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2002年4月19日 (金)

東京国際ブックフェア

今日は午後から会社を抜けて、東京国際ブックフェアを視察(!)に行った。
いちおーうちの会社は印刷関連会社なんで、「勉強のために!」といって出た。
(もちろん、視察!中は勤務時間である)

別グループのマネージャーさんも行くというから、行きだけ一緒に。
会場入り口で別れて(業務内容が違うので見るところが違うのだ)、初めてブックフェア会場に足を踏み入れた。
以前から一度は来たいと思っていたのだが、なかなかチャンスがなくて。

「デジタルパブリッシング」のコーナーを目指して歩く。
途中、白泉社が自社の漫画で韓国語や中国語、その他の外国語に翻訳され流通しているコミックスを展示したりしていた。

トッパンのブースがあったので見る。
電子ペーパーなるものを展示している。見て吃驚
私はどっちかっていうと、紙とインク大好き人間なので、電子媒体にはあんまり熱を持っていないのだが(ってホームページで書くか?)、その私でもこれはたまげた
液晶より断然画面が白い。白いというか、明るいといったほうが正しいかも。
また、横から見ても真っ暗にならない。「視野角」っていうんですか、これが無茶苦茶広い。
そして薄い!!!!! 薄いぞ~!!

折りよく電子ペーパー関係のデモが始まったのでおとなしく見学した。
聞けば、今、トッパンのブースの係員の名札は全部電子ペーパーだとのこと。
みんなでトッパンのスタッフの周りに群がる(笑)。
ホントだ、電子ペーパーだ。
ちょこまかと画面をリロードして、2~3種類を自動的に切り替えながら表示している。は、速い
さらにさらに、名札の先にはちょろっとラインがあるだけで(あの~、PCの中身を開けると見える、SCSIとか画面とかキーボード入力なんかのペラペラした配線のさらに薄っぺらで小型なやつっていうの?)、電源はどこ!?
これもデモ中に言っていたが、バックライトが不要で、ものすごい低消費電力にできたらしい。

う~ん、さすが腐ってもトッパン。すげーわ。
とゆーわけで、これを見ただけで業務的ブックフェア視察は満足しきってしまったのだった(笑)。

その後、新潮社・ボイジャー共同ブースへ行き、路地裏に入って(ホントにそーゆー感じだったんです)、ポシブル堂の店長さんとお会いした。
久しぶりだったので、なんか長々と立ち話をしてしまった。楽しかった。
それから、うきうき書房さんの『大食い姫』を購入。以前にも買ったんだけど、そのときはまだ第1部までしかなかったんだよね~。今度は完結しているそうだから、楽しみだ。

あとはなんとなく見て流す。
そうそう、会場の一番端っこに洋書バーゲン会場があって(ちんまりと)、ちょっと見て歩いた。
いいよね、5時半過ぎてたもん。もう自由時間だよね。
そこでドーバーの衣裳イラストの本と(ドーバー好き~)、意匠を集めたA4大のハードカバー本を買った。
安かったけど、重かった‥‥。

そんな感じでブックフェア視察終了。
いろいろあったようだが、私の中では「電子ペーパー」一色で終わったかも(笑)。
本当に使い物になるかどうかはともかく、どこかでブレイクするんじゃないかな(ファッションにも使えるぞ)。
そうそう、あとは「個人出版」を商売の種にしようとしているところが増えそう。
電子化やなんかは時代の潮流にというか、単なるツールにすぎず、デジタルそのものを利用しての革新的な斬り込み口っていうのはなさそうだった。
しばらくは本は本のままだろう。

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