« 2003年2月 | トップページ | 2003年4月 »

2003年3月の記事

2003年3月31日 (月)

バター

最近、パンにはバターを塗っている。
ずーーっとマーガリンだったのだが。
(注:マーガリンといっても生協のマーガリンで、市販のドギツい黄色をしたマーガリンじゃありません、市販のマーガリンは匂いが苦手で私にはもう食べられないかもしれません……)

マーガリンが切れて、生協で頼むまでに間があった。
それで当座を凌ごうとバターの小さいのを買って帰ったら、久しぶりに食べるヤツの美味しいこと。
やっぱりバターって好きだなぁ。

問題は、カロリーが高いことと、朝の忙しいときに「か、硬くて取れない、うまく塗れない」となりがちなこと。
まぁ、このバターはわりとやわらかくて塗りやすいから、後半は問題なし。
前半は……美味しくて付け過ぎるきらいもあるので、大問題(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月30日 (日)

うぐいす

今日はひっさしぶりにうぐいすを見た!(と、思う)
二階でカタカタ、パソコンのキーボードを叩いていたら、庭の木に素早く止まりに来た小鳥がいる。
おや、と、思って見てみると……よく見えない(笑)。
でもよく見えないってことは、メジロじゃあないってこと。
さらに、目を皿にして見ると、模様がない。模様がないからスズメじゃない。
そしてどうも色がみすぼらしい。
流線型なので、ぷっくりジョウビタキでもなさそう。
そして大きさから、ヒヨでもムクでもモズでもない。

かような情報を総合的に判断した結果、「うぐいすだ!」となったのでした(笑)。
この間、ほぼ5秒。
次の瞬間にはそっと部屋を抜け出し(ここからでもどんな気配が立つかわからない)、1階へ降りて母親にご注進ご注進。
「どれどれ?」
見せようとしたら、あっという間に隣の庭へ飛んでいってしまった。
でもあのみすぼらしい感じは、きっとうぐいすだよね、と、言い合った。

そういえば今朝、「ホーホケキョ」という鳴き声を一度だけ聞いた。
「お、この時期から結構うまいじゃん」と思った覚えがある。
(ほら、今はまだ練習の時期だから……)
あれ、あの声のヌシだったのかな。


※注:「みすぼらしい、みすぼらしい」と連呼しておりますが、私、うぐいすは小鳥のなかでその姿かたちが一番好きでございます。貶しているわけではなく、親愛の情を込めて申しておる次第ですので、ご諒解ください。……でも本当にみすぼらしい色をしてるよね、見た感じ(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月29日 (土)

モコモコ

おばあちゃんから不思議なおやつ(?)の伝道があった。
最近見つけて買ってみたら、面白かったからぜひ試して、ということで。

マグカップを用意。
卵を1つ割りいれて、よくかき混ぜる。
そこへ問題のミックス粉を入れ、ダマがなくなるまでよくかき混ぜる。
あとは電子レンジに入れて1分半くらい加熱するだけ。

要するにインスタント蒸しケーキらしい。
かなり大きなマグカップ(350mlくらい)を使ったのに、それでもてっぺんからもこもこ膨らみが出ていておかしかった。
スプーンですくって食べた。
私が食べたのは「モカチョコ味」だったかな?
お味もまあまあ、美味しかったと思う。

1包みだけをもらったので(そして袋は作るなり捨ててしまったので)商品名がわからない。
覚えているのは「永谷園」だったことだけ(笑)。
母は、近所のスーパーでバニラ味を見かけたらしいが……。
今度、バニラも買ってきて試してみよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月28日 (金)

クリスマスローズ

この間っから、庭でクリスマスローズがずーーーーーーっと咲きつづけている(笑)。
しっとりと、うつむき加減で。
名前の割にものすご~~~く地味な花である。
でも咲くと嬉しい。

こんな時期に開花するのに、どうして「クリスマスローズ」なんだ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月27日 (木)

ふたたび石けん

いやぁ~、本当にいいわ、この石けん。
顔を洗うたびに肌がふわふわで、嬉しくなるもん。
(だからって今さら美人にはならないけど(笑))

洗うたびに顔を触る、そのたびごとに「ふわふわだ」というのがわかって、実によろしい。
まぁ、1回や2回、洗った程度じゃわからないだろうけど、1週間もすればわかる。
実にお薦め。
ついに母親にまで「いいわね、この石けん」と言わせた。
刺激は少ないし、洗い上りがしっとり、でもべたつかない。

……う~ん、これではまるで全薬工業の回し者だなぁ(苦笑)。


▼この辺の店でも置いてます。一覧をどうぞ
アルージェの化粧品のページ

※日記で私が特にお薦めしているのは、クリアソープです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月26日 (水)

メキシカン・ランチ

今日は一日、顧客先に出向いて作業した。
う~ん、会社より近くて楽だ(笑)。
だからといって、こちらに勤めたいとは思わないけれど……。

お昼になって、四谷三丁目のほうへ向かって延々歩いた。
大きな交差点を越えたところに、メキシカンスタイルの小さな食堂があったので、そこに入ってみた。
タコスと、スープのセットを頼んだ。
どれも美味しかったけれど、スパイスが足りなかった。
全然辛くないし(笑)。
私に「辛くない」と言われるようじゃ、メキシカンの旗を掲げるわけにいかないのでは…??
(お値段もそんなに安くなかった。まぁ、場所代だね)

