら、さぞかし幸せだろうと思った。
最後のスケルツォは、心はノッていても手が一寸ついていききれない部分があったように聞こえて残念。
アンコールで持ちなおし、曲芸並みの(←表現は悪いが凄い指さばきなのだ)演奏もみせた。
そういえば、最初のワルツなんか、「一小節飛ばしたんじゃないか?」と一瞬思うくらいの速いテンポだった(飛ばしてません、念のため)。そういう速さで弾けるひとなのだ。
シャイなのか、ファンクラブを憚ってか、サイン会はなかった。
甘いマスクゆえすでにグルーピー(死語)がついているようだ。
「ファンです!!」って感じのおばさま方が何名か前列に陣取っていらっしゃった。
あのマスクだったら、ファンはいくらでもつくし(腕もいいし)、私の応援は必要ないな。
(注:だれに対しても私の応援は別に必要じゃありません)
個人的には前回のほうが好きだったかな。
エマールのほうがスケールがでかかった気がする。
まぁ、セルジオくんはまだまだ若いし、これからもっともっと大きくなるのだろう。
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