« 2002年12月 | トップページ | 2003年2月 »

2003年1月の記事

2003年1月31日 (金)

告知。

あるところからメールが届いた。
「えっ」
件名と内容を読んで、心から驚いた。
なくなってしまうなんて。

慶應大学三田校舎の一角に、イサム=ノグチがデザインした部屋があることは、前から知っていた。ただ、なんとなく見に行かないで放ってあった。
だって、ずっとあるものだと思っていたのだ。
まさか取り壊されるなんて。

より正確に言えば、校舎建て替えのために「移築」されるので、部屋のデザイン自体はなくならないのかもしれない。
ただ、あのノグチルーム(と呼ばれる)は、建築家谷口吉郎とのコラボレーションで、建物がなくなること自体がそもそもデザインの破壊に他ならない。
それに、庭はどうするのだ、庭は! ノグチは空間の彫刻家だ。庭まで含めてこそのノグチルームではないか!!!!!

というわけで、お願いです。
現在、ノグチルームの保存について、慶應大学宛に署名運動が行われています。
かの芸術的遺産を残すために、ご賛同いただける方はぜひ署名をお願いします。
以下は、回ってきたメールより転載したものです。

★「署名の仕方」の部分に、一部私自身による説明が付加されていますが、署名用テキストは原文のままです。
また、コピーがうまくいかない場合は、以下のテキストをダウンロードしてみてください。
★http://www.eskiyolcu.com/noguchi_sign.txt★

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

<ノグチルーム署名運動ご協力のお願い>

慶應大学三田キャンパスにある新萬来舎は、新しい大学院校舎建設のため解体されます。新萬来舎の一階に位置するノグチルーム(休憩室と庭園)もそれに伴い解体され、一部分は新大学院校舎に移築されることになっており、現在その着工が迫っている状態です。
 
建築家谷口吉郎と彫刻家イサムノグチによってデザインされた、この文化的・歴史的に多大な価値のあるノグチルームは、サイトスペスィフィックな芸術作品であり、慶應大学にこれを保存することを要求するのが、以下の署名運動になります。
(私達が10月から12月の第三週末にノグチルーム内で行ったプロジェクト萬来喫茶においても、その庭園とともにある暖かい空間の雰囲気はかけがえの無いものであるということを実感致しました。)
それではまだ紙メディアの署名を済まされていない方で、趣旨にご賛同いただける方は、署名を下記の要領でノグチ財団までお送りくださいます様、よろしくお願い致します。

1)署名の仕方
以下の手紙を、メールのテキスト欄にコピーしてください。
一番最後の名前(Reiko Tomii)の後に、ローマ字で氏名、所属、市町村名をいれてください。

※既にある署名を見る限り、「所属」はナシで、名前と都市名だけでもいいようです。
【例】Hanako Tohdai, Yayoi-cho, Bunkyo-ku, Tokyo


2)署名の送り先(ノグチ財団の代表・ショウジサダオ氏宛)
Shoji Sadao, Executive Director
The Isamu Noguchi Foundation, Inc.
sadao@noguchi.org

..........................................................................

Prof. Yuichiro Anzai
President, Keio University
2-15-45 Mita
Minato-ku, Tokyo 108-8345


Dear Prof. Anzai:

It has come to our attention that Keio University is seriously considering the demolition of Old Laboratory Bldg. 2 which houses the "Shinbanraisha/Noguchi Room" and the sculpture garden that is contiguous with the Noguchi Room. This facility was designed in 1951 in a collaboration between the distinguished Japanese architect, Yoshiro Taniguchi and the eminent Japanese-American sculptor, Isamu Noguchi.

May we point out that the Noguchi Room and Sculpture Garden are of tremendous art historical value having been constructed at a critical period in the development of Modern Art in Japan. Coming out of a devastating war with little to inspire or encourage their development, it was an inspiration to a whole generation of architects and artists who were only vaguely aware of the modern art movement in Europe and America. The Noguchi Room together with the contiguous garden with Noguchi¹s sculpture "Mu" and "Wakai Hito" is an internationally recognized masterpiece of post-war modern architecture and art in Japan.

As members of the international community concerned with the arts and its role in society we, the undersigned, support the Japanese efforts to preserve this site-specific work of art as a monument to the spirit of international cultural collaboration and respectfully urge that Keio University not destroy its own cultural heritage by demolishing or relocating this work of art.

INTERNATIONAL COMMITTEE TO PRESERVE SHINBANRAISHA

Shoji Sadao, Trustee of The Isamu Noguchi Foundation of Japan, Inc.