あとからメキシコ料理が食べたくなった。
だれか一緒にメキシコ行かないかな~。
(で、数日すると、「だれか一緒にイタリア」とか「だれか一緒にトルコ」とか言い出すのだ、きっと…)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月25日 (火)

お詫び。
ええと、ちょうど1週間前、3/18の日記で「隣の庭の桃の木が五分咲きで、綺麗に花をつけているのもよく見えるようになった」と書いてしまいましたが、隣に植わっているのは「桃の木」じゃなくて「杏の木」でした。
ごめんなさい。

まあ、両方ともバラ科サクラ属のお仲間ってことで(これはホント)。
花のつき方、枝振りなんかが桃にそっくりなんでござる。

そういえば、去年はそのお隣の杏が鈴生りで、おすそわけをいただいたりしてたわ。
母が杏ジャムを煮て、その煮汁の余りをヨーグルトにかけて食べたりしたっけ。
美味しかったなぁ、じゅるじゅる。
それなのに、何で「杏だ」って覚えてないのかな、私は(汗)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月24日 (月)

大理石マウスパッド

先週の土曜日、ミシンを買いに新宿へ行った。
そのついでに、Mac専門店(カンペキ専門店じゃないけどそれに近い)に立ち寄った。
「立ち寄った」というには語弊があるかも。新宿駅から10分は歩くから(笑)。

ともかく、その店に行ってみた。久しぶりだ。
おお、決算セールなんかしている。ジロジロと棚を見て回った。

セール品のひとつに、「大理石マウスパッド」があった。
あ~、そういえばこれ、出たときに欲しいと思ったんだよねー(忘れてたけど)。
う~ん、2980円なら買っちゃおうかな~。
目の玉飛び出るほど「安いっ」って値段じゃないけど、定価で買うよりいいでしょ。

というわけで、買いました、「大理石マウスパッド」。
厚みが1センチもあるので、ちょっと重かった(笑)。
これのいいところは、トラックボール式のマウスでも、光学式マウスでもどちらでも使えるところ。
早速、通信用iMacのところに設置した。
今まではお菓子の箱に入ってたよーなボール紙の裏を使ってたから、なんて素敵に見えることか……(うっとり)。

一つだけ問題が。
これ、石だから冷たくて、使ってると手が寒いです(笑)。
もう春だからいいけど、冬になったら何か別物に変えないと凍えちゃうだろうな。

逆に、夏はとても気持ちよさそうだ。そういえば、もともと「夏向き」として売り出されたものだったか。
これからにピッタリってことで(極楽とんぼ式思考)。
しかも1000円安く手に入れられたとわかって、満足満足。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月23日 (日)

にらめっこ

ぼんやり庭を眺めていた。
さて、動こうと思ったら、いつの間にか正面の木に鳥が止まっている。
よく見えないけど、たぶんヒヨドリ。

う~ん。
今、ここから動くと、ヒヨドリのやつは驚いて飛んでってしまうだろうなぁ。
そう思ったら、動けなくなってしまった。
しまった、もう少し楽な姿勢で見てればよかった……。
そのままその場に静止すること10分。
相手はまだ木に止まったままだ。
いい加減に移動したらどうかな~。
(この時点で、「飛んでっても構わない」心境になっているはずだが、自分で気づいていない)
さらに3分。
どうしよう。私、昼から出かけるんだけど。こんなところでにらめっこしているヒマは……。
(そろそろ「飛んでっても構わない」心境に気づいてはいるものの、もはや意地で動けない)

あっ。
やっと動いた。
向こうが動いたので、こっちも安心して動いた。
何をしているんだか(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月22日 (土)

ミシン

友人が結婚したので、有志で結婚のお祝いを贈った。
いろいろ考えて、ミシンにしてみた。「あったら使う」ってことだからちょうどいい。
電気ポットという路線もあったのだが、せっかくの結婚祝なのだから、もうちょっと「記念」になるもののほうがいいな、と、思って。
それに、最近、我が家の電気ポットが壊れたばかりで、個人的に「ポットって壊れやすい→すぐに買い替えることになるかも」という悪印象があったため、独断によりミシンにしてしまったのだった。

ミシンは、「通販生活」で呼び声の高い「山崎範夫のミシン」を選んでみた。
なんだか凄い人気なんだよね、このミシン。
「ピカイチ」でも必ず上位ヒトケタに入るくらい。
どこがどういいのか、実はよくわかってないんだが、とにかくイイらしい(笑)。

寿の熨斗も何もつけないで、ただのダンボールをどかんと送ってしまったけど(だって「付けられない」ってカタログハウスが言うんだもん)、まぁ、そこらへんは仲良しのヨシミで勘弁してもらおう(赦してね)。
彼女は何を作るだろうか。
彼女にも……ああ、せっかくだから「彼」にも、どうか楽しんでもらえますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月21日 (金)

うらうら

いい天気だった。
何もする気が起きなくて、ほとんど一日、庭を眺めて過ごしてしまった……。

最近、ときどきジョウビタキがやって来る。
今日も来た。かわいいなぁ。
あの、オレンジの胸がなんとも……。
おしりを上下に振る仕草も、いつ見ても可笑しい。
一羽で来て、しばらくフリフリおしりを振っていたが、一羽で帰っていった。
ところで、この辺りだと、どこに帰るのだろう?

