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2002年6月の記事

2002年6月30日 (日)

出不精

最近、とっても出不精。
休みの日に何も用事が入っていないと、よろこんで一日お家で過ごしてしまう。
新宿にすら行かない(電車で10分)。

こんなではイカン!
とは思うものの、うだうだお家にいるのが楽しい。
イカン!
でもまぁ、そろそろトシだし…しがない会社員だし安月給だし…週5日、毎日毎日(会社へ)出かけてるんだから外出はもう十分じゃないか、などといいわけにもならぬいいわけを連ねて、ごろごろごろ…。

で、お家で何してるかと言えば、たいがいパソコンで遊んでいる。
ああ、不健全極まりなし。
目は悪くなる一方、足は萎える一方。
わかっていてやめられないのだから始末が悪い。

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2002年6月29日 (土)

トルコチーム

ワールドカップサッカーの話。
今日はお出かけする用事があったので、3位決定戦をビデオにとって見た。
どうしてもトルコチームの試合を見たかったので。

もー、みんなかわいいよ~(笑)。
しょっぱな、開始10秒でゴールを決めたときに抱き合うイルハン・マンシズとハカン・シュクルの笑顔がとてもとてもかわいかった。
また、これも最初の方でエムレ・ベロゾルのアップが映ったとき、たまたま彼が「にこぉっ」と笑ったんだけど、かわいいのかわいくないの(笑)。

とりわけイルハンはかわいかった。
イルハンといえば、髪形のせいで、見るたびに10年くらい前のパトリック・ラフターを思い出していた。
USオープンで初優勝したとき、ああいう髪形してましたよな。
あのときはかわいかった。最近はクマ親父だけど、それはそれでよし(笑)。
え? どこのサッカー選手か? いえいえ、テニスの選手ですよ。

おっと、話がそれた。
トルコに3回も訪れた経験があると、どうもトルコ語の発音というか、トルコっぽい名称に慣れるらしい。
実況を聞いていても、「ホンミョンボ」とか「クローゼ」とか「フィーゴ」とかいう名前より、「ハサン・シャシュ」なんかの名前のほうが自然に、違和感なく頭に入っちゃう(笑)。
で、「背中見せろ~」なんて綴りを確認したりして(笑)。

ああ~、私ゃサッカーファンじゃないけど(ラグビーファンだもん)、トルコの選手がプレイするところは観に行ってみたいな~。と、今回のワールドカップのおかげで思うようになった。
できればトルコの地にて見たいものだ(笑)。

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2002年6月28日 (金)

映画:「ロード・オブ・ザ・リング」

説明の必要もないほど有名な映画を見て参りました。

いや~、よくできてるわ。これはすごい。

「ハリポタ」とはかなり趣が違うので比べる必要はないのだけれど、やはり世界観の奥行き、そしてひとびとが受ける試練の深さは、断然こちらにハタがあがりますね。
う~ん、さ~す~が~、トールキンだよ~(しみじみ)。

映画のいいところは、戦闘シーンですね、特に。
やっぱり活字だけだとその戦闘の厳しさを想像しきれないところがあって、その部分を映像で見られて、凄まじさを感じることができた気がします。

アラゴルン、かっこいい~。でも若い~(笑)。
原作だと確か50才を超えていた気がするのだが…(笑)。
まぁ、彼は人間とは言ってもノアみたいに長生きのひとだから、50才でも若造なのかも(笑)。
原作ではもっと落ち着きのある経験豊かな人間なんだけど、映画だと「自分が王となることに不安を抱く若者」という生身感が強調されていて、これはこれで面白い。
アラゴルン役のヴィゴはかっこいいけど、声だけがイマイチだな……他は顔もよし、態度もよし、生身の人間らしくて非常によかった。

フロドがな~、ホビットにしては顔がきれいすぎる気がするのですが(笑)。
逆にサム、メリー、ピピンらが非常にホビットらしく、しかも個性的に演じていて凄かった。

思わず「次作が待ち遠しい」と言いたくなる映画でした。

余談ですが、日本語訳で「ストライダー」を「馳男さん」と訳しているんだよね。
悪くはないんだけど……字幕の「韋駄天」よりはいいけれど……
(「韋駄天さん」とかって呼べないじゃん(苦笑))
「ストライダー」に当てるうまい訳語はないものですかね~…。

▼このDVDはこちら。
ロード・オブ・ザ・リング ― スペシャル・エクステンデッド・エディション [DVD]
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2002年6月27日 (木)

コンサート:FIFA Official Concert (International Day)★AEROSMITH

■怒涛の怒り■
なってない。
全くなってない。
コンサートの中身ではない、催行者の話だ。

まず飛田給駅から東京スタジアムの自分の席にたどり着くまで1時間かかった。
こんな馬鹿な話、ある?
帰りは武蔵境や三鷹や吉祥寺、狛江なんかへの路線バスで改善されていたが、往路もそういう対策をとりなさいよ。
ちゃんとコンサート用のホームページ作って、いろいろ告知しなさいよ。何もやらないんだから。

そして、アリーナ、1階スタンド、2階スタンドの入場口がどうも各1つずつしか設定されていない。
バカか??
「大変混みあっております」って当たり前でしょ、5万人入るところで3つしか入り口作らないんだから!
さらに入り口に「天然芝保護のため、水以外の飲食物持ち込み禁止」とある。
そして荷物チェックのところでペットボトルやスナックが発見されると「お入りいただけません」。
先に告知しろ、そーゆーことはっ!!!!!
こんなくだらんことやっとるからますます混雑するんじゃねーかっ!!
真面目にイベントやる気あんのか、こら!?

で、どーするかというと、その場で飲み食いするか、「預かりどころ」へ行って預けるかしなければならない。
その場で飲み食いするといっても、せまっちょろいスペースで、雨に打たれながら立ち食いしなきゃならん。
行きましたよ、預かりどころ。しょーがない。そしたら「廃棄になりますがよろしいですか?」
てめーら、「食べ物を粗末にしたらお百姓さんに申し訳ない」って教わらなかったのかっ!!!!!
よろしーもなにも食べ物持ってるだけで入れてもらえないんだから、もう、どうしようもない。
スナック1つ丸々「廃棄」にしましたよ、ええ。
何考えてるんだ、主催者。ほんとーに馬鹿としか思えない。

そして入ってみたら、アリーナ(つまりスタジアムコート)は全部ボードが敷かれて、その上に椅子が置いてある。
「天然芝」の「て」の字も見当たらない。
自分のところの飲食物を売りたかったって素直に言ったらどう? ええ、腹の立つ。