Richard Lanier, President of The Asian Cultural Council

Martin Friedman, Director Emeritus, The Walker Art Center


SUPPORTERS

Georg Kochi, Representative, Asian Cultural Council, Japan-US Arts Program, Tokyo

Hugh Hardy, Architect, Hardy Holzman Pfeiffer, New York, NY

Bonnie Rychlak, Artist, New York, NY

Neil Printz, Editor, Isamu Noguchi Catalogue Raisonné, New York

Amy Hau, New York, NY

Priscilla Morgan, MPM Productions, New York

Ralph Samuelson, Director, Asian Cultural Council, New York

Bert Winther-Tamaki, Assoc. Prof., University of California, Irvine, CA

Peter Duus, William H. Bosall Prof. of History, Stanford University, CA

Miyeko Murase, Prof. Emerita Columbia University, Special Consultant on Japanese Art Metropolitan Museum of Art, New York, NY

Alfred M. Prince, MD, Virologist, NY Blood Center, New York, NY

Noriko Yamamoto, Artist, Pound Ridge, NY

Reiko Tomii, independent scholar, NYC


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月30日 (木)

OSインストール

PowerBook復旧作業、第三弾。

OSのインストールをした。
最近、巷を騒がせている(?)OS Xではなく、まだMacOS 9である。
そろそろOS Xにしようかとも思うのだが……めんどくさいんだよね、OSの移行って。
特にこういうふうに断絶してる場合。
作業環境確保のため、好奇心をかみ殺し、とりあえずは9のままにした。

これは今までの復旧作業に比べて、あっさり終わった。
ああ、よかった。とりあえず無事に済んだ。

あとはアプリケーションのインストール地獄が待つばかり也。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月29日 (水)

初期化

PowerBook復旧作業、第二弾(笑)。

会社から帰って、ご飯を食べて、さあ、初期化するぞ!
もちろん、やるからには「全部0(ゼロ)」にしなきゃ。

って、初期化を始めたら、これも今日中に終わりそうにない。
翌日の朝……まではかからないんだが、週のど真ん中で夜中の3時とか4時まで起きているのは無理。
仕方ないので電源を入れっぱなし、パソコンは働かせたまま、自分は寝た。
昔は初期化ごときにこんなに時間かからなかった……気がする……いや、ウソかも……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月28日 (火)

検証

ようやく余裕ができたので、PowerBook復旧作業にやっとこさ手をつけた(一ヶ月も放っておくなって……)。

お壊れになったのは起動用パーテだけだったが、この際、全パーテ初期化することにした。
まずはドライブ設定で、検証だ!

って、検証を始めたら今日中に終わらなかった。
翌日の朝まで放っておく羽目に。
30GBでこれじゃあ、iMacの80GBなんかどーすればいいの……(壊さなきゃいいって?)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月27日 (月)

電気ポット

先週から電気ポットが壊れてしまって、往生していた。
沸騰はするんだけど、ボタンを押してもお湯が出てこない(笑)。

ちょうど父親が東京に出てきたので、早速見てもらった。
父親は、ポットを分解し、きれいに掃除して、組み立て直した。
直った(笑)。
(どうやらボタンの接触面がコベコベに汚れていたらしい、つまり接触不良)

よかった、新しいの買わないで済んで。
電気屋は泣くかもしれないけど。

それにしても最近の電化製品って、買ってから壊れるまでが早い気がする。
壊れないと新商品を買ってもらえないから?
電子制御が増えて精密機器化してるから?
もうちょっともちがいいものを作ってほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月26日 (日)

卒寿

今日はおばあちゃんの卒寿をお祝いした。
といっても大げさなものではなくて、おばあちゃんの家に集まって高価なお弁当を食べるくらい。

参加者は、おばあちゃん、その娘二人、息子一人(私の父だ)、その嫁(母だ)。
あとは孫の代が4人。私と、従兄と、妹夫婦だ。
こうやって書いてみると、人数少ないな…。
あとひとり、従妹が来るはずだったのだが、風邪でダウンしてしまった。
ちなみに私も風邪で調子が悪かったが、何しろ歩いて5分のところなので、1~2時間参加した。
従兄とは久しぶりに会って、久しぶりに話した。
なんだか会社づとめがヒサンらしい。家に帰るのが毎日夜中の2時ぐらい。6時には起きるから、4時間しか寝られないとか。過労死まっしぐらコースだ。若い頃、バレーボールで鍛えてたからもってるんだろうけど、私たちももう若くないしねぇ……。日本の社会(経済か?)、何かが狂ってる。

おばあちゃんは元気だった。
腰痛があるのでほとんど動かないけれど、頭と口はよく回っていた(だから話すときいつも年齢を忘れてしまう)。
お客様の立場なのに、あれこれと場を仕切っていた。
白寿までこの調子で頑張ってほしいな。

美濃吉のお弁当は美味しかったけれど、母に言わせると前回(米寿)のときほど豪華ではなかったそうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月25日 (土)

睡眠日

寝た。一日中。

午前中、近所のお医者さんへ行って薬をもらった。
あとはどうしても中野に行く用事があって、それだけ往復したけれど、残りの時間はほとんど睡眠に費やした。
でも夜になって起きても、風邪はよくなっていなかった……。

ときどきこーやって死んだように眠る日を作っている気がする。
もっと日ごろから身体を休めるようにしておかないといけない。
だから土日も適当に休養日としなければならないのだが、会社の憂さをはらしたくて遊ぶ用事を土日に入れてしまうんだな~。
そして土日の遊びによる疲労も翌週に加算されて、最後に溜まり溜まってぱったりとするわけだ。
いかん。
どこかで立て直さないと。

そして昼間寝すぎで、夜は寝付かれなかった(笑)。
何のために寝たんだか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月24日 (金)

ナマ熊

営業が新たな仕事を放り投げてきた。
またか~。またこーゆーキツイのか~。
例によって予告も説明もないし、いい加減うんざりだなぁ……

と、ぐちぐち思いながら、業務の受注番号と品名を確認していたら、
「……ナマ熊???

