コンサート:ツゥイ・チェン☆ピアノリサイタル~「ピアニスト100」51/100
■演奏:ツゥイ・チェン
■日時:2002年5月11日(土)16:00~
■会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
■曲目:ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 作品109
プロコフィエフ ピアノ・ソナタ第04番ハ短調 作品29「古い手帳から」
ラヴェル 夜のガスパール
ショパン ピアノ・ソナタ第02番変ロ短調 作品35「葬送」
台湾若手ピアニスト、ツゥイ・チェンのリサイタルを聴きに行った。
緊張しているのか、大雑把なのか、歩き方がおかしくてかわいい。
おっと、それはピアノとは関係なかった。
ピアノはなかなか聞きやすかった。上手い、確かに。
ただ、「こもりすぎでは?」と思う箇所が何度か。わざわざ左ペダルを踏んでるのかなぁ。
プロコフィエフの演奏は、おかげで透明感が欠けて、私にはちょっと今ひとつ‥。
ラヴェルの「夜のガスパール」は、合う曲なんだろう、自在にこなしていた。
でもちょっと大雑把。ときどき隣の鍵盤も一緒に叩いたりして、それはご愛嬌(笑)。
ショパンは面白かった。弾く人によってずいぶん変わるなぁ。
今度、他の人の演奏も聴いてみよう。
耳に気持ちいい音。力強くて、私の好みかも。
(弾いてるんだか弾いてないんだかわからないようなピアノ演奏はあまり好きじゃない)
拍手が鳴り止まなくて、アンコール2曲(ショパンのバラードとラヴェルの小品?)が終わったあと、
もう一度出てきて、中国の曲らしい小さな曲を弾いてくれた。
ソロも共演もたくさんこなしているはずなのに、未だにどことなく初々しさの残る若手ピアニストだった。
こうなると次回も楽しみ。次は中国のピアニストだっけ。
しかし! 演奏中、後ろで小学生か中学生の女の子がずっと紙を折っていた。
うるさいんだよ。チラシで籠を折りたいなら、表へ出てくれ。
しかも、何がいやだったって、その保護者が何も注意しないこと。
お母さんでしょう、あなたは。やめさせなさいよ。
しばらくじーーーっと見ていたらやっと注意して止めたが、それまでは何も言わない。
子供は仕方ないとしても、あのお母さんの神経の無さは信じがたい。
‥‥‥どうしよう、来月も同じ席だったら(汗)。それだけが怖い。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 【ライブ】Tokyo No.1 Soul Set 「LIVE SOUND aLIVE」(渋谷クラブクアトロ、渋谷・東京)(2021.09.05)
- 【コンサート】マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団(ミューザ川崎シンフォニーホール、神奈川・川崎)(2016.11.26)
- 【音楽】「ジョワ・ド・ヴィーヴル 第一部」(東京芸術劇場、東京・池袋)(2015.11.01)
- 【コンサート】KRYSLER & KOMPANY(日本武道館、東京・九段下)(2015.06.09)
- 【リサイタル】ピエール・ロラン・エマール「バッハ平均律全曲演奏会」(彩の国さいたま芸術劇場、埼玉・与野本町) #エマール #バッハ平均律(2014.10.04)
コメント