次に来たのはメジロだった。
こちらは何と二羽も来ていた。つがいかも。
かわいいかわいい。
あっちの木、こっちの木と、とまり歩いたあとにどこかへ行ってしまった。
……メジロ用に巣箱でもかけるかなぁ?

うぐいすが来なかったのが残念。一番好きなのに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月20日 (木)

ショスタコーヴィチ交響曲全集★ルドルフ=バルシャイ

1月に先輩と会ったときにオススメされたショスタコの交響曲全集を、実は先月、買ってみた。
とりあえず4分の3は聞いた。
あと4曲、聞いてない。
だってね、交響曲のくせに1番から15番まであるんだよ!?
なんでそんなに作るの!!
(友人によれば、彼は交響曲の創作に自分のアイデンティティを求めたらしい……うぅむ、メイワクな……)

作ってくれたっていいけど、やっぱり五月蝿いショスタコ(苦笑)。
なぜ第12番から第15番までを聞いていないかっていえば、飽きたんである。
五月蝿いんだもん~、どれもこれも~。
(ショスタコ・ファンの皆さん、ごめんなさい)

しかし5番だけは良かった。
非常によかった。
まぁもともとはこれも五月蝿い曲なのだが、バルシャイの指揮がわりとローテンポで、のびやかに演奏されている。
だからあまり「五月蝿いっ」と思わない。
「この部分、こんなスローなの?」とか「ここ、こんな淡白でいいの!?」とか、面白い指揮内容でもあり、聞いていて飽きない。
確かに先輩の仰ったとーり、、この指揮者はめっけもんだったかも(他の演奏を全然知らないけれど)。

他の曲も、実はこれでも五月蝿くないほうなのかもしれないが……いや、やっぱり五月蝿いんだろう。5番以外は、繰り返してはかけずにいるから。
もしかしてもしかすると、2年くらい経ってからかけて「うおおお、すごい演奏じゃないか」と思うのかもしれない(たまにある、そーゆーこと)。
でも今はダメ(きっぱり)。

CDは輸入盤で、15曲入って3,000円という破格であったが、ほとんど5番しか聞かないということは1曲で3,000円のCDを買ったとほとんど同じってことか……。
得した気がしない。
しかし、安かろうが高かろうが、丸ごと損するよりはマシってものかな(笑)。


▼このCDはこちら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月19日 (水)

桃の木

庭にある桃の木は、もうだめかもしれない。
一応、ちらほらと蕾はつけているものの、とっても弱々しい。
本当に花が咲くかどうかも怪しい気配。
あちこちから若い緑の枝がにょきにょき飛び出しているし…(どこかで一度書いたと思うが、老木の健康上はあまりよろしくない現象)。
まあ……お年だから……。
玄関脇に鳥が運んで育った桃の若木があるけれど(多分親子)、見るだにお肌の張りが違うんだよね。
そろそろ覚悟しなきゃだめかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月18日 (火)

光度

先日、隣の家が庭木の剪定をしてくれた。以来、我が家もものすごく明るくなった。
春めいてきたから、というだけではないと思う。
隣の庭の桃の木が五分咲きで、綺麗に花をつけているのもよく見えるようになった。とても綺麗。
同時に、私の部屋も斜向かいの家から丸見えになってしまった(汗)。
その分、日の光も射し込むけれど。

何より、あのどでかくてこんもりした手前の木が(名前は知らない)、すごい量の枝葉を落とされて、しかもそこにかけられていたカラスの巣が撤去されたのが嬉しい。
カラスの巣はすべてハンガーで作られていて、ゴミ袋一杯分あったそうだ。
ああ、これで今年の春は早朝から泣き喚くカラスの雛に悩まされないで済むんだわ(ホッ)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月17日 (月)

タイムカード

会社では昔ながらの「ガチャコン」と押すタイムカードが使われている。
毎朝毎晩がちゃこんがちゃこんと押しているのだが、どうもときどき押し忘れる。
特に、帰りを急いでいる日。
舞台を見に行く予定があったり、医者に行く必要があったりしたときに、つい忘れたまま会社をサヨナラしてしまう。

今日も、耳鼻科へ行くので、あせって押さずに帰ってしまった……
途中で気づいて同僚に「私の分もがちゃこんしておいて」とスカイメールで頼んだから、翌日部長に「押し忘れました」ってハンコはもらわずに済んだけれど、どうもイカン。
どうしてこんなに忘れっぽいんだろう。

………単にトシかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月16日 (日)

だんだん

だんだん暖かくなる。
今日は日中暖かくて助かった。
何しろ橋本にある友人宅、私にとっては山へ遊びに行く日だったので。
(「山じゃないっ」って怒られそうだけど、山だろーが山じゃなかろーがいつも都内より3度は気温が低いんだもん~、衣裳計画がさぁ~…)