天気の悪さもあいまって、もーサイアクの環境だったね。
エアロじゃなければ二度と行くものか。

■エアロスミス★コンサート■
エアロの前に3つほど前座があった。
1つめは小規模のオーケストラみたいなの。
2つめは「鼓童」。
和太鼓オンリーの、実は知る人ぞ知るユニットらしい。
非常に見ていて楽しく、聞いていてかっこよかった。1曲が長いってのはあるけど、2曲で「おしまい」はなんかヒドイよ。せめてもう1曲やってほしかった。
見ていて何となくフシギだったんだけど、撥が面を打ったときではなく、打ったあとに上がったあたりでその太鼓の音がするよーな気がする。わずかずつ目と耳が一致しなくて不思議だった。

3つめは「B’z」。
おそらくスタジアムの半数以上はこちらが目当てで来ているのでは?
私は申し訳ないけど彼らの曲は「名探偵コナン」の主題歌ぐらいしか知らぬ。
でもなんとバックでベースを弾いているのが、あの「ビリー=シーン」なのだ!
なぜ!?(笑)
ビリー、あなたは一体こんなところで何をしてるの?(笑)
ええ、お察しの通り、暇さえあればビリーを見てました。豆粒くらいの。
やっぱり「ただのバック」だからモニタにもなかなか映してくれなくて(笑)。
でもたま~に映ると、なんかノリノリで。何がそんなに楽しいんじゃ、ビリー?(笑)

PAもイマイチだった。もーちょっとベースの音を効かせてくれてもいいんじゃない?
ドラムスも、私は知らないがマイケル=シェンカーなんかのバックを務めた人らしく、サポートスタッフの方についつい目がいくステージであった(笑)。

そしてやっとエアロである。登場したときにはもう8時半を回っていた。
曲はこんな感じだったと思う(不正確です。でもやってない曲は入ってないはず)。

Back in the Saddle
Elevator Love
Just Push Play
Jaded
Pink
Mamakin
Boston Bruce (no title)
Girl in Summer (new)
Dream on
Miss a Thing
Draw the Line
Walk this Way
Cryin’
Sweet Emotion

**Encore**
Spiderman
What it Takes
Livin’ on the Edge
All Nite Long

何しろ「Back in the Saddle」で始まったときは度肝を抜かれた(古いファンが泣いて喜ぶナンバーの一つ)。
全然観客に媚びてないよ、おい。渋い。渋すぎるわ、おっちゃんたち。

スティーブン、相変わらずカッコイイ!! 相変わらず優しいし。
この間から髪の毛切ってるけど、短いとますます若くてカッコイイ。
何が凄いって、彼は曲をこなすにつれどんどん声量があがっていく。バケモノ。
普通は時間が進むにつれ、涸れちゃうものなんだけど。
しかもMCは今回もほとんど無し。歌わなかったのはブルース1曲のみだが、このときもシャウトを入れたりハモニカ吹いたりしてるから、休んでいるわけじゃない。
走っても、マイクスタンドぶんぶん振り回しても、息切れする様子もない。
ときどきマイクを外しているのに声が聞こえてきたりもする。
体、鍛えてるんだろーな。さすが。
ジョーもブラッドもトムもジョーイも、相変わらずみんなカッコイイ。
ああ、こんなカッコイイ親父どもに匹敵するカッコイイ若者って、今、いるか?

カメラの切り替えはサイテーだった。カメラワークもイマイチだが、サイテーサイアクは切り替えである。
スティーブンやジョーだけを映しゃいいってもんじゃないんだ!
エアロのファンだったら、他のメンバーにもきちんとスポット当てるのを求めるんだよ(ちなみに私はスティーブンのファンだが、それでも…)。
トムをもっと映せー(他と比べてむちゃくちゃ少なかった)。
せっかくファンサービスで前の方に出てくれてるのに、ムシするなー!
そこのフレーズはジョーじゃなくてブラッドだっ!
こらー、せっかくスティーブンがカメラに迫ってるんだから、そのどアップの映像を出さんかいっ!!
ギターやベースがセッションしてるときはちゃんとそこを映せっ!!

……まぁ、とにかく最初から最後までこんな感じで。カメラは酷かった。いつものツアースタッフって偉大……しみじみ……。
ついでに、アンコール最終曲の「All Nite Long」でB’zも出てきてセッションしたんだが、それですら!!
観客が予測できる予測もせずに、ギター3人の弾きくらべすらパッパときれいに映せないのだっ! ああ、もう……

そこらへんはサイテーだったんだけど、演奏自体はばっちり。
下手な小細工はせず、「曲を聴かせてやるぜ」っていうスタンスがビンビン伝わってくるので、彼らのライブはいつも大好き。
とりあえず高い金を払っただけのことはあった…!(笑)
アンコールで「Livin’ on the Edge」が始まったとき、夢を見ているのかと思った。ずっとずっっとナマで聞きたくて、でも今までそのチャンスに恵まれなかった曲なのだ。
その瞬間に、カメラの悪さも、主催者の阿呆さ加減も、冷たい雨も、何もかも昇華されてしまった気がする。
ありがとう、エアロスミス。

願わくばメンバーが雨のせいで風邪など引きませんように。


※追記:
曲名曲順の一部、やっぱり間違ってます(笑)。ラストは「All Nite Long」って曲名じゃありませんでしたし、Bruceにもちゃんと「Stop Messin’ around」って曲名がありました(苦笑)。でも曲数とか大まかには正しかったぞ!(汗)
セットリストがエアロのHPに公開されているので、正しくはこちらをどうぞ▼
http://www.aerosmith.net/

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2002年6月26日 (水)

舞台:「熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~」★紀伊国屋ホール

■演目:熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~
■演出:つかこうへい
■出演:阿部寛、春田純一、内田由紀、小川岳男、他北区つかこうへい劇団
■日時:2002年6月26日(水)19:00~
■会場:紀伊国屋ホール(新宿)

内田由紀が出る所為だと思うけれど、紀伊国屋ホールで6500円は高すぎる。

とうとう木村伝兵衛、カマになっちゃいました(笑)。
阿部寛、うまい。うまいけど……濃すぎるよ、きみ…(汗)。
目千両ですね、彼は。

春田さん演ずる速水刑事は、最初こそカマに対する差別発言をしていましたが、その後は割とまともで大人しく、う~ん……以前のように、もっと下司なところを出してほしかった。

内田由紀。好演していたと思います。
でもな~。
やっぱり私は平栗あつみさんの水野刑事が好きだった。男を蹴散らす感じで(笑)。
小西真奈美の回から、水野刑事が「すがる女」の要素を増加させてしまって、個人的には好みじゃない。
もっともっと強い水野刑事が好きだった。凛とした彼女が。
(つかこうへいの脚本って、出演者の個性によってかなり変わるので…)

面白かったです。
なんだ、きみたち、なんでそんなにマイクがいっぱい出てくるんだ(笑)。
すぐに歌うなーーーっ!!!!!(笑)

