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2003年2月21日 (金)

コンサート:第57回定期演奏会★バッハ・コレギウム・ジャパン 2月21日(金)

■会名:ライプツィヒ時代1724年のカンタータ9
■演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン
■独唱:野々下由香里(ソプラノ)、ダニエル=テイラー(カウンターテナー)、櫻 田亮(テノール)、ペーター=コーイ(バス)
■日時:2003年2月21日(金)19:00~
■会場:東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)
■曲目:プレリュードとフーガ イ短調 BWV543(オルガン独奏:今井奈緒子)
    カンタータ第114番『ああ、愛するキリスト者、慰めを受けよ』BWV114
    カンタータ第99番『神の業こそ、麗しい』BWV99
    カンタータ第78番『イエスよ、あなたはわが魂を』BWV78

いやあ、よく寝た。気持ちよかった(笑)。
バッハの音楽(しかもナマ)を聴きながら眠るなんて、最高の贅沢ですね(笑)。
いやもう疲れ果てていたのよ。勘弁して。

寝ていたといっても、本当に熟睡していたわけではない(言い訳のよーだ)。
メロディは耳に届いているのだが、集中して聴いていないから「馬耳東風」に近い状態というだけ。

それでも最終曲の第2曲、ソプラノとアルト(カウンターテナー)のアリア・デュエットはあまりに美しくて、さすがに寝ていられずに起きました。
綺麗だったなぁ。
何度でも聴きたいようなアリアだった。
今日は野々下さんがすごく声が伸びていて、よく響いていた。まるでダニエル=テイラーさんに感化されたかのよう。彼のカウンターテナーは非常に響きのよい、豊潤な歌声だったから。

いつものアンコールで、カンタータ第99番のコラールを再演奏。
鈴木雅明氏の「もっとも好きなコラールの一つ」だそうで。
このとき、ふっと気がついたらチェロの奏者(鈴木秀美さん)とコントラバスの奏者(今手許に資料がないのでお名前がわからない…)が、合唱と一緒に歌を口ずさんでいた。ちゃんとその言葉を歌っているとわかる。なぜだか感動した。

結局、音楽を聴きに行ったというよりは、リラックスしに行ったみたいだった(笑)。
そういうのもたまにはいいか。

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