かえってやや厚着だったかも(笑)。

三寒四温。……それよりも、もう、「水ぬるむ」?
知らないうちに季節はめぐっているらしい。
冬ももう終わりそう。
嬉しいような寂しいような。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月15日 (土)

舞台:「オケピ!」★青山劇場

■演目:オケピ!
■脚本・演出:三谷幸喜
■出演:白井晃、天海祐希、戸田恵子、川平慈英、布施明、他
■日時:2003年3月15日(土)17:00~
■会場:青山劇場(表参道)

人生で起こることはすべてここにある。
それがオ~ケ~ピ~♪

まず懺悔。
チケット忘れました。
どうしようかと思いました、ホントに。
「そうだ、今日はこの鞄にしよう」と鞄をオシャレさんに変えたのが間違いだった。
わりとぎりぎりに劇場に着いて、「あ、チケットがない」。
タクシーで往復しても30分じゃきかない。
窓口に行って、たぶんこのあたりと思われる席番を告げ、「隣に妹がいます」と頼んで確認してもらった。
ごめんね、妹。メイワクかけて。

まぁ、無事に入れたから良しとしよう(汗)。
ミュージカルは(そう、これ、ミュージカルなの)、小さな笑いがこれでもかと詰め込まれていて、ほとんど笑い通しだった。
隣人は涙流して笑ってたし。

私は天海以外はキャストを覚えないまま見に行ったんだけど、そうしたら一人、歌のむちゃくちゃうまいおじさんがいる。
「う、うまいなぁ」と感心して、幕間のときに調べたら布施明だった(笑)。
さすが本職、ひと味もふた味も違う。
そうと知らなければ、本当にふつーの十把一絡げのおじさんにしか見えなくて、とてもあのフセアキラとは思えなかった(笑)。

天海祐希が、思っていたほどたいしたことがなくて残念だった(特に歌)。
別に下手じゃないですよ。ただ期待度が高すぎたのかも。
それより、あとの二人の女優(戸田恵子、瀬戸カトリーヌ)が好演していて、歌もなかなかの出来でよかった。

話のまとめ方は、さすが、この脚本家はうまい。
「どうしてあんな下手な人間を使うの」という最初の疑問に対して最後に回答を与えたり、何かしら残されてきた小さな問いかけに答を示して、おしまいになる。

しかし、これ、オーケストラピットで実際に演奏している人たちはどう思いながらやってるんだろう?(笑)
ちなみにそのオーケストラピットだが、幕間に見に行ったら(悪かったな、どーせ私は毎回見に行くよ、ピット内の「楽器」を)、ものすごい数の楽器だった。こんないろいろ用意されているのは、最近では見たことがない。そりゃクラシックはね、たくさんありますけど。ちょっと違うから(笑)。
劇中で、何種類もかけもちをする奏者が出てくるけれど、本当にひとりで何台かずつこなしてるんだろうな。
すごいことだと、そのへんは素直に感心するのだった。

おまけ。
帰りに、ギリシア料理屋へ入って食べた。
上品なお味で、美味しかった。が、高かった(笑)。
ギリシア本土で食べたら、もっと安いぞー!!(当たり前だけど)
ギリシアも料理のうまい国。また行きたい。
………オケピと全然関係ないですね。ごめんなさい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月14日 (金)

友人

大学時代の、学科の友人と会った。
1月に、教授の退官記念パーティで会って以来だから、そう間が空いていたわけではないが、それ以前の「会わなかった期間」がものすごく長かったから、ものすご~く久しぶりに会った気がした(パーティでは他の人たちとのお喋りのほうが多かったし)。
他の3人も同じように感じていたみたい。

この仲間のうちの一人がこのたび結婚して、そのお披露目パーティをやろうという相談会だったのだが、他の話題で盛り上がる盛り上がる(笑)。
話しててすごく楽しかった。
それからすごく楽だった。
というのは、彼ら相手なら、ほとんど言葉に気をつける必要がないからだ。
敬語がどうこういうわけじゃない(敬語もほぼ無関係だが)。
ある言葉を使ったときに、どういう意味内容で使っているかをだいたい正確に把握してくれることがわかっているから(そして実際に把握してくれるから)、「この言葉を使わないほうがいいかな」などといった気の遣い方をせずに済むのだ。
用語法については、けっこー何度か痛い目を見ているので……
誤解されるような書き方・言い方をする私が悪いといえば悪いのだが、難しい……。

そのうちに件の結婚相手もやってきて、またまた話に花が咲いた。
金曜日だからというのもあって、いつまでも長々とお喋りしてしまった。
本当に楽しかった。
いつ会っても変わらない。いつ会ってもブランクなくお喋りができる。
貴重な仲間である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月13日 (木)

なぜ更新が滞るか

まず理由の一つとして挙げられるのが「ネタがない」。
今日なんか、それ。
書くようなことがなくて(あったのに覚えてないこともある)、うんうん唸っている。
で、更新が遅れる。

二つ目の理由は、「書くのが難しいネタである」。
観劇の感想だとか、読書・音楽・展示などのもろもろの感想はこれになる。
なんて書いていいかわからず、うんうん唸っている。
あるいは、いい言葉が出てこない。
あるいは、書くことがだいたい決まっていても、表現や構成に迷って書き進まなかったりする。
それで、ここだけ更新がものすごく遅れて、この日よりも未来の日付の日記ばかり進んじゃったりする。