でも、木村伝兵衛の持つ包容力が、年々落ちている気がするのはなぜ?(苦笑)
私としては自分が一番最初に見た、塩見三省スペシャルが忘れられない。
あのとき木村伝兵衛は言った、「宮崎だって俺が事件を担当したら必ず死刑にしてやるのに!」と。
その善悪を超えて、彼の台詞は胸に刺さったまま。
今回で言えば、「人間のクズとは、人を殺すことです」というのがそれに当たったかもしれないけれど、惜しむらくは力が弱かった。

しかし、そうした言葉を求めて、また再びつかの舞台を見に行くことでしょう。

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2002年6月25日 (火)

サポーズド・フォーマー・インファチュエイション・ジャンキー★アラニス=モリセット

■CD:Supposed Former Infatuation Junkie
■演奏:Alanis Morissette
■定価:\2,400.-
■発行:ワーナー(WPCR2300)

アラニスの2枚目のCD。
なんつー長たらしい題名をつけるんだ、アルバムに。覚えられないではないか。
しかも意味がよくわからない。
「仮定される、以前の心酔中毒者」ってなんだ?????
もっとも1枚目のタイトルもよくわからなかった。「水差しに入れた小さな錠剤」?

曲調は暗い。その割に歌詞はそれほど暗くないような気がする。
気がするだけかも。
1枚目ほどエネルギーはないけれど、代わりに「聴かせ」ます。
私は15曲目の「Joining You」が好き。ヘンな歌詞なんだ。でも歌っちゃう。そしてかけ直しちゃう。

昨日の日記にも書いたとおり、ここ2週間くらいはアラニス聞きっぱなしだった。
3枚のCDを代わる代わるかけて。
どのCDも「ハズレ」にならないところはさすが。
でもやっぱり1枚目が一番聴きたい曲が多かったかな(笑)。

▼このCDはこちら

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2002年6月24日 (月)

ジャグド・リトル・ピル★アラニス=モリセット

■CD:Jagged Little Pill
■演奏:Alanis Morissette
■定価:\2,447.-
■発行:ワーナー(WPCR280)

アラニスの1枚目のCD。
3枚目から聴き始めた私はお馬鹿さん(笑)。でもよくやるんだ、そういうこと…。

1枚目はさすが、「若い」!!
声も曲も若々しい!!
若いわりにいい歌が多く、アルバムとしてもまとまっている。
私は12曲目の「Wake Up」が好き。
何度も確めるように聴いてしまった。ここ2週間くらい、アラニス週間となっている(笑)。

でも実はまだ歌詞をチェックしていない。うぅ、難しそう…。
歌詞を読めば読んだで、またはまるんだろうな~。

一応、ロックって若い世代へも絶えずに続いてるのね。ちょっと安心した一枚。

▼このCDはこちら

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2002年6月23日 (日)

舞台:「妖怪狂言」★江戸博物館

■演目:古典「梟」、新作「狐狗狸噺」、「豆腐小僧」
■新作脚本:京極夏彦
■出演:茂山千五郎、茂山千之丞、茂山あきら、茂山千三郎、茂山茂、茂山逸平、丸石やすし
■日時:2002年6月23日(日)14:00~
■会場:江戸東京博物館1階ホール(両国)

江戸博物館にこんなホールがあるとは知らなかった(笑)。
まぁ、モンスターのような建物だから(=でかくてわかりにくい)、1度行ったくらいでは半分も把握できないのだろう。

京極夏彦の新作がかかるというので、ミーハーにもチケットを取ってしまった。
狂言は笑えるから好きだしね。
なんて偉そうに言えるほどに見てるわけでは全然ない。当然、「●●流が好き」などと蘊蓄たれたりはまるでできない。
それでも見れば笑えるのが狂言だ(……のハズ)。

古典「梟」。
父と子が腕を掻いたり「ぽー、ぽー」と叫んだりするのがおかしいのだが、山伏がもっと胡散臭ければもっとおもしろかっただろうな。

新作「狐狗狸噺」。
思ったよりオーソドックスな脚本。
まぁ、けだものよりも人間のほうがたちが悪い昨今では、化かす相手も内輪になっちゃうね。
小道具の尻尾を「巻いた」ところは笑えた。

新作「豆腐小僧」。
これはもう、豆腐小僧がかわいいのかわいくないの。
演じてるの、爺さんなんだよ? 台詞にもあるもん、「ただの爺ぃなのに『小僧』とはいかに?」って。
そのただの爺さんが、立ってるだけでむちゃくちゃかわいい。「小僧だな」と思わされるあたり、さすがプロ。
一方、悪役の爺さんはもう悪どいのなんの。
「人間のほうがよっぽど怖い」って、化け物の立つ瀬ナシ(笑)。
展開はオーソドックスだが、とにかく豆腐小僧がかわいくてよかった。
しかし、「一度も怖がられたことがない」豆腐小僧の妖怪としてのアイデンティティって、何‥?

今度はもっとたくさん古典も見てみたいなぁ。


※おまけ
……どうも会場に京極夏彦本人が来ていたような気がするのだが……
気のせいかもしれない、私、ひとの顔を覚えるのは得意じゃないから(笑)。

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2002年6月22日 (土)

植木屋さん

朝早くから、なんだか知らないが庭に人のいる気配がする。おかしい。
でも眠かったので寝ていた。
(そうだ、ゴミ出ししなきゃ‥‥)と思って、イヤイヤ9時過ぎに起き出した。ゴミ出したあとでまた寝ればいいや。
1階へ降りて出すゴミを準備して、玄関でサンダルつっかけて表に出た‥ら!
トラックが止まってる~。何これ~。
そこでやっと気づいた。植木屋さんだ~!! だから庭に人の気配がしたんだ~!(鈍感‥)

そういえば昨日、「●▲ですけど、明日伺います。いつも通り8時にいきますので」って留守電が入ってたよ。てっきり間違い電話だと思って無視しちゃったけど、これだわ‥。だって●▲っていわれても私じゃわかんないよ~。「植木屋です」って名乗ってよ~(無茶言うなって)。
母親に電話して、何時ごろにお菓子を出すか聞いて、10時にスーパーマーケットが開くまで待った。
ああ、寝ようと思っていたのに寝られない。
しかもいきなり風邪引いてるし‥‥。

と、植木屋さんたちは9時50分にトラックに乗って一旦帰ってしまった。あらら。10時のおやつはなしだな、こりゃ。
それでも3時のおやつを買いに走る。おやつと、ジュース・お茶の類と。
植木屋さんたちは1時ごろに戻ってきた。作業再開。
3時になって用意しておいたおやつと飲み物を出した。まだ休憩時間じゃないみたい。
植木屋さんたちはそのあともしばらく作業して、4時半ごろに「終わりましたー」と言って帰っていった。
いつの間にかおやつも飲み物も全部なくなっていた。おやつ、足りなかったかしら?