書名のなかに「生態」という言葉が入っているのだが、そこが「生熊」になっている。
お~い………。
封筒に貼り付けた送り状にも「生熊」と書いてあって、なんだかもう……
営業さんの字が綺麗なだけに、違和感もひとしおであった(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月23日 (木)

舞台:「ピルグリム」★新国立劇場

■演目:ピルグリム
■脚本・演出:鴻上尚史
■出演:市川右近、富田靖子、山本耕史、他
■日時:2003年1月23日(木)19:00~
■会場:オペラシティ・新国立劇場(新宿あるいは初台)

ピルグリム pilgrim とは、巡礼、あるいはさすらい人のことである。

人はみな巡礼のようなもの。「本当の自分」「理想の自分」を探して、人生という道を旅する。
「本当の自分」「理想の自分」は今、ここにはいない。今ここにいるのは「今の自分」だけ。
けれども本当に「ここにはいない」のだろうか?
私たちの目に見えないだけで、本当は「理想の自分」も影のように寄り添って、今現在もここに存在しているのではないのか。
無くて、在るもの。それは幽霊(ゴースト)に似ている。

劇中では何度か「オバケ」や「ウワサ(都市伝説)」について言及される。
それらは「ウソである」「存在しない話である」とされながらも、問題を提起する。
「ウソである」と確定されるまでの間(あるいはその後も)、その「ウワサ」の内容は、本当に存在しないものなのか?
それはちょうど、劇中でも出てきた戦争責任の話のように、「国民は軍に利用されていた」「軍の兵士たちは上官に、上官たちはそのまた上官に利用されていた」「(最高責任者であるはずの)天皇は利用されただけだった」となって、だれも責任をとる者がいないままに終わるのか。それでいいのか。

いや、そうではないのである。
こうしたオバケのような「話」でも、人びとに語られる以上、ある重みをもって存在している。
「人ブタにされる」という「話」が、真実ではなかったと語られ、その瞬間に否定されたとしても、語られる以前に「人ブタ」が存在したかどうかまでは否定できない。実は存在していたかもしれないのだ。どんな形で、であるかは想像しようがないのだけれど。
「ウワサ」、それは、在りて無いもの。まさに幽霊(ゴースト)である。

この演出家の舞台を何度か見て、どうしてウワサやチェインメール、ファントム・ペインなどの「本当には無いもの」にこだわるのか、ぼんやりと疑問に思っていたのだが、この辺に解答がありそうだ。
インターネットで一時期流行っていた(今も?)「スナフキンの手紙」。これも、以前の舞台で、なかなか興味深いかたちで取り上げられていた。
「スナフキンの手紙」は一種のお遊び、サービスである。メールアドレスを登録しておくと、毎日「スナフキン」からメールが届く。今はロシアにいるだとかギリシアの神殿を見てきただとかいった内容が書かれているらしい(私は結局やらなかった)。

単なるプログラムである。冷静に考えれば、スナフキンが実際にロシアへ行ったりギリシアへ行ったりしているわけではない。ウソだとわかっていて、人びとは仮想現実を楽しむのだ。
だが、本当に? 本当にスナフキンは存在しないか? 本当にギリシアには居ないのか?
それが本当に「無い」ことだと、どうして言えるのか?
ウソだろうとでまかせだろうと無機質なコンピュータプログラムであろうと、何かが語られたときに、それの存在を否定しうるものは、果たしてあるのだろうか。

在りて無いもの。無くて在るもの。
劇中では「思い」という重みや、「目に見えない私」に形を変えて現れるそれらも、この演出家風にいうなら「語られた共同体内」において存在しているのだ。

しかし、「理想の私(目に見えない私=無くて在るもの)」が本当に在るのだとすれば、「今の私」はいったい何なのか。
「今の私」、それはおそらく、在りて無いものなのだ。
私たちが思うよりずっと、「今の私」の存在は危うい。
あるべき姿を求めて旅する巡礼たちの姿は、たえず変化している。
「オアシス」が終着駅ではなく、道中の憩いの場にすぎないように、「今の私」の姿は一瞬も定まらない仮の姿であり、単なる「通過点」である。
そんなはかないものを、在るといえるか……。
(だいたい「在りて在るもの」と名乗れるのは神サマだけと、何千年も前から決まっておる)

と、ぐっちゃぐっちゃとくだらないことを考えていたら、言葉にするのに一週間かかった(汗)。
劇自体の評価は、ん~、その人の好みによるでしょう(はっ! あらすじ書いてない! ま、いいか)。
軽妙な笑いがあちこちに散りばめられていたのはさすがというべきか。
あと、富田靖子はとてもがんばっていた。

私としては、確かにものすごく考えを膨らませることができたけれど、「感情移入ができなぁーい!!」という最大の難点があって、二重丸をあげることができない(笑)。
なんでだろうな~。
こういう新しい世代の劇のほうが自分たちに近い人物が出てくるものなのに、今の世界とはかけはなれた古典劇のほうが、人物に対して怒ったり、一緒に泣いたり笑ったりしやすい。
劇そのものの質が変わってきているのか、それとも演出家が人間の感情に興味ないだけか…?