三つ目は、「書く余裕がない」。
主に、何か忙しくて(会社の仕事とか)書く暇を作れない、書こうという気にならない、など。
風邪を引いて書けないこともある。
だいたい体力が落ちると書く力も一緒に落ちることになっている。
時間だけでなく、気力や集中力、頭脳面での「余裕」がないときも、どうにも作文できなくて、うんうん唸っている。
この場合は、本当にまるまる更新が滞ることが多い。日記の日付の先取りすらない。

「無理して毎日書かなければいいじゃない」とも思うのだが、最初に「毎日書く」と決めてしまったものだから、どうも全日書こうとしてしまう。
それで、今日みたいにどーでもいー話題を書いたりすることもしばしば。
いいのか悪いのか。
まぁまだしばらくは書くつもり。さて、そろそろ真面目にあのネタも書いてしまわなきゃ……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月12日 (水)

エレベータ

昨日、やや高い階までのエレベータに乗ったら、それ以来耳が元に戻らない。
ずーっとふさいでいる感じだ。
あくびをしても直らない。

突然、「パッ」と直って耳が通る瞬間があるのだが、しばらくするとまた塞がっちゃう。
う~ん。
エレベータごときで。
情けない。

しかし。
たかが耳とはいえあまり気持ちよくない状態なので、土曜日まで直らなかったら耳鼻科に行こうかと考えている。
(ちなみに明日はちょうど耳鼻科の休診日(笑))

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月11日 (火)

舞台:蜷川「ペリクリーズ」★さいたま芸術劇場

■演目:ペリクリーズ
■原作:ウィリアム=シェイクスピア
■演出:蜷川幸雄
■出演:内野聖陽、田中裕子、白石加代子、瑳川哲朗、市村正親、他
■日時:2003年3月11日(火)19:00~
■会場:さいたま芸術劇場(与野本町)

蛇口から大ぶりのバケツに滴る水。
その水音が穿つのはバケツよりも時間のように見える。
この道具立ては、確かニナガワカンパニー「2001・待つ」で使っていた気がする。それとも別のやつだったかな?

いろいろと面白い舞台だった。
まず役者がだれもかれも巧い。巧いよね~。巧いと見てて楽だよね~。
内野聖陽はかっこいいし(老人になってからも「らしい」演技だったし)、田中裕子は身体のラインがきれいだし(きれいな線をつくって見せる、ということ)、瑳川哲朗は地味ながらポイントを抑えてるし(なんだか本当に今回は地味だった…)、市村正親は台詞回しが巧いし(最近ますます巧くなったんとちゃうか)。
そしてなんといっても白石加代子であろう。うまい。
あの、ダイオナイザがクリーオンに殺害の正当性を説くところなんか、親の情がびんびん伝わってきてすばらしい。聞いてて一瞬「なるほど」と思わされてしまう。彼女が母親としてマリーナを殺すのは、当然なのだと。

他の脇もうまい人々が固めていて、とにかく面白かった。
あのひととあのひとが同一人物だなんて~、と、思ったりとか(笑)。
早変わりも見事、劇場を縦横無尽に使い回すやり口も「やられた」という感じだった。
他にもいろいろ思ったことがあったんだけど、あんまりいろいろあって忘れちゃった(汗)。

個人的には、サイモニディーズのお茶目っぷりが好きである。
もう笑い転げてしまった。
コメディではないのだけれど、随所に笑いが仕込んであって、凄い。
シェイクスピアを「お堅い」と思っているひと、それは間違いです。
奴の頭はぐにゃぐにゃです。若々しいです。ときどき馬鹿馬鹿しいです。
台詞に「この時代でしか通用しない」というものがないのが凄い。

最後に大団円で終わったあと、傷つき倦み疲れた人々が現れて、時を穿つ水に手を伸べ、よろよろと立ち上がる(オープニングと同じ演出)。
まるで今までの話がただの、本当にただの、現実にはあり得ない「おとぎ話」でしかなかったかのように。
それは、劇場を出たあとも、観た者の意識を縛めてやまない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月10日 (月)

読書:『陋巷に在り』7・8巻★酒見賢一

■書名:陋巷に在り 7(医の巻)/8(冥の巻)
■著者:酒見賢一
■出版社:新潮社(新潮文庫)
■発行年月:2002年10月/2003年02月
■本体価格:552円/590円

はじめに。
途中から読んでも全然面白くないです。
まだの方は1巻から順を追って、登場人物をしっかり記憶しながら読みませう。
(キャラクター小説の気もあるので、登場人物がわからないとまるで面白くありません)

7巻のあらすじ。
費の反乱を危機一髪のところで鎮圧した孔子は、少正卯一派の実力を思い知らされていた。そこに突然、妖女・子蓉が面会を申し込んでくる。一方、子蓉の媚術により瀕死となった美少女・予(本当は女偏がつく)は、顔氏の里に運ばれ、南方から呼ばれた名医の診察を受ける。予は医の力によって救えると断言されるが……