そして庭はきれいさっぱり丸裸(笑)。ウラの柳も丸坊主。
夏前にやってもらうと清清しいなぁ(笑)。
梅も桃も柿も、しっかり枝を落としてもらって軽やかになった。

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2002年6月21日 (金)

舞台:「オイディプス王」★シアターコクーン

■演目:「オイディプス王」
■脚本:ソフォクレス
■演出:蜷川幸雄
■出演:野村萬斎、麻実れい、他
■会場:シアターコクーン(渋谷)

今日はなぜか前回よりずっと良かった
役者さんがみんな前回よりずっときっちりノッていたから。特に野村(笑)。
お陰であっという間に時間が経った。

稀代の知恵者オイディプスは、スフィンクスの謎を解いてテーバイの民を助けた功労により、王の座と、前王の妻とを得た。
が、平和を享受するかに見えたテーバイに疫病が蔓延し、人々はアポロンに伺いを立てる。
アポロンの神託は「前王殺しの下手人を殺すか追放し、血の穢れを祓え」というもの。
オイディプスは捜査に乗り出すが‥‥って、これじゃ刑事ドラマの紹介文だよ(汗)。

ギリシアのはずがチベット仏教とかメブラーナ(イスラム神秘主義)とかを思い出させる市民のいでたちならびにふるまい。
相変わらず衣裳計画は面白く、魅力的。
イオカステ役の麻実さんは相変わらずカッコイイ。そして最後もなかなか。

さて、最も忌まわしき、最も惨めな人間となるオイディプス。
親の因果が子に報い(パパもグラン・パも父殺しなの~)、夫にして息子、兄にして父となってしまったわけだが、そうした事実関係はさておき、やっぱり「知る」ということは恐ろしい。
同時に「知識欲」というものも恐ろしい。
もしかしてもしかすると、「絶対に知らないほうがいい」ことも真実あるのかもしれない。
私はその立場は取らないのだが‥‥オイディプスを見ていると、やはり「そんなに何もかも知ろうとするな!」と叫びたくなる。

クレオンの最後の台詞、「何もかも自分の思い通りにしようとするな! あなたが手に入れた王位さえあなたの思うままにならなかったではないか!」という叫びがなぜだか耳にずっと残っている。

でもやっぱり私にはちょっとカタルシス不足だったと思うのだ。ニナガワにしては。
「マクベス」も「欲望‥」ももうボロボロだったのに、これは違った。
由緒正しき悲劇なんだがなぁ‥‥やっぱり現代劇でやろうとすると難しいのかなぁ。
ちょっとだけ不満。

▼DVDはこちら。
オイディプス王 アテネ公演 [DVD]

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2002年6月20日 (木)

読書:『新約聖書』

やっと読み終わった。
去年の11月頃から読み出したのかな? まぁ、途中で放り出したこともあって、丸々半年かかっている。
最初の「福音書」はいいんだけどね‥‥キリストの生涯の「物語」だもん。割とつるつる読める。
問題は、最後のほうにある「手紙」が‥‥‥読むのにエライ時間がかかってしまった。
パウロ、好きだけど、て、手紙は結構難しい(しかも量が多い)。
ヨハネの手紙ほど抽象的じゃないけどね。

一番好きなのはやはり「使徒行伝」でしょう。
キリストの死後、使徒たちがどのように布教と救済につとめていったか、というお話なんだけど。
いやもうカッコよくて泣けてきます。

たとえばペテロが夢で神さまに「食べろ」と肉を差し出される。
「私はユダヤ人ですから肉は食べられません」と辞退するが、何度も「食べろ」と差し出される。
で、起きてみると、異邦人から「あなたがたの教えのお話を家に来て聞かせてくださいませんか」という申し出が来ていた。
基本的に彼らはユダヤ人のみを対象として布教していたため、どうするべきかを会議にかけるんだけど、そこでペテロがはっきりと「今朝方こういう夢を見たが、これは異邦人にも分け隔てなく教えを授けろという神の御意志である」と言って、そこから異邦人たちへの布教が始まるのだね~。
「知らない」と三度も言ってしまった悔恨からか、使徒としてのペテロはかなり太っ腹で好ましい。

パウロはパウロで、「回心」がすごい。
もともと熱心に迫害する側だったのが、「回心」を経て凄く熱い伝道者になっちゃう。ぼーぼー燃えてる。
「もともと迫害する側だった」というのは結構重要で、「私だって許されたんだ、あなたも」と力強い説得ができちゃったりする。
とにかくこの人は走りに走って「やるべきことはすべてやった!」と満足して死んでゆく。羨ましいような生き様。

やはり原始キリスト教は面白い。
そして‥‥さぁ、次は「●約聖書」か? 面白いだろうことは想像に難くないけど、重すぎる‥‥(汗)

▼新約聖書はこちら。聖書刊行会のヤツがたぶん一番ポピュラー。
ポケット新約聖書-詩篇・箴言付- 第3版

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2002年6月19日 (水)

シャンプー

炭シャンプーというのが最近のお気に入りである。
最初は南紀白浜旅行へ行ったときに、そこの温泉においてあって、これが使ってみたらなかなかよかったのでお土産に1本買って帰ったのだった。
それから自宅でも他のシャンプーが終わった後で使い出したんだけれど、私の髪には具合がいい。

だいたい細い髪なので、下手なシャンプーを使うとゴワゴワかバサバサになっちゃったりして、シャンプーにはやや気を遣う。
もちろん、トリートメント(ないしリンスですか)をしないなんて考えられなかった。
でもこの炭シャンプーだと、シャンプーだけでもOK。
トリートメントもヘアクリームもほとんど要らない。ときどきでいい。
お陰で最近はブラッシングも楽だ(馬じゃないぞ)。

炭のどこがいいんでしょうねぇ?
不思議だが、シャンプーでお困りの方は一度お試しあれ。

▼楽天市場内「いぃ健康の素」でも販売中

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2002年6月18日 (火)

ラジオ中継

15時半。
日本×トルコ戦キックオフの時間になって、社内でラジオが鳴り出した。
テレビがないので、ラジオで、という配慮だろう。

その実況をずっと聞いていたのだが、面白い。
なんか「おいおい」っていちいち突っ込みたくなるような台詞が結構出てくる(笑)。
「この人が元気がないと日本も元気がありません! 『日本の太陽』、小野!!」
とかって叫んでる。
えっ、「日本の太陽」だったの、小野って? それはスキンヘッドだから??
「速い、速い、トルコ速い!! オリエント急行キーーック!!」
なんだ、その「オリエント急行キック」ってのは……(汗)。
「今、中田が行きます! 中田! 『日本の皇帝』!」
おいおいおいおい、いいのか?

