茉莉花
これまで意識していなかったのだが、家から駅までの道の途中に、大きなジャスミンの木がある。
少し前まで花の盛りで、毎朝通るたび道路一面に、白い花が降るように落ちていた。
木のそばを通り抜けるときには清涼な香りが体に入って、ちょっといい気分。
「爽やかな朝」って感じがする。
角を曲がってしまったあとも、まだ香りが残っている気がして、いい気分は駅まで続く。
それが朝の風景。
しかし、不思議なことに、夜、同じルートで帰っても、あんまり香りがしない。
していないわけはないだろうが、朝ほど意識にのぼってこないのである。
香りも半分、目で感じてるんだろうか(笑)。
そう思って今日の帰りは意識して通ってみた。
花の盛りを過ぎたせいか、香らない。
「夜はジャスミンも寝るのかな」と思って通り過ぎた。
と、少し香った。後ろから清涼な芳香が追いかけてきてくれたみたいだった。
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