8巻のあらすじ
妖女・子蓉の媚術により、陋巷の美少女・予は次第に病み衰えていく。満月の強大な魔力を利用する子蓉と巫医の神である祝融の力を借りる異形の南方医との、命を賭けた闘いが始まった。孔子最愛の弟子・顔回は、予の内に潜む鬼魅を制するために、薬草漬けの酒で一時的に意識を殺し、神・祝融の導きによりて九泉(仮の冥土)に向かったが……


え~、ものすごく省略すると、どっちの巻も「子蓉は強かった!!」で終わる(笑)。
あ、「強い!!」(現在形)でもいいです、別に、どっちでも彼女は気にすまい。

え~、そしてますます作者の悪ノリがひどくなり(これは誉めているのではナイ)、蘊蓄の嵐
私もさすがに切れた。
こんなことばかり書いてないで、本編書け!
だからどんどんつまらなくなるんだろうが!!

なんだか3分の1くらいは、「そもそも『医』とは……うんちく」といったハナシで、物語からすれば内容がない。
そしてそれらは、読者に苦痛を強いてまで読ませるべき話とも思えない。

あ~あ、1巻は面白かったのにな。
勢いがあって、蘊蓄までとても面白かった。
あれを読んでいたときは、「早く次が出ないかな」と思ったものだが、いまや思わない。
2巻までが花だった。

まぁ、好きに書きなさいよ。
そうやって好きにやれば、そのうち読者みんなから見放されるから。
ああ、カルトなファンは残るでしょうけど。

個人的にはあまりオススメしない(じゃあ書くな?)。
1巻だけが超オススメ(2巻も「超」ではないが大丈夫)。
とかって、2冊とも一晩で読んでしまった人間の言うべきことではないかもしれないが……(汗)。

▼7巻はこちら

▼8巻はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月 9日 (日)

屋根の写真

朝寝坊をした。
日曜だからいいかと思って目をこすりながら階下へ降りたら、寝ている間に屋根屋さんが来たらしく、郵便受けに名刺と写真が入っていた。
写真って、屋根の写真である。
ご丁寧に、一番最初のヒサンな状態から、板を張ったところ、そのうえに防水シートを載せたところ、そして瓦を葺いたところを順に撮ってある。つまり「間違いなく施工しましたよ」っていう証拠写真でもあるわけだ。

ホント、丁寧というか親切だなぁ、ここの屋根屋
感じのいいひとばっかりだったみたいだし。
ただ高かったケド(笑)。
(でも別にぼられたりはしていない、適正価格らしい)
おかげでうちの二階の屋根は綺麗になった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月 8日 (土)

ピースウォーク

行ってきました、ピースウォーク。
この行進の前にもイベントがあったりするらしかったが、それらはパスした。
午後4時ごろ、日比谷公園到着。
おお?
もうずらっと並んでいる。
ピンクのマフラー(スタッフの目印)をしたお姉さんを捕まえ、どこに行けばいいのか聞いたらこの列の一番最後に並んでくださいという。
最後尾まで歩いて並んだ。列は長かった。

プラカードを掲げているひとは思っていたよりずっと多く、私も何か用意してくればよかったと後悔(でもいいよね、歩くだけでも)。
中には面白いやつがあって、「make love, no war」という文章は普通なんだけど、真中にブッシュとブレアのキスシーンが(笑)。
もちろん合成写真であるが、見て笑ってしまった。「make love」ね、なるほど。

天気はとてもいいのだが、いかんせん寒い。ちゃんと着込んできてよかった。
風なんか吹くと震えちゃう。
しかもずっと列に立って待っているだけだし。
いい天気なのになぁ。
向こうの梅の下では、たくさんのすずめがちゅんちゅんと戯れていて気持ち良さそう。
地面をつついて、何か食べてるみたい。ナニを食べてるんだろう。
いいな。と、すずめを羨んでみたりして。
日なたでちゅんちゅんしているから、見ているとあったかそうな感じに見えるのだ。
でも実際の気温は寒い。
いや、すずめがどう思っていたかは知らないけれど。

延々待たされ、少しだけ列が動いたかな、というあたりで周りを見渡したらすぐそこに友人が(笑)。
彼が来ることは知っていたけれど、まさか現場でお会いするとは思わなかった。
でも会えてよかった。
このあと2時間以上、出発まで待たされたから。一人で待つより二人で待つほうがずっと楽だ。

途中の寒かった記憶は省くとして、結局、日比谷公園を出発できたのは18時半だった。
行進の、本当にしんがりのブロックだった。
私たちのすぐ後ろに、パーカッションの部隊がいて、彼らの音頭取りに合わせて「no war, no war!」と叫んだり「peace, peace!」と叫んだりしながら、銀座・東京まで歩いた。
信号でいちいち止まるのがうざったかった。
解散地点にたどりついたのは19時半。
ほぼ1時間、がなっていたわけで、喉がちょっと変になった(翌週もしばらく変だった)。

時折、賛意を示してくれる通行人もいたが、デモ部隊を見ようともしないひともいて、なかなか日本で大きなうねりを作るのは難しそうだと思った。
ただ、普通の若者がわりとたくさん参加していたようで、ちょっと安心したかな。
世の中には全く無関心なのかと思っていたから。