あとは何度も「ラジオの前でお聞きの皆さんも、宮城にパワーを送ってください!!」と叫んでいた。
う~ん……どうやって送ればいいんだろう、パワー。
とにかく、不謹慎なようで申し訳ないけど、ラジオ中継はかなり可笑しかった。同僚たちと笑い転げてしまった。

でもやっぱり野球と違って、サッカーは耳で聞くだけではイメージが湧きにくいね。
蹴って走る以外は、「スローイン」「フリーキック」「ペナルティキック」ぐらいしかヴァリエーションがないし、反則だってほとんど「ファール」と「オフサイド」しかない。
「バックパス」ならイメージが湧くけど、「カットしました!」とか「ドリブルで上がって行きます!」って言われてもねぇ……茫漠としたイメージしか……。
場所の個別的名称も「ゴール」「ペナルティエリア」「ハーフライン(?)」くらいしかないし……。
(もっとあるのかもしれないがワタシにはわからない…)
野球ほどじゃなくても、ラグビーならもうちょっとわかるだろうに……プレーの種類も「スクラム」「モール」「ラック」「ラインアウト」「インターセプト」「ペナルティキック」「トライ」に、反則やファウルも「オフサイド」「ノットリリースザボール」「ピックアップ」「レイトタックル」「ノットストレイト」などさまざま。
って、ワタシがサッカーに疎いだけかもしれないが。

でもきっと画面で見たほうが面白い(当たり前か)。
だから、テレビの音声を消して、ラジオの実況を聞きながら見るのが一番楽しいかも。
どーでもいいが、あのラジオ中継の「解説者」はまるで役に立たなかった。
「ああっ」とか「行け!」とか「おい!」とか「あぶない!!」とかしか叫ばないんだもん(笑)。
もうあきらめてマイクを取り上げればいいのに、と、何度も思ってしまった(笑)。

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2002年6月17日 (月)

審判

夜、スペイン×アイルランド戦を見た。
とても面白かった。

この試合の審判はとてもいい審判だった。
変にファールを取り過ぎない。それで必要以上に試合の流れを止めない。
逆に、試合の流れを止めようとするような行為には厳しい。
ファールも取らないわけじゃない。非常に公正に取る。

こういう審判だと、こちらも安心してゲームを見ていられる。
そしてたいがいそういうゲームは面白いゲームになる。
審判の存在は実はものすごく大きい。

もちろん、スポーツをやる以上(芸能とか遊戯とか賭け事とかじゃなくて「スポーツ」)、審判の言葉は絶対である。
たとえそれがジャイアンツにばかり甘い判定を下すような公正さの欠片もない最低の審判であろうと、その判定には従わなければならない(「おかしい」って適度にアピールするのは構わないけどね)。
そしてだれも審判を選ぶことはできない。
でもやっぱり試合をやるに際しては、いい審判であってほしいと思うものだ。
絶対にいいゲームになるんだから。

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2002年6月16日 (日)

イベント:大古美術展

■会場:東京美術倶楽部(新橋)・3階4階
■会期:2002年6月15日(土)~16日(日)

「日本全国から選ばれた、精鋭古美術商の競宴」。
知り合いの骨董屋さんが、ここの東京美術倶楽部の会員として認められて、今回の大古美術展にも参加するからぜひ見においでと誘われた。
ここの会員になるというのはすごいことらしい。ステイタスになるのね。
面白そうだったので、行ってきた。
母と、母の友人と、11時ごろに会場へ(もともとその骨董屋さんの奥さんが母親の友達なのだ)。
お目当ての骨董屋さんを見たあと、その奥さんと一緒に会場をあちこち見て回った。

まぁ、すごい価格。
古九谷、750万円とか。伊万里300万とか鍋島300万とか。
だいたいこういう陶磁器は、「お茶」関係の人が買っていくみたい。掛け軸も。
「茶道」がなければこんな骨董業界なんてあったかどうか……

たまにちょっと毛色の違うお客さんもいて、その知り合いの骨董屋さんのところで一葉3万円で売っていた古文書みたいなものは、大学の助教授あたりが買い求めていったそうだ。
あとから買いに来たほうが「ああ、●●さんが先に着ちゃったか」と言ってみたり(笑)。
国文学か史学かわからないけど、こういうところまでまめに見て歩いてるんだね。感心。

陶磁器と掛け軸はもう堪能したした。初期伊万里、ぼんやりした柔らかい感じで好き。
傷があるのか、100万円台と安めだった。「お、安い」なんて思うけど、でも買えない。
20万円なんていうと「安い安い」と思うけど、やっぱり自分では買えない。
見て回っているうちにお金の感覚が変になるわ。

なぜか名前を聞いたことがある「いけだ美術」。よほど有名なのかな。
埴輪やら縄文土器やら須恵器やらを売っている。
う~ん……考古学的資料じゃないのかぁ?(笑)
絶対に流出するんだろうな、こういうの。でも「ニセモノ」じゃないといいけど(笑)。

帰りに、大門駅のすぐ近くにある「新亜飯店」という中華料理屋でお昼を食べた。
美味しかった~。小龍包が有名らしい。来る客来る客、必ず頼んでいた。

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2002年6月15日 (土)

映画:「少林サッカー」

■監督・脚本・主演:チャウ=シン・チー
■出演:ビッキー・チャオ/ン・マンタ/パトリック・ツェー/リン・ヅーソォン/ウォン・ヤッフェイ/モー・メイリン/ティン・カイマン/チェン・グォクン/スー・ヅーユン/カレン・モク/セシリア・チャン
(2001香/クロックワークス=ギャガ=ヒューマックス)109分

ああ、馬鹿馬鹿しかった。
こんなくだらない映画は久しぶりに見た。つーか、今までにこれだけくだらない映画を見たことがあっただろうか?
もちろん、「時間を返せ!」って不出来な映画は見たことあるけど、こーゆーくだらない映画ってゆーのはなかなか……

物語は…って、実は結構有名だし、いちいち説明する必要はないか?(笑)
まぁ、いいや。
少林拳法の普及を夢見る青年シン(チャウ=シン・チー)が、かつて「黄金の右」と言われた元サッカーの名選手だが今はただの呑んだくれ親父ファンと出会い、サッカーチームを作る。少林でともに修行した兄弟弟子たちとタッグを組んで、ワザを繰り出し全国大会で優勝を目指すが、そう簡単には話が進まない。進むと映画が終わっちゃうし…。
実は少林チームの監督ファンは、ハンという同僚に陥れられた経緯があり、そのハンは現在「デビル」という無敵のチームを率いている(もーちょっとマシなチーム名つけろよ…)。決勝戦で「デビル」と当たった少林チームは、かつてない困難の嵐に投げ込まれるのであった……!!(そうか?)

