舞台:「熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~」★紀伊国屋ホール
■演目:熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~
■演出:つかこうへい
■出演:阿部寛、春田純一、内田由紀、小川岳男、他北区つかこうへい劇団
■日時:2002年6月26日(水)19:00~
■会場:紀伊国屋ホール(新宿)
内田由紀が出る所為だと思うけれど、紀伊国屋ホールで6500円は高すぎる。
とうとう木村伝兵衛、カマになっちゃいました(笑)。
阿部寛、うまい。うまいけど……濃すぎるよ、きみ…(汗)。
目千両ですね、彼は。
春田さん演ずる速水刑事は、最初こそカマに対する差別発言をしていましたが、その後は割とまともで大人しく、う~ん……以前のように、もっと下司なところを出してほしかった。
内田由紀。好演していたと思います。
でもな~。
やっぱり私は平栗あつみさんの水野刑事が好きだった。男を蹴散らす感じで(笑)。
小西真奈美の回から、水野刑事が「すがる女」の要素を増加させてしまって、個人的には好みじゃない。
もっともっと強い水野刑事が好きだった。凛とした彼女が。
(つかこうへいの脚本って、出演者の個性によってかなり変わるので…)
面白かったです。
なんだ、きみたち、なんでそんなにマイクがいっぱい出てくるんだ(笑)。
すぐに歌うなーーーっ!!!!!(笑)
でも、木村伝兵衛の持つ包容力が、年々落ちている気がするのはなぜ?(苦笑)
私としては自分が一番最初に見た、塩見三省スペシャルが忘れられない。
あのとき木村伝兵衛は言った、「宮崎だって俺が事件を担当したら必ず死刑にしてやるのに!」と。
その善悪を超えて、彼の台詞は胸に刺さったまま。
今回で言えば、「人間のクズとは、人を殺すことです」というのがそれに当たったかもしれないけれど、惜しむらくは力が弱かった。
しかし、そうした言葉を求めて、また再びつかの舞台を見に行くことでしょう。
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