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2003年4月27日 (日)

コンサート:ピエール・ロラン=エマール☆ピアノリサイタル~「ピアニスト100」61/100

■演奏:ピエール・ロラン=エマール
■日時:2003年4月27日(日)18:00~
■会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
■曲目:モーツァルト  アダージョ ロ短調 K.540
    ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 op.57「熱情」
    ドビュッシー  12の練習曲より 第10番・第11番・第6番
    リゲティ    ピアノのための練習曲集より 第17番・第2番・第6番
    メシアン   「みどり児イエスにそそぐ20の眼差し」より 第11番・第10番

ひっさしぶりにピアニスト100のリサイタルへ行ってきた。
行ってみて驚いた。
なんだ、この人の多さは?

今年も通年でチケットを買ってしまったのだけれど(だってお買い得なんだもん)、
席の希望を出すときに、今回はほとんど一番後ろの席を頼んだ。
前回は前から7列目くらいで、ピアニストがよく見えて面白かったんだけど、何度か遅れて行ったときに休憩時間まで一番後ろで聴いたことがあって、そのとき「後ろで聴く方が音響がいいかも」と思った。
それに、後ろのほうは毎回ガラガラだったのだ(上原彩子のとき以外)。
だから最後方の席を頼んだのに………
まさか両隣にこんなにたくさんひとがいるとは………
大誤算(笑)。
どうやら先年は「新人」だったのに対して、今年は「中堅どころ」のシリーズらしい。
その差もあるのだろうか。

さて、演奏のほうは、夢見るような音だった。
豊かで豊かで、美しい。
私はベートーヴェンの「熱情」がよかった。
もともと好きな曲ではあったけれど、最近、古楽に偏っていたため、ずっと聴いていなかった。
ここで久々にその良さを思い出させてもらえた。

細かい部分は覚えていないのだが、テンポが速ければ「激しい」印象になるわけではないことを、このピアニストは体現していた。
すごいわ。
テンポはゆっくりなのに、その激しいこと。
もちろん、速くて激しい部分もあったけれど、ゆっくりテンポは何でも自在に表現できるものなのかなと思わされる、そういう演奏だった。
面白かった。

「熱情」に浮かされて、休み時間にCDを買った。
今日もサイン会があるらしいから、サインをもらうんだ!!
と、思って、サイン会用に並ぼうと、アンコール3曲目が終わったところで席を立った。
それが間違いだった。
そのあとさらに3曲も!! アンコール曲を弾いてくれたのだ!!
ああ、しまったあああああ!
ま、いっか。
それにしても6曲もアンコール弾いたのは彼が初めてだ(笑)。

サイン会では、CDの盤面にサインしてもらった。
流暢な英語で「どの色がいい?」と聞かれ、どぎまぎして「あなたのいい色で」と答えたら、白のマーカーを手にとって「雪の色にしよう」だって。
なんか………
嬉しかったなぁ。
しっかり握手も交わして、幸せ気分でホールを出た。

しかしまぁ、そこまで幸せになると、帰り道は悲しい。
悲しくて悲しくて涙が出そうだった。
……今度、彼とアーノンクールで録音した、ベートーヴェンのピアノ協奏曲集も買って聞いてみよう。

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