余談だが、新国立劇場は家から近くていい。とっても便利。
本当はもう少しいろいろ見に行きたいのだが、体力とお金が続かないのであった……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月22日 (水)

たそがれる清兵衛

ちょっと前の話になってしまうが、
両親が「今日は映画を見に行く」というので、何を見に行くのか尋ねたら、
母「お父さん、藤沢周平のが見たいんだって。ほら、『ぶらり半兵衛』ってやつ」
父「『たそがれ清兵衛』だっ!」
私「『たそがれ清兵衛』でしょ!?」
どっから出てきたんだ、その「ぶらり半兵衛」は……(汗)

その後、最近になって母が妹に電話したとき、その映画のことが話題にのぼったらしい。
母「映画見たよ。ほら、藤沢周平の…」
妹「ああ、『居酒屋清兵衛』ね」

いつから居酒屋始めたんだっ!!
次から次へと勝手につくるなあああああ!!(笑)

「でもうまいネーミングだと思わない?」
両者とも反省の色なし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月21日 (火)

読書:『よろずや平四郎活人剣』★藤沢周平

■著者名:藤沢周平
■出版社:文芸春秋(文春文庫)
■発行年月:1985年12月
■販売価格:上下巻・各590円(税抜)

「喧嘩、口論、探し物、その他よろずもめごと仲裁つかまつり候」。
神名平四郎は旗本の食い詰め三男(くらい)。妾腹の子というのもあって、道場で知り合った明石半太夫に「自分たちで道場を開かないか」と持ちかけられ、一も二もなく同意、家からなけなしの5両をもらって差し出したが明石はそれを持って夜逃げしてしまった……。
今さら神名の家には戻れず、裏店に棲みついた彼が考え出した奇妙な仕事とは、「よろずもめごと仲裁」だった……。

いやぁ、面白い。
世の中にもめごとは山のようにあるが、「金を払って他人に解決してもらおう」と思う人間はほとんどいない(笑)。
神名の甘い思惑は外れ、最初は全然客が来ない。
それでも友人の北見に紹介してもらったりして糊口を凌いでいく「食い詰め浪人」ぶりが、なかなかリアルで楽しい。
ただこの神名、剣術の腕は立つ。ついでに弁舌も立つ(笑)。
そのうちに「よろずもめごと仲裁人」の名前も口コミで広まって……

この「よろずもめごと」は、市井のひとびとが相手である。
夫婦喧嘩から、恐喝、誘拐、いろんなケースが登場してくる。
それとは別に、全連載を通して、2本のストーリーが用意されている。
一本は「ご政道」。
平四郎の兄(バリバリの目付け)を通して、天下の大きな流れが語られていく。もちろん剣戟つき。
もう一本は「恋愛」である。
平四郎には一応いいなずけがいた。しかしその早苗といういいなずけであり平四郎の初恋の相手である娘の家は潰れてしまって、今ではどこにいるのかわからない……。

いやぁ、やっぱり藤沢ってうまいわ。
読ませる読ませる。
上下巻二巻組だが、あっという間に読んでしまった。
江戸モノが好きな方には特にオススメ。


▼この本はこちら

よろずや平四郎活人剣〈上〉 (文春文庫)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月20日 (月)

喉風邪

またぶり返してしまった。
夕方から喉が痛い。
家に帰って「喉が痛い」といったら、母親にガミガミ怒られた(だいたい病気をすると怒られるものと決まっている)。

何がいけなかったのかなぁ。
やっぱり18日の退官記念パーティにおめかしすべく、美容院に行ったのがいけなかったんだろうか?
確かに、冬に髪を切るとものすごい高確率で風邪を引く。
でも切ったといっても5センチくらいだし、注意してたんだけどなぁ。
それとも昨日、寒い地方の友人宅に遊びに行ったのがいけなかったんだろうか?(都内より3度は寒かった)
それとも今日、会社で速攻でうつされたんだろうか?(相変わらず風邪引きは多い)

「過労だ!! 早く寝ろっ!!」と、また母に怒鳴られた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月19日 (日)

ナイトメア・ビフォア・クリスマス★サウンドトラック盤

ご存知、ティム=バートンのアニメ映画のサントラ。アニメといっても二次元じゃないけれど。
また最近よく聴くようになった。
(クリスマスはもう遠くなったというのに……)

曲を書いたダニー=エルフマンは、「バットマン」や「猿の惑星」でもバートンとタッグを組んでいる。
他に、「スパイダーマン」の音楽も手がけたようだ。
ツボを抑えた曲ばかりで、好き。
しかも聴いていると「こ、これはエルフマン節…!」とわかる節回しがあるから、面白い。
ちなみに主人公のジャックの声優は別人だが、ジャックのパートだけエルフマンが歌を担当しているようだ。

ナイトメア・ビフォア・クリスマスのサントラで、現在一番のお気に入りはウギ・ブギの歌。
13曲目かな。
14曲目のサリーのソロも大大大大好きなんだけど、今はウギ・ブギにはまっている(笑)。
いやぁ、歌詞なんかを聞いてるとおっかしくって。
捕まったサンタクロースが「どうするつもりだ!?」って訊くと「ベストを尽くすのさ」なんてニクイ答を返したりして。
何度聴いても楽しい。
他の曲に比べて、歌詞がやさしくてわかりやすいというのも要素なのかな。
(※ウギ・ブギは悪役です、ちなみに)