………。
ええと。どうしようかな。何を紹介したらいいか、わかんないや。
とにかく香港映画のパワーで、全編ギャグ&パロディ。酷いわ。あ、違った、凄いわ(汗)。
あの~、ほら、よく欧米の映画とかでさ~、「あっ、こんなところパロってる! やるなぁ!」ってパロディとかギャグとかあるじゃないですか。
そーゆーのは期待しないでください。全っっっっっ然そーゆーそふぃすてぃけーてっどな部分はありません。ええ、ただの一箇所も。

恋愛もちょっと出てくるんだけど…「お、ちょっといいじゃん」と油断してはいけない。全部くだらんギャグに貶めて笑い倒させる。「なんでそーなる!?」って叫びたくなるくらい。
もー実にくだらない。ギャグもくだらないよぅ~。あまりのくだらなさに、よく映画館の中で拍手が沸き起こってました。

で、オススメか否かといわれると、オススメです(笑)。
だってちょっとないよ、このくだらなさ
「お前の脚本は変だーーーーーっ!!」と叫びたくなると思いますが、それ以上に笑えます。
だいたい流れは読めちゃうんだけどね。
ストーリー展開はばきばきに読めるけど、ギャグは絶対に読めないと思います。あんまりベタで。

最後の最後まで笑いのちりばめられた映画です。ちょっと卑猥なところもあるけど、とにかく笑い倒して

▼このDVDはこちら。
「少林サッカー」×「カンフーハッスル」奮発弐枚組 (初回限定生産) [DVD]
少林サッカー インターナショナル・バージョン 豪華版 [DVD]

▼『読本』まで出てるとは知らなんだ…

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2002年6月14日 (金)

ほね

実は水曜の夜に鯖を食べて以来、小骨が喉にささりっぱなしらしい。
ずっと取れなくて、気分が悪いのでとうとう会社を午後休んだ(ワールドカップを見るためではナイ)。
帰り際、かかりつけの耳鼻科へトコトコ歩いて行った。
‥‥あれ? なんか貼り紙が‥? いやな予感‥‥‥
「本日はお休みします。明日から平常通りに診察します」

がああああああん!!

いったい何のために会社を休んだのだ、ワタシは!!
ああ~、このままでは「ワールドカップを見るために休んだんだろ~」って営業にいじめられてしまうぅ‥。
はっ!? もしやここの先生、あんな顔してサッカーのファンだったのか?
それでワールドカップの応援に行っちゃったんじゃないか?
そーだ、きっとそーにちがいない!
(全部ワタシの妄想です。T先生、ごめんなちゃい)

でももう休んでしまったものはしょうがないので、すごすごとお家に帰った。
まぁ、休んでよかったかもしれない。小骨とはいえ、いい加減炎症を起こしかけているのか、ちょっと熱が‥‥(笑)。
耳鼻科には明日行こう。

お家でごろごろしながら結局TVでワールドカップを見た。
勝った!!
見てよかった~。

でもでも断じて「ワールドカップを見るために休んだ」わけじゃないんだ!
そんなつもりじゃなかったんだあああああ!!

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2002年6月13日 (木)

舞台:「オイディプス王」★シアターコクーン

■演目:「オイディプス王」
■脚本:ソフォクレス
■演出:蜷川幸雄
■出演:野村萬斎、麻実れい、他
■会場:シアターコクーン(渋谷)

はずした。
これはちょっと哀しかった。
う~ん………カタルシスがやってこない。ソフォクレスなのに、なぜ~~……。

ちょっと五月蝿すぎないかなぁ。
ドライな国でやればちょうどいいかもしれないけど、こんな湿度の高い国で最初から最後まで「ああああああ」式の嘆き節を同じ節回しでずーーーっとやられると、冷めちゃいます。
(実はそれが狙いか?(笑))

う~ん………私が野村萬斎と相性悪いだけかもしれない(笑)。
とりあえず、21日にもう一度観にいく予定なので、詳しくはそのあとで。

しかしまぁ、ギリシアの英雄たちはどいつもこいつも癇気が強くて、お子ちゃまでしょーがないね(笑)。

▼DVDはこちら。
オイディプス王 アテネ公演 [DVD]

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2002年6月12日 (水)

しょっく

しょっく……
アルゼンチンが敗退してしまった……

私はもともとそんなにサッカー好きじゃないけど、
いちおー心の中では密かにアルゼンチンとイタリアを応援していた。
だってシロートが見ても楽しい、派手な、あるいは小気味いい試合をしてくれるんだもん。
それなのに………
ああああああ……

バティの勇姿が決勝トーナメントで見られないかと思うと哀しい。
アルゼンチンは特にお国が今あんな状態だから、勝たせてあげたかったんだよね……
もうワールドカップ、見るのやめようかな(と、ちょっと本気で思った)。

でもハイライトで見たパラグアイのゴールは楽しかったね。
パラグアイを応援するか……。
あとはイタリアが何とかして勝ち進むことを望むばかりである。

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2002年6月11日 (火)

コンサート:第54回定期演奏会★バッハ・コレギウム・ジャパン 6月8日(土)

■演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン
■独唱:野々下香織(ソプラノ)、マシュー=ホワイト(アルト)、櫻田亮(テノール)、ペーター=コーイ(バス)
■日時:2002年6月8日(土)19:00~
■会場:東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)
■曲目:マニフィカト『我が魂は主を崇め』BWV733(オルガン:今井奈緒子)
    『愛する御神にすべてを委ね』BWV691, 690, 642(オルガン:今井奈緒子)
    カンタータ第10番『我が魂は主を崇め』BWV10
    カンタータ第93番『愛する御神にすべてを委ね』BWV93
    カンタータ第107番『なぜうなだれるのか』BWV107
    カンタータ第178番『主なる神、我らの側に留まりたまわず』BWV178

こんな後日の日記に押し出されちゃって……(汗)。

今回は、まあまあ……オルガンが調子悪かった? 何度か聴衆にわかってしまうミスをしていた気がする。
代わりに、というわけでもないだろうが、金管はいい出来だった。全然浮いてない。
ごく自然にパートをつとめていた。

合唱は相変わらずいい。
テノールの櫻田亮はワタシには初顔。声はいい。
でもレチタティーヴォが、まるでアリアのように聞こえちゃうのはどうだろう(笑)。
去年一年で耳がゲルト=テュルクに慣れすぎたのか。
もっと広い耳を持たなければ(…変な表現)。

合唱はいいし、演奏もまあまあ。
ただ、今回の曲はわりと激しいというかダイナミックというか、揺れの大きいパートが多かったので、逆にきれいな部分は余韻を持たせてほしかった。
でも鈴木氏は各小節の最後を(そして最終曲の最後も)「ぶつっ」とお切りになるのだ。
あれがなければな~……。もっと喜べたのにな~……。
アンコールのコーラスは美しかった。

