ファン
「夏の夜の夢」を観に行ったときのこと。
どうもいつもと客層が違う。変だ~、ヘンだ~と思っていた。
舞台が始まってから気づいた。
「ハッ。もしやだれかアイドルが出てる?」
ハイ、出てました。
リュシフェルとかゆーバンド(?)のMAKOTOとゆー男が。
その追っかけが非常に多かったらしい。
なかでも特徴的なファンには、全部が全部そうじゃないのだけれど、こんな共通点が。
・フリフリ少女趣味のお洋服
・不自然で、作ったような笑い方
・双眼鏡常備(席が前のほうであろうとも)
どちらかといえば幼い女の子が多かったが、もちろん、社会人なみの年齢でフリフリドレスを着ていらっさる方も。
あとは、中学生くらいの女の子が、お母さんと一緒に来ているのも目立った。一人で観に来る許可を得られなかったか、財布の都合か(笑)。
まぁ、若い彼らがこの機会に舞台の面白さ、シェークスピア作品世界の豊かさなんかに開眼してくれるといいと思う。
でもあの耳障りな笑い方だけは勘弁して。
ホラー映画のモンスターが登場するときのような作った笑いは。
肝心のMAKOTOは、本職じゃないので仕方ないが、一人だけ見事に棒読み・一本調子だった。
でもあれだけ長い台詞を全部覚えてとちらなかったし、身振りやタイミングは皆のレベルに合わせるよう頑張っていたし、舞台としてちゃんとまとまっていたから、好演していたと申せましょう。
で、その彼をライサンダー役に持ってくるとは。
当たり前といえば当たり前かもしれないが、憎い。
(シラノでいうクリスチャン役に通ずるものがちょっとある、そういう役どころ)
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