ま、さすがに映画を一度見ていないと、聴いても楽しくないです。
私はバートンのファンなので、一も二もなくオススメしますが。




▼このCDはこちら。

▼この映画のDVDはこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月18日 (土)

退官記念パーティ

本日はお世話になった大学教授の退官記念パーティがあった。
本来は出社日なのだが、当然休暇を取って、おめかししてレッツゴー。

行ってみたらばまるで同窓会。いるはいるは、懐かしい面々が。
同期生や先輩後輩はもちろん、先生方もず~っとお会いしていなかったから、皆さん懐かしい。
2~3名を除いて、ほとんどの知り合いに会えたような気がする。

もちろんちゃんと当の先生にもご挨拶した。
1時間くらい余裕を持って行ったので、会の始まる前にいくらかお喋りすることもできた。
先生は相変わらず素敵な服装をしていた。

パーティはごくごくオーソドックスな進行だった。
立食形式で、歓談の合間に数名の談話が入る。
今回はかなりいろんなひととお喋りできて、楽しかった。
おっと、主眼はもちろん退官なさる先生を感謝を持ってお送りすることですが。

それにしても、大学時代にお世話になった教授方のうち、残っているのはあと4人。
そのうち、一番お世話になった先生は来年でご退官だし、もうあの大学とも縁が切れるような気がして、かなり淋しい(大学と縁が切れるのが淋しいんじゃなくて、知ってる教授がいなくなっちゃうのが淋しいの)。

最後に二次会にも参加して、某先輩と「最終講義をやるべきか」などについて酔っ払いの議論を交わし、「じゃあ私は文章を書いてもらうようプッシュしますから、先輩は講義してもらうようプッシュしてください」とわけのわからない取り決めを交わして別れた。
●●先生、来年は五月蝿いのが嘴突っ込みますので、覚悟しておいてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月17日 (金)

ワイドクラフトテープ

PP加工の紙テープ。
箱や空き缶に貼って、リフォームするのに使う。
このあいだハンズで見かけてから、ずっと目をつけていたのだ。

東急ハンズ閉店間際に駆け込んで、さあ、何階だ?(笑)
とりあえずありそうなところを下からあたっていく。
ありました、ありました。
10センチ幅×30メートル長のでかい奴が。
レンガ模様とデニムと花柄タイルと、数種類あったうちの「木目」を買った。
1580円もした。思ったより価格が張るなぁ。
でもまぁ、単位面積あたりで考えれば、100円ショップなんかで買うよりも安いわけだから……。

お家に帰って、早速空き箱に貼ってみた。
う~ん、いい感じ。
10センチ幅だからサクサク貼れるし(何回も巻きつける必要がない)、柄も見ていて楽しいし、なかなかお買い得であった。
こういうの買っちゃうと、その辺に転がっている空き箱という空き箱に貼りたくなるんだよね(笑)。
問題はそのリフォームした空き箱を何に使うかなんだけれど……。
だれかいいアイディア、ないですか?(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月16日 (木)

紙管棚の客

一昨日の話。ちょっと古いけど。

月曜日に紙管の棚を組み上げたが、押入れの整理をしている暇がないので、そのまま1階に放置してあった。
棚の一番上にあたるジョイントには、まだ蓋をかぶせていないので、丸い小さな筒状の孔がある。もっと段を高くするときはそこに紙管を差し込むようになっているわけだ。

火曜日、会社から帰ってみたら、そのてっぺんにブタ(のぬいぐるみ)がはまっているっ!!
「だれ、こんなことしたの!?」
すぐそこに母親がいたので、もしかして?と思って聞いたら(つい叫んだ気がする…)、
「お父さんに決まってるでしょ」

父親は中国地方に単身赴任中だが、先の週末から東京に出てきていた(お仕事で、だよ)。
組み立てられた紙管棚を見ていて、ちょうどそこらに転がっていたブタ(のぬいぐるみ)がいいサイズなのを見て、はめたらしい……。
母がふっと気づいたときにはもうはまっていて、驚いたそうだ。驚くのも無理はない、玄関から居間に入ると、まさにはまったブタ(のぬいぐるみ)の顔が目に飛び込んでくるのだ。そーゆー位置だったのだ。

お父さんって……ヘンなひと……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月15日 (水)

チョコQ

親会社の組合の旗開きにちょっと出てみた。
(私の勤めている先は子会社で、組合なんかナイ)
ビンゴゲームがあった。
変わったビンゴゲームで、ビンゴが揃うとクジを引く。
そのクジの番号で景品が変わるってゆー……。
つまり、いつものビンゴゲームのように「早い者勝ち」ではなかった(笑)。

私も最後のほうにビンゴを当てたけれど、クジが一番下のランクで(笑)。
景品にチョコQをもらった。
卵形のチョコを食べると、中から動物のフィギュアが出てくるやつだ。
自分では絶対に買わないものなので、面白いといえば面白かった。
(本当はDVDプレイヤーを当てたかった……)

フィギュアは4つくらいのパーツに分かれているが簡単に組み立てられる。
うまくできていて、パッと見では組み立てとわからない。一体成形みたい。
私のチョコQの中身は、短足の猫(黒)だった。
ああ、でもどうせならデメキンが欲しかったな(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月14日 (火)