ところでBCJは、来年、アメリカ遠征をするらしい。
支援金を募っていた。ワタシはもうこれ以上、お金は出せないや……。
日本で生まれたバッハ普及楽団を助成したいと思う方は、ぜひご協力を。

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2002年6月10日 (月)

選挙

昨日は区長選挙があった。
前の裏切り者の区長(政党寝返ったの)がやっと任期終了になったので。
もちろん、投票に行った。
だが思惑とは違う人が当選してしまった。

あ~あ。何年か前までは革新区政だったのに。
落ちたものだ。

まぁ、でも当選したのは「草の根」のひとだから、よしとするか。

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2002年6月 9日 (日)

コンサート:ラン・ラン☆ピアノリサイタル~「ピアニスト100」52/100

■演奏:ラン・ラン
■日時:2002年6月9日(日)15:00~
■会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
■曲目:ハイドン     ピアノ・ソナタ第31番ホ短調 作品14-5
    メンデルスゾーン 3つの幻想曲、またはカプリッチョ 作品16
    シューベルト   さすらい人幻想曲 作品15 D.760
    ブラームス    6つの小品 作品118(第1~第3曲)
    チャイコフスキー ドゥムカ(ロシアの農村風景)ハ短調 作品59
    ショパン     ノクターン第8番変ニ長調 作品27-2
    バラキレフ    イスラメイ

ほんの一握りの人間にしか与えられないもの----才能。
演奏を聴いていると、「天才」という言葉がちらつく。

豪華絢爛。派手なうえに派手(悪い意味ではなく)。
私はどっちかといえばストイックなピアノの方が好みなのだが、ストイックのスの字もない。
いっそ清々しい。

会場は音の洪水。とても一台のピアノからとは思えない。
どの曲も装飾性高く、めりはりだらけに弾き変えられ、すべてラン・ラン色(男性です)。
だからといって暗さを出せないというようなこともなく、ブラームスの3曲目などはあまりの沈みようにその場から出ていきたくなった。気が重くて。

音も表情豊かだが、それ以上に弾き手が表情豊か。曲にあわせて歌うのなんかあたりまえ、全身これ動かざるはなし。
おかげでほとんど目を閉じて過ごした。目を開けていると、どうしても奏者に注目して耳が疎かになりそうだったから。

アンコールの2曲目は故郷・中国の民謡だったが、今日弾いた中で音色が一番美しかった。
アンコールの3曲目はシュトラウスの「こうもり」。
(もしかして小澤征爾がウィーン・フィルでやったっけ?)
若いっていいなぁ(彼は20才)。はちきれそうなエネルギーを鍵盤にぶつけ、爆発しながら弾いている感じの、度肝を抜かれるような演奏。身の毛が本当によだつんじゃないかと思った。
手が4~5本ありそうなくらい音を重ね、それでいて濁った音は一音も出さない。
ピアノは彼の体の一部のようだった。

先に述べたとおり、私ゃどっちかってーとストイックな方が好みらしい。その私がここまで書くのだから、華麗なスタイルがお好みの方々にはもっともっとぐっとくるものがあっただろう。

余談だが、会場に中村紘子が来ていたようだ。監督として毎回来るのかしら。

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2002年6月 8日 (土)

Cross of Iron/Wrangler★SLY MONGOOSE

ときどき他の方の掲示板でぎゃーぎゃー騒いでいるのだが、現在私はSLY MONGOOSEのファンである。
今日は彼らの7インチの発売日~♪
ホントは14日らしいんだけど、ZOOT Sunrise Soundsとゆーところでは今日から手に入るのだっ!

とゆーわけで、わざわざレコード買いに原宿まで。
距離的には大したことないのだが、原宿・渋谷のたぐいは、用事がなければ絶っっっ対に行かないエリアなのだ(好きじゃないから)。
そこを押して!(えばるようなことではナイが)
ZOOTに入って、お姉さんに名前を告げる。ZOOTの掲示板でもちょっと騒いだ経緯があるので(笑)、すぐにわかってもらえた。
そしてレコードGet。予約特典の、ナンバー入り缶バッチもGet! 6番、ヒトケタだ。
でも私より早く5人も予約していたなんて……ちょっと口惜しい。

お家に帰って早速レコードをかける。よかった、針が直って…。
両面ともカッコイイ~~~~~!
聴きやすくて、でも媚びてなくて、それでハードでアナログでカッコイイ(自分でも半分くらい何言ってるかわからん…)。
聴いていて胸がわくわくするような。
こういうのって、最近貴重だと思うのだ。

レコードプレイヤーをお持ちの方々、ぜひ聞いてみてください。1000円しかかかりません。

▼ちなみにZOOTのサイトはこちら
http://www.zoot-ss.net/

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2002年6月 7日 (金)

レコード針

明日、贔屓のユニットが7インチレコードを発売する。
贔屓ゆえ、予約してしまった。
しかし、問題がひとつ。

うちのレコードプレイヤー、今、かからないんだよね~。音が出ないの。

どうやらレコード針が昇天なさったらしい。
先日、ヨドバシカメラへ行って「これこれこーゆープレイヤーの替えの針をください」と言ったら、
「そのプレイヤーは汎用の針が使えないので、部品をメーカーに注文するしかないですね。」
「えっ……(汗)。で、でも、もう10年以上前のなんですけど…」
「それだと部品ももうないかもしれませんね~。あとはカートリッジごと買い換えて付け替えていただくしかないですね」
そのときははたしてカートリッジが取れるのか(あとで考えたら取れないわけないわ)、どのカートリッジなら対応しているのかがわからなかったので、すごすごと手ぶらで帰った。

しかし、もう予断は許されない。明日にはレコードがやってくるのだ。針を買わねば!

とゆーわけで、お家でレコード針をカートリッジごと外して、それを筆箱に入れて(だってそこが一番危なくなさそうだったんだもん)、会社帰りにヨドバシに持参した。
店員さんに見てもらったら、
「ああ、これはMCですね」「?????」「MCだと高くなっちゃうんですよ」「どのくらいですか?」「最低で8千円ですね」
はっせんえん~~~~~!?
あの、あの、お手軽レコードプレイヤーが1万円で売られているこのご時世に、カートリッジだけで8千円ですとぉ~!?
「その代わり、音はいいですよ」
はあ……
「MMだと4千円くらいからあるんですけどね…ただ、MMだとアンプが対応していないことがあるから、買っていただいても無駄になっちゃうかもしれないんですよね」
恐るべし、レコード針。こんなしちめんどーな世界だったとわ……!!
「アンプを見ればMM対応かどうかわかりますよ」
いや~、明日レコードを聞きたいんですよ~。しかもうちに今、とーちゃんがいて、とーちゃんは明日の朝帰っちゃうんですよね~(<レコード針の付け替えをとーちゃんにやってもらおうとしている)。
「音はもちろん、MCの方が断然いいですよ」
はぁ、そうですか……。

で、結局8千円のカートリッジを買った。
家に帰るととーちゃんは、アルゼンチン×イングランド戦に熱中していた。
私とかーちゃんも一緒に熱中して、疲れた。
その後、観戦疲れで寝てしまいそーなとーちゃんに「お願い、お願い」とお願いして、やっとレコード針を付け替えてもらった。
そして再びレコードが鳴るようになった。
音はいい。でも、MMとかゆー針で聞いたことがないから、4千円分のギャップを埋めるほどの差があるかどうかは定かではない。
ないと口惜しいから、「4千円分、音がいいんだ!」と思うことにしている。

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2002年6月 6日 (木)

「どうして」のつぶやき

どうして……
日記ってどうして書くことがまっっっっったくないときと、
たくさんあって「1日分では書ききらない!」っていうときと、
極端に分かれるんでしょう?