東京でのデモ参加者は4万人だったそうだ。
もうヒトケタほしいと思うのは、望みすぎなんだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月 7日 (金)

読書:『千年の愉楽』★中上健次

■書名:千年の愉楽
■著者:中上健次
■出版社:河出書房新社(河出文庫)
■発行年月:1992年10月
■本体価格:570円

あらすじ。
熊野の地を舞台に、高貴で不吉な血の宿命をもつ若者たち---色事師、荒くれ、夜盗、ヤクザら---の生と死を、神話的世界を通して過去・現在・未来に自在にうつし出す、新しい物語文学の誕生と謳われる名作。

前回、『重力の都』を読んだときは、もう吐き気がするほどの気持ち悪さにうなされかけたが、今回はそうでもなかった。
私が慣れたのか免疫ができてたのか、それとも向こうのほうが「短編」だからエッセンスの凝縮度が高かったのか。

まずは「面白い」と言っておこう。
私の好みじゃない登場人物ばかりであるのにもかかわらず、読み出すと止まらない。
しかも読みやすい文体では全然ない。
日本語としては全然、全く、これっぽちも美しくない(書き言葉として見るなら、だが)。
にもかかわらず止まらない。
それはたぶん、登場人物に惹かれるからでもなければストーリーの筋立てに引かれるからでもない。
ただ、作品の持つ異様な世界と、そこで紡ぎだされる「ものがたり」の物語性に、惹かれて止まないからなのだろう。

解説で吉本隆明が書いているとおり、これは「他界」のハナシなのである。
でも他界でありながら、われわれの世界にも属している。
完璧な他界ではない、一種の辺縁にある場なのかもしれない。

他界としての要素をふんだんに持つがゆえに、常識であるとか人倫であるとかいった枠組みは、ほとんど用を成さない。
それがいいとか悪いとかはない。
他界ゆえ、そもそも善悪の彼岸を超えているのだから。

物語の紡ぎ手であるオリュウノオバは、時空を超えて存在する。
ここ、「路地」において彼女を遮るものはない。
だれの誕生日も命日も覚えている彼女は、この世に生まれたときに赤子である彼らを親よりも早く自分の手に抱いた記憶を持つ産婆であるから(私の文、最近一寸長いですがこの作家の影響受けてるかも…)、だれのことも自分と関わりあることとして目を向け、喜び、悲しみ、怒る。

いったい彼女が今、生きているのか死んでいるのかも、読者には定かでない。
連作の最後なんか、彼女の通夜から始まるのに、そのあとずっと居るし…。
きっと、近代的な、一様で均質な流れたる「時間」というものは、あそこには存在しないのだ。
だから「順番が逆じゃないのか」といったくだらぬ質問も、受け付けてくれないのだ。

私が忘れられないのは、2本目の『六道の辻』の主人公、三好にまつわる言葉で、
「体から炎を吹きあげ、燃え上るようにして生きていけないのなら、首をくくって死んだほうがましだとうそぶいた」
というもの。
実際、三好は生きる熱を失い、首をくくって死んでしまうのだが、
この言葉は残った。

道徳的なもの、近代的価値観が破壊されないものしか読みたくないという方には、オススメしない(笑)。

▼この本はこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月 6日 (木)

予告宣伝 ~ for the sake of the world’s peace ~

今週の土曜日にピースウォークがあるそうだ。
イラクへの攻撃に反対しているひと、日本の戦争参加に反対しているひとにとっては、ピースウォークに参加することが自己表現と責任を果たすことになる。
私も今度は参加するつもり。
反対するにも心で思うだけでは伝わらないから。
行動で示さなければ、賛成側に荷担することにもなりかねない。

とゆーわけで、みなさまもぜひご参加ください。

2003/3/8(土)日比谷野外大音楽堂にて
13:00 オープン
14:00 ピースラリー(集会)スタート
15:30 パレード スタート
~日比谷野音そば西幸門~内幸町~新橋~銀座数寄屋橋~鍛冶橋駐車場~流れ解散(約2.5キロ/1時間弱)

▼詳しい情報はこちらのサイトで
http://www.worldpeacenow.jp/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月 5日 (水)

舞台:「寝盗られ宗介」★サザンシアター

■演目:寝盗られ宗介
■原作:つかこうへい
■演出・出演:山崎銀之丞
■出演:横山めぐみ、小川岳男、吉野紗香、他
■日時:2003年3月5日(水)19:00~
■会場:紀伊国屋サザンシアター(新宿)

さすが銀ちゃん(笑)、最近はご無沙汰なものの、長年つかこうへいのもとで演ってただけあって、つからしい作品世界だった。
妙なハナシだが、
本人よりもクラシックなつかこうへいの舞台を見ているような思いがした。

台詞回しが早い早い。そしてよく喋る。鍛えてあるね(笑)。

脚本そのものがやや毒性が薄いようで(それとも私が慣れすぎたのか?)、
「こいつサイテー」という思いと、それによるどんでん返しは生まれてこなかったが、
まあまあ。
良質の舞台だった。
はっ。
つかの舞台で「良質」なんて言ったら、けなし言葉になっちゃうのか?(汗)