紙管

先週の土曜日に紙管とジョイントと棚板を買い込んだ。
押入れの中に簡単な棚を作って、ちょっと整理しようと思ったのだ。
2×3段の棚にするべく管をそろえていったら、いつの間にかすごい数になっていた。
重いの重くないの。
でも「お持ち帰りですか?」と聞かれてつい「はい」と答えてしまった。
だって新宿から20分なのに、1000円かけて配送するなんて~。
と、思ってケチったのだが、あとで結構後悔した(笑)。
めちゃくちゃ重かった。

今日は夜帰ってから、棚を組み立てた。
ちょっと力とコツがいる。
いったんジョイントと管を組んでしまうと、なかなか外れないので、間違わないように気をつけて組んだ。
でも間違った(涙)。
数本、似たような長さの管と間違って組んじゃって……ジョイントを壊さないように外すのが大変だった。

まぁちょびっと苦労したけれど、棚はできあがった。
しかし……高すぎたか?(汗)
1階で組み立てたので、大きさがどんな塩梅かは自分の部屋に持ってってみないとわからないが、いくらなんでも高すぎたかも。
おかしい。ちゃんと考えて買ったのに……ま、いいか。
時間をみつけて短い管を買いに行って、時間を見つけて押入れの整理をしよう(ほとんどPC用品ってとこが…)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月13日 (月)

みそピーナッツ

中野へ行った。
駅から5分か10分歩いたところに、但馬屋というお菓子屋がある。
あられやおせんべい、おかきなんかの乾いた和菓子を売っているお店だ。
いつも「美味しそう」と思いながら素通りするのだが、今日はなぜかピーナッツと目が合ってしまった。
糖衣のピーナッツ。この店で作られているらしい。
美味しそう。
3種類くらいあったのだが、最初に目が合った「みそピーナッツ」を手に取った。
300円だった。

お家に帰って親と食べた。美味しかった。
とくに母は大好物なので、3日のうちにはなくなるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月12日 (日)

大学ラグビー決勝によせて

今日じゃなくて昨日の話なのだが。

やはり予想通り早稲田が勝った。今年は強いもん(去年も結構強かったけど、今年はもっと凄い)。
ここ12年くらい、早大は優勝していなかったのに、監督が清宮氏に変わってからめきめきと力をあげ、あっという間に優勝まで漕ぎつけてしまった。
監督って、偉大だな~。
(別に選手は偉大ではないという意味ではナイ)
フルバックがイマイチなのが気になったけど、ロックもウィングもあれだけ走るんだから問題なし。
すごいスピードだった。
でも、それだけ強くても社会人には勝てないんだよね~(涙)。

関東学院はミスが多すぎた。
早稲田の攻撃も守備も厳しかったから、プレッシャーがかかってミスが出やすくなるのはわかるけど、ちょっとひどかったかな。
あんなにペナルティ出しちゃダメだ。
関東学院にはもっと胸のすくような美しいプレイをしてほしかった。
ただ「うまい」プレイじゃなくて。
それでも彼ら(淵上、立川、仙波、他にもたくさん)が彗星のように現れたときの嬉しい驚きは、どうやっても再現できないだろうけど(笑)。

まぁ、明治と早稲田と慶応しかいなかったあの頃に比べれば(遠い目)、格段に面白い。
その後、大東文化、同志社が参入してやっと優勝候補にのぼる大学が5つに増えた。
そんなだったのが、今やかなりの混戦で、名門の明大・早大・慶大が準決勝に残れなかったりするんだから、面白い。
あとは、同志社以来、西の大学がなかなか優勝できないでいるから、彼らがもっと頑張るともっと面白くなるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月11日 (土)

舞台:「桜の園」★シアターコクーン

■演目:桜の園
■原作:アントン=チェーホフ
■演出:蜷川幸雄
■出演:麻実れい、香川照之、牧瀬里穂、京野ことみ、毬谷友子、森塚敏、菅野菜保之、他
■日時:2003年1月11日(土)19:00~
■会場:シアターコクーン(渋谷)

【内容】
 夫と幼い息子を亡くしたラネーフスカヤ(奥様)は、辛い思い出から逃げるためパリで男と暮らしていたが身も心も空っぽにされ、娘アーニャに伴われて故郷の「桜の園」に帰ってくる。兄ガーエフ、養女ワーリャ、息子の家庭教師だったペーチャらが昔と同じに温かく迎える。
 何一つ変わっていないかに見えた故郷だが、浪費家の兄妹の莫大な借金のかたとして、屋敷も「桜の園」も数ヶ月後には競売にかけられる運命だった。元農奴の息子で成功を収めた商人ロパーヒンは「桜の園」を別荘地にして借金を返済することを熱心に薦めるが、兄妹は笑って取り合わない。行く末を案じながらも、二人の無節操な生活態度は変わらなかった。
 その日も豪華な舞踏会が開かれていた。そこへ競売からガーエフとロパーヒンが帰宅、結局ロパーヒンが落札したことを告げる。「奥さん、なぜ私の言うとおりにしなかったんです…」
 一同は屋敷を出ていくことになる。アーニャは新しい生活に胸をふくらませ、ラネーフスカヤ奥様はパリの男の元へ戻ることに。皆が去ったあと、桜の木が切り倒される音が響く中、運悪く置き去りにされた老執事フィールスは、がらんどうの屋敷の中で横たわる……