ちなみにこんなこと書いてることからもわかるように、
現在は「書くことがない~」の時期。
しかして今度の土日はたくさんあるのだ。
もうたくさんあるってわかってるのだ。
土曜日も二つ、日曜日も二つずつ、書きたいことができるのが
わかっているのだ。

じゃあ前日に書いちゃえばいいかというと、なぜかそれは気分的にできない。
後ろにずらすのはできるのだ。つまり、今日のことを明日や明後日の日記に書くことには抵抗がないのだが、今日の日記を過去の欄に書くことには、どーしてかわからないが抵抗があってできない。
ヘンなの。
ま、いっか。とりあえず一日埋まったから(笑)。

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2002年6月 5日 (水)

そっくり

自宅でPowerBookG3を使っていたときのこと。
PBG3を少しの間ほっぽりだして別のことをやっていたら、母親が「あれ、そっくりだわ」。
何にそっくり
「蛍にそっくり
何が?
「あんたのパソコン」
?????
「あの点滅ぐあいが蛍にそっくり

そう、スリープ中のLEDランプが、色といい光り具合といい、蛍にそっくりなんだそうである。
そうか~。うちにも蛍が一匹……。
でもやっぱりホンモノを見たいです。

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2002年6月 4日 (火)

ワールドカップ★チケット

今日からぴあ扱いでワールドカップの残席券が売り出されるようになった。
どーでもいーけど、ヒドイよな~、あのチケット販売社。
「鉄面皮」って言葉はまさにああいう存在のためにあるんだなぁ。

で。
うちでもおっかさんが電話してみました。4時から。何度も何度も何度も何度も。
全然つながらなかった。
スーパースターのコンサート並み。いや、もしかするとそれよりヒドイかも。
私がお家に帰った7時にもまだ繋がらなくて、7時半くらいにかけてやっと
「本日のチケットは売り切れました」に繋がった。
当然、売り切れた時刻はもっとずっと前だと思うので、いかにたくさんの人間が電話していたかということ。

さて、空席はなくなっただろうか?

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2002年6月 3日 (月)

ワールドカップ★ポロシャツ

近ごろ巷のあちこちでワールドカップ用品が売られている。
普通のお店じゃない、いわゆる出店とか1週間借り切りとかワゴンとかなんだが、
新宿駅だけで、何店舗あるやら。

目玉商品はやっぱりポロシャツ(ユニフォームというべき?)。
真っ青な布地に日本代表選手の背番号入り。
私は特にだれのファンでもないので、背番号には魅力を感じない。
ただ……

一緒に並べて売ってるでしょう。
スヌーピーのデザインのやつを(笑)。
ええ、そうなんです、私、スヌーピーのファンなんです。
ワールドカップにもそれほど熱狂してないし、
サッカーにもそれほど思い入れはないけど(ラグビーならともかく)、
スヌーピーのポロシャツかぁ!!
これは買わねばならないだろうか……。デザインけっこー良かったし。ううううう。

現在悩み中(笑)。

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2002年6月 2日 (日)

おじさんはひそかによろこぶ

友人の家でさんざん遊び倒してから帰ってきた。
最寄駅に着いたときには22時を過ぎていた。とっぷり暮れている。
でも私の自宅周辺は、真夜中でもほとんど無人になることがないので、安心して(というより何の注意も払わないで)いつものように表から一本裏に入って歩いていった。

と、向こうの四辻で何やら怪しげな振る舞いをしているおじさんが
(???)
近づきつつ(道筋だもん)さりげなく見ていたら、どうやらお一人で足技を繰り出しているらしい。
あっ、そうか、サッカーだ!

人に見られるのが少し恥ずかしいのか、通行人が来るとなんとなく隠すような振る舞いをする。
それで挙動不審に見える(笑)。
堂々と楽しめばいいのに(笑)。
でも少なくとも家の中では我慢できなくなったらしい。
ワールドカップをテレビで観たあとだったんだろうか。
実はあちこち隠れた場所で、サッカー小僧やサッカー親父たちがボール代わりに空気を蹴っているに違いない。

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2002年6月 1日 (土)

林檎いとしや

MacTreeというところがある。「MacOSユーザーのための日本語情報源」のサイトである。
Macお宝鑑定団と並んで、かなりビッグなサイトだ。
その中にある「林檎いとしや」というコーナーで、Macにまつわるリレーエッセイを連載している。
いろんな人たちがMacとの出会い、Macへの思い、Macによる人生の狂い(?)を書いていて面白い。
実はMacFanの「林檎かわいや」のパクリなのだが(だってMacTreeにそう書いてあるもん)、地道に続けてもうほとんど丸二年になっている。
すごい。継続は力だ。

去年あたりか、イベントでそこの主催者K田さんと知り合って、なんとなくその場でエッセイの原稿を頼まれたことがあった。
で、本人はつい最近までうっかりすっかり忘れていた(笑)。
2週間ほど前にメールが届いて、「原稿お願いします」。
あら。本気だったんだわ(←失礼な奴…)。

会社がやや多忙な時期だったのであるが、ある日の昼休みに「がーっっ」と書き上げた。
休み時間ごとに推敲して推敲してまた推敲して(たいした原稿じゃないのに…)、K田さんに「こんなんでよろしいですか?」とチェックしてもらって、載せていただいたのが『育英会さん、ありがとう』である。

書いてみて思ったけど、私もMacに関するエッセイだったら、ゴロゴロ書けそう。
でもそれやると他のことが何もできなくなるから(つまりそれくらい話がある…たぶん(笑))やらないのだ。
版元Eski Yolcuのサイトでは、何かに偏るのが嫌でやっていないし……。

でもたまにはここの日記で書こうかな。ネタがなくなったときにでも。

▼MacTree「林檎いとしや」はこちらから▼
http://www.sannet.ne.jp/mactree/ringo/

K田さん、ありがとうございました。

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