追悼
佐倉の歴博館長の佐原真先生がお亡くなりになってしまった。
非常にいい考古学研究者だったのに。
話を聞く限り、人間としてもとてもいいひとのようだったのに。
ご病気らしいという噂は聞いていて、家族中で心配してはいたのだが…みんなあの先生のことは直接でも間接でも好きだったから。
いかにも残念でならない。
研究者としての業績もさりながら、非常に話の面白い先生だったそうだ。話を聞いている間中、笑い転げていられるような。
著書も、文章が読みやすく、かつ表現に優しそうな人柄がしのばれる。
「縄文を愛しているな~」というのがよく伝わってきて面白かったし(笑)。
何年前か、ひょんなことで母親が会話した折に、「本をお送りしますよ」と言われて本当に送られてきたことがあった。どれもちゃんと先生のサイン入り。「まめな面白いひとだなぁ」と母と話したような気がする。それも「形見の品々」になってしまった。
こうしてどんどん「最後の教養人」の世代が減っていくのであった。
淋しい限りである。
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