滅びゆく貴族を描き出したチェーホフ最後の戯曲。
人間的に魅力的ではあるが、貴族の中の貴族=無産者であるラネーフスカヤやガーエフは、まさにその時代において「滅ぶべき者(貴族)」。
一見、プロレタリアートたちの代表に見える元・家庭教師のペーチャは、インテリゲンチャが何もしないと非難しながら自分も何もしていない(まだ大学生)ので、結局何も代弁していない。
近代的人間の代表者ロパーヒンは、今までの神(奥様)を救いたいと思いながら、最後はそれを追放してしまう、近代的な自己矛盾を抱えている。

何しろ「滅ぶ」んである。貴族が。
主婦として一家を切り回すワーリャがいくらけじめをつけようと頑張っても、もはやこの家における上下の秩序は崩れる一方。まともな給仕をしてくれるのは、老いさらばえた執事のフィールスだけ。つまり旧時代の秩序を保てるのは、今にも死にそうな老執事だけ。あとはみな、秩序を保つ力がないのである(ましてや回復させる力など論外)。

ニナガワの演出は非常にわかりやすかった。
こんなことを言うと怒られるかな?
でも、かび臭さのない演出なので、古典というと敬遠しがちな人たちでも、苦痛なく見られると思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月10日 (金)

貝の味噌汁

昨日、母親が鳥取から持ってきた貝のお味噌汁を飲んだ。
美味しかった。

でも貝の身はあんまり美味しくなかった。
不味くはないけれど、全然美味しいと思わない(笑)。
これならしじみのほうがずっと美味しいくらい。
煮出したおつゆはあんなに美味しいのに、なぜなんだろう?

ちびなムール貝のような貝だ。名前はわからない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月 9日 (木)

フライドチキン

久しぶりにお昼にケンタッキーフライドチキンの鶏を食べた。
鶏肉好き。
でもやっぱりかなわないなぁ、ナッツベリーファームのフライドチキンには。
美味しかったなぁ(じゅるじゅる)。
フライドチキンも美味しかった(ケンタッキーより油っぽくない)が、付け合せのマッシュポテトとコーンクリームソースがまた何とも……(じゅるじゅるじゅる)。
ああ、もう一回食べたい。
でも食べるためにはロサンゼルスへ行かなければならない。無理だ(笑)。

一度、アメリカ南部風フライドチキンとかケイジャンチキンなんかを自分で作ってみたいんだが、最近はそんな暇も気力もなくしてしまった。少人数で食べるのもちょっとつまらなさそうだし……。
でもどこかでがんばってやるかな……。
(と、言いつつ、日々の忙しさにまぎれてきっとやらない(笑))

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月 8日 (水)

王の帰還

母親が帰ってきた。
家の中を見渡して。
「何もかもダメ」の烙印を押されてしまった……。

とりあえずあたたかいご飯を食べた。
(いや、今までもあたたかい食事をしてなかったわけじゃないんだが…むにゃむにゃ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月 7日 (火)

りんごくらっしゅ中

なんかやっぱり直らないみたい。
実はノートンがキライで手元にない私。
MacTools は Mac OS 8 までしか対応してないし、面倒だけど全部インストールし直
しだぁ!!

でも時間がないのでまだできない(苦笑)。

そういえばアプリケーションやユーティリティのインストールも時間がかかるけど、
フォントも時間かかりそう……いやだなぁ。
そんなに入れなければいいのだろうが、私、フォントきちがいなもので……
入れずにはいられない。
また入れられるだけ入れちゃうんだろうな。欧文フォントなんか500以上。
(でもとりあえず有料フォントはちと様子を見ようっと)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月 6日 (月)

仕事始め

や~だやだやだ。
会社が始まってしまった。うう、やだやだ。

さて。
うちのグループで出社してきた7人のうち、なんと私を入れて5人がマスク着用風邪引き状態だった!
ちなみに、年末年始寝込んで過ごした人間を、私以外にもすでに2名確認済みである。
「お前のグループ、風邪引き多すぎ」
と、他のグループ長に怒られる始末。
そんなこと言われてもね。引きたくて引いてるわけじゃないんだから。
「うつすなよ」
へいへい。

年頭から風邪引きの嵐(苦笑)。
猛威をふるっているようなので、皆さまも十分ご注意を。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月 5日 (日)

りんごくらっしゅ!

昨晩から突然、ぱわーぶっくG3のようすがおかしくなった。
ハードディスクの1パーティションを認識しなくなっちゃったのだ。
それもアプリやフォントを入れている起動パーティションだ。
もおおおおお。
まぁ、これまで作ってきたデータが飛ぶよりいいけどさ。
スリープしてた奴を起こしたら壊れてた、って、なんなんだよ~!