女優陣が今ひとつなところがあってちょっと残念だったが、総じて面白かった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月 4日 (火)

映画:「ロード・オブ・ザ・リング ~二つの塔~」

昨日、会社を休んで日中見に行ってきた。
さすがに日中は空いていた。おかげでかなりいい席で見られたと思う。

いや~、面白かった。
ちょこまか「これは原作にはないぜ」といったところがあるけど、
逆にそうした部分を自分たちの想像力を使って映像化してやろうとする気概や良し。

ギムリかわいい(笑)。すごく可笑しい。
けっこー救いのなさそうな局面に何度もぶち当たらなきゃいけないんだけど、
そうした局面と局面との間にギムリが出てくると、笑いが取れる。

レゴラスのアクロバティック乗馬は凄かった。
あんなことができること自体驚異だが、それを「やろう」と思いつくスタッフもなかなか…。

そして相変わらずカッコイイ、ストライダー。
汚いカッコでぼさぼさしてるほうがカッコイイですな、あの男は(見た目)。

ゴラムは、やっぱりCGだった。
でも俳優がちゃんといるのだ。どうしてか? それは自分で調べてね(笑)。
なかなか頭のいいやり方だと思った。

キャストはもちろん力があって凄くいいのだが、
それにもましてスタッフの力を感じる。
いろんなところに「あっ、こんなことやってる」といった「芸」が仕込まれていて、
いろんな部分で、表現力の限界への挑戦がなされているように思う。
そうやって観る者を楽しませてくれるのだ。
まぁ、百聞は一見に如かず、一度はぜひ劇場へ見に行くことをオススメする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月 3日 (月)

桃の節句

今日は会社をお休みした。
仕事もひと区切りついてきたことだし、代休をさっさと消化したのだ。

映画を見に行こうと外出。その前に、用事があって中野に寄った。
駅前を通り抜けようとしたら、南口で桃の枝を配っていた。
「最後尾はこちらではありません、あちらからお並びください!」
なんてスタッフが叫んで、ひとを並ばせている。
割と人気が高いらしい。
私も時間があれば並んだってよかったんだが、映画に間に合わなくなるといけないので、そのまま通り過ぎた。
桃は甲斐の国からやってきた、はっとするような濃いピンクの、八重咲の美しい花だった。

はっ。
桃って、うちにも桃の木があるじゃん(あんな鮮やかなピンクじゃないけど)。そもそももらう必要がないや。
でも今、庭の桃の木がどんな様子だか、全然知らなかったりする(笑)。
今度見なきゃ。
手元不如意。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月 2日 (日)

栃木の藤

昨日乗った電車がたまたまAD TRAINだった。
全車両、同一シリーズの広告で埋められているやつだ。
広告は、栃木県の広告で、どちらを向いても風光明媚な景色やら美味しそうな食べ物やらの写真で満杯。
ピンクを背景色にしており、春らしさを感じた。
餃子や蕎麦やイチゴがなんとも旨そうで……思わずお腹が空いちゃったりなんかして。

食べ物の写真もよかったが、一番気になったのは藤棚の写真だった。
それも真っ白な藤棚。
確かフラワーパークとか書いてあったような気がするが、本当にあんな白い藤棚が見られるなら、行ってみたいものだ。
4月下旬に、頑張って見に行こうかな。
(そのころにはこんな話もすっかり忘れているって説もある(笑))

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年3月 1日 (土)

JR中央線

用があって出かけた。知り合いと中央線のホームで新宿方面の電車を待っており、やってきたので乗ろうとした。
あいにく、一番後ろのほうにいたため、乗り込むのも最後になった……と、
おや?

目の前でドアが音もなく閉まり、そこにはクビを挟まれた男の人が。
なんだ!? 早すぎるぞ!! だいたい安全確認してないのか!?
さすがにクビは10センチ以上あるから、もう一度扉が開いた。が、またすぐに閉じようとする。しかも列車は止まらず、走りだしたまま。
一緒に電車を待っていた4人のうち、1人だけ乗り込んだけれど、あとは乗れずじまいだった。
私たちだけでなく、ひとつ向こうのドアの前にも乗れなかった人々が4人ほど残っていた。

私たちは毎日毎日電車を使って生きているのだ。
電車の扉がだいたいどういうタイミングで閉まるかなんて、身体で覚えている。
それがあまりにも早すぎ、しかもあまりにも安全を無視したやりようだったので、怒りを通り越して呆れる以外なかった。

そしてなぜかホームには駅員がいない。
どうして駅員がいないんだ?
中央線は、飛び込み防止のために駅員を増やしたのではなかったか?
駅員がいれば「なんだ、今のは」と文句の一つも言えたろうが、わざわざ改札口まで階段をおりてまで言いに行く気は起きない。
とにかくひどかった。
おかしいんじゃないか、あの車掌。
あんなおっそろしー運転してれば、そりゃーしょっちゅう止まるわ、電車も。

次にきた電車は東西線だったので乗れなかった。ああ、腹立つ。
結局、その次にきた16:49高円寺発の中央線で新宿に向かった。

中央線は危険でいっぱい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2003年2月 | トップページ | 2003年4月 »