« 2002年3月 | トップページ | 2002年5月 »

2002年4月の記事

2002年4月30日 (火)

暗い気持ち

今日は新人研修があった。
なぜか私も30分ほど喋らなければいけなくて、今年は出版の歴史あたり話してお茶を濁すことにした(濁すなよ‥‥)。
それで、百科事典あたりから出版についての知識を仕入れて、まとめの部分だけ考えて、あとは行き当たりばったりで喋ったのだが‥‥

別に新人研修自体に問題はなかった。と、思う。
それより、なんとなくいやぁなことを考えてしまった。
「いやぁなこと」というほど重要なことでもないのかもしれないが‥‥

新人たちには以下のようなことを話したのだが‥
出版が現在のような形を取るに至ったのには、もちろん、技術的革新が必須だった。すなわち、素材(紙)の洗練、大量生産機器の開発、そして流通システムの確立である。
しかし、何よりも近代的出版が成り立つために重要だったのは、受け手の爆発的増加である。
すなわち、市民階級の台頭と、彼らの知識欲の膨張、それに続く知識階級の飛躍的拡大である。
大衆と呼ばれるひとびと(つまり我々)の「知識を得たい」という渇望がなければ、どんな機械が生み出されようとも、恐らく出版業界は成り立たなかった。
だから、社会全体のニーズに気を配りなさい、という締めを用意していったのだ。

現代の書籍を成り立たしめているのは、一昔前までのひとびとの貪欲な「知識欲」である。
だが今現在、そのような「知識欲」が社会に見当たるだろうか?
先に言っておくが、情報と知識とは違う。
情報に対する渇望はあっても、知識に対する渇望は消えかけていると、私は思う。
そうでなければ『知の●●』といった本が売れるわけがないのだ。
逆説的だが、そうなのだ。『知の●●』的な書籍が売れるということは、「知識みたいなもんを楽にゲットしたい~」的な思惑が社会を占めているということに他ならない。
真に、「知識」そのものを求める人間は、何をどこからどう識るべきかを自分自身のうちにもっており、『知の●●』式のガイドブックを読む必要がない。

で、何が「暗い気持ち」かというと‥‥
「知識欲」の減退は「本」の減退につながるだろうということだ。
メディア(電子・紙)の問題も確かにある。けれど、本質的な問題は、こっちではないのか。
2000年も続いてきた「本」そのものが消えるとは思わない。
ただ、「人類にとっての共有財産」がだれにでも開かれている、今までの麗しい状況は、維持できなくなるのかもしれない。
そんなことを考えて、新人研修の後に(研修は明るくやりました)暗い気持ちになったのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月29日 (月)

餃子パーティ

今日は友人宅で餃子パーティがあった。
パーティというほどの人数ではないのだが、5人ほどでアルコール飲料を飲みながら楽しく餃子をつついた。

そも久しぶりに餃子を作った。
キャベツ、ニラ、ネギ、にんにくなどをことごとく微塵に切って、挽肉と、しょうが、ごま油、塩、こしょう、醤油、オイスターソースなどの調味料と混ぜる。
練って、少し置いてから市販の餃子の皮に包んでいく。
ネギを微塵切りにしているときに、涙が出てきたのにはちょっと吃驚。
そうか。いつも長ネギは微塵切りになんてしないからわからないだけなんだな。
ちなみに私、タマネギを刻むときはぼろぼろ泣きます‥‥。

餃子とあわせてかき玉汁も作った。
スープはいいよね、基本はだいたい一緒だし、ほとんど失敗することがないから。

いやぁ、もう餃子の具の作り方なんてすっかり忘れているかと思っていたけれど(何しろ最近、人数が減ったので家では作らないのだ)、昔取った杵柄ほどではないにせよ、なんとなく思い出せてよかったよかった。
もっとも、特別に思い出さなければならないようなことがあるわけでもない。
ただ材料をまぜて包むだけだもんなぁ。
あとは焼くだけでおいしい夕飯のできあがり。実際、美味しかった。
中国人は偉大だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月28日 (日)

コンサート:第53回定期演奏会★バッハ・コレギウム・ジャパン 4月27日(土)

■演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン
■独唱:野々下香織(ソプラノ)、ロビン=ブレイズ(アルト)、ヤン=コボウ(テノール)、ペーター=コーイ(バス)
■日時:2002年4月27日(土)19:00~
■会場:東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)
■曲目:プレリュードとフーガ ホ短調(オルガン独奏:今井奈緒子)
    カンタータ第20番『おお、永遠、汝、雷の言葉よ』BWV20
    カンタータ第7番『キリスト我らが主ヨルダン川に来たりたもう』BWV7
    カンタータ第94番『私はこの世に何を求めよう』BWV94

久しぶり‥‥でもないか。BCJの定期演奏会があったので聴いてきた。
オルガン、気持ちよくて寝てしまった(笑)。
でもこういう演奏会で寝るときって、完全には寝ないらしい。
寝ながらずーーーっとメロディを聴いている。音を聴いている意識だけある。変なの。

さて、今日もオーボエとフラウト・トラヴェルソがとてもいい出来だった。
金管は‥‥‥制御が難しいんだと思うけれど、どうも気に入らない出来映えが多い。ま、難しいんだよね。
あとは、ペーター=コーイがいいんだけれど、テノールのヤン=コボウがちょっと冴えなかったかな。
3月にゲルト=テュルクのテノールを堪能してしまったのがいけなかったのかもしれない。

合唱がインパクトのない構成になっていて残念だった。合唱はBCJの宝なのに。
つまらなくはなかったが、ドキドキするような感じはひとつもなかった。
合唱のひとびとの責任ではなくて、恐らくそういう演出なのだろう。
全体に「まあまあです」という出来映え。
ただ、第7番のテーマ(ヴァイオリン2台でのパート)だけが、やや新鮮に聴こえた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月27日 (土)

引越し

妹が引越しするというので、手伝いに行った。
「腰が前科者だから、力仕事では全然役に立たないよ」と言ったら、電話番でいいからということだった。
行ってみたら、電話は切れていた。いいんだけど。

とりあえず、おっかさまに言われたように、その辺の家具を拭いた。
最後に冷蔵庫も。内側は真中しか拭く時間がなく、冷凍庫と野菜箱はきれいにできなかったけれど、真中だけでも嬉しかったようだ(残った部分は引越先へ着いてから泣き泣き拭いたらしい)。

今回は自力の引越ではなくて、引越業者にほとんどを頼んでいた。
ものすごく楽だった(らしい)。
だって箱詰めしておくとなんでもかんでも運んでくれるんだもん。
大きい家具もみんなあちら任せ、洗濯機の排水溝との着脱なんかも料金に含まれている。
業者のチームリーダーが女の子だったんだけど、まぁ、働くわ働くわ。
しかも怪力。洗濯機とか冷蔵庫とか一人でエレベーターまで持ってっちゃう。
みんなで口をあけて感心していたのだった。

他の人もみんな感じがよく、もう個人で軽トラとか借りて引っ越す時代じゃねぇやなぁなどと思ったのだった。

おまけ:最後に忘れ物はないか、よくよく見たのだが