全部初期化して入れ直しか、これ?(汗)
めんどくさいよぅ~(涙)。
いったいいくつアプリを入れ直さねばならんのだ?
イラストレータあたりは旧バージョンをインストールしないとアップグレード版のインストールができないし……うおおお、想像するだけで面倒だっ!!!!!
しかもフォントを入れ直すのに、お金がかかっちゃうんですけど(涙涙)。

なんかもー、さんざんな正月だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月 4日 (土)

年賀状

やっとこさ年賀状を書いた。
こんなに遅く書いたの、初めて。
ヘルニアのときだって年内に出した気が……(あのときは家族に手伝ってもらったんだけど)

まぁ、しかたないよね。寝てる(+テレビ見る)以外に何もやる気が起きないんだもん。
年賀状を作り出しただけでもマシじゃろう。
例年の如く、プリントゴッコでえっちらおっちら。
面倒くさいからもう一版刷りだ!(去年もそうやって叫んだ覚えが……)
羊にマスクをさせて、遅くなった言い訳書いて、と。

宛名はパソコンのデータベースからプリンタにデータを送って、直接打ち出し。
う~ん、楽だ。これはやめられない。
でも版はどうしてもプリントゴッコしてしまう。
だってね、高いんだよ、プリンタのインクが(笑)。

そんなわけで出しましたが、届きましたでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月 3日 (金)

ジャンヌ=ダルク

NHK総合で二夜連続放映していた、海外ドラマ「ジャンヌ=ダルク」。
英語圏でつくられているためジャンヌがジョアン(Joan of Arc)になっていて、「そうなるのかー」とヘンなところで恐れ入った。
(実際のセリフは吹替えだから「ジャンヌ」なんだけどね)

面白かった。
コーション司教がピーター=オトゥールだった! 吃驚。ふけたな~……。
ラ・イールという傭兵隊長が出てくるんだけど、彼がかっこよかった~。ペーター=ストラウスとかゆー名前の俳優さんだった。要チェック。

おっと、肝心のジャンヌは?
若いっつーか血気盛んっつーか……人間らしくてよかった。
でもやっぱりあれだな、神の声を直接聴く人間って、傲慢だな~。しみじみ。
自分が「解釈」した神の声が、そのままこの世の真実ではないかもしれないということが、どうしてもわからないのだ。
「自分」が聴く以外の真実が、この世にあるかもしれないことを、どうしても認められないのだ。
私は神の声を聴く者ではないから、むしろコーション司教の悩みのほうがよくわかる。
この敬虔な若い娘の魂を救いたいと、本当に願っていたのに。

ドラマの脚本家はアヌイの「ひばり」の脚本も吟味したに違いない(笑)。
そうしたジャンヌの傲慢さも(よくも悪しくも)それとなく描かれていて、彼女を単に「悲劇の聖女」で終わらせていないのがよかった。
全体の雰囲気もちゃんと中世らしかった。戦闘の猥雑さとか。
しかし、もうちょっと早い時間にやってほしかったよ~(笑)。深夜なんだもんな~。
風邪引きには辛かった。
え? 見るな? それはその……ごにょごにょ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月 2日 (木)

大学ラグビー

帝京×関東学院は見損ねてしまったが、関東学院が圧勝したみたいだ。

第二試合。
早稲田×法政を見た。
早稲田、強い。今年は無茶苦茶強いぞ(汗)。
法政もがんばったんだけど、後半に入ってタックルがガーンと悪くなって、あれよあれよと言う間に相手に大量得点をゆるしてしまった。
慶応じゃないけど、燃えるタックルしなきゃ。

あとはゲームの持っていき方のうまさ、ずるさで早稲田には差をつけられた。
昔から「試合巧者」といわれるだけはある。
もう「それはオフサイドっ!」とテレビのこっち側で叫んでしまうようなプレーがあちこちあるのに、うまいから反則取られないんだね~。
相手がセービングしてるボールを蹴るなって。
まぁ……強いチームほどそうなのかもしれないけど……汚かったな、結構(笑)。

というわけで(?)、今年も決勝は関東学院を応援することにした。
だって早稲田ってどうしても「悪役」だよ。
本当は淵上くんがいなくなっちゃったから、関東学院もどこも応援しなくていいんだけど、しかも関東学院はここで勝つと三連覇だからそろそろだれかが折ってやらないといけないんだけど(混戦のほうが面白いではないか)、どーしても早稲田を応援したくないってゆー……(笑)。
ま、いいでしょ、早稲田ファンなんてごまんといるもん。
11日はビデオをとろうっと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年1月 1日 (水)

ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート

今年はアルノンクールだっ!!
(私はアーノンクールってずっと呼んでたけど、アルノンクールが正しい読み方らしい)
どうしても聴きたかったので、目覚ましをかけて起きた(風邪でほとんど寝ていたから)。
テレビは8時からだが、ラジオはもっと早くから放送していると聞いて、早速ラジオをつけた。

よかった~。
このひと、今いる指揮者の中でいちばん美しい演奏をする気がする。
奇をてらったり、聴衆を驚かせたりはしない。ただ美しい演奏をする。
ウィーン・フィルがまたすごくて、テンポが遅くても軽やかに弾くから、結局「遅さ」を感じさせないのだ。

ラジオの解説を聞いていたら、アルノンクールはザルツブルク音楽祭で2006年まで、ウィーン・フィルとタッグを組んでモーツァルトのオペラを上演するのだそうだ。
うう、行きたい……ザルツブルク、行きたいよう。
2006年までかぁ……う~ん……

ところでウィーン・フィル、ついに女性を入れるようになったんだな~。吃驚。
数年前に女性を入れないので問題になっていたのに。時代の流れか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2002年12月 | トップページ | 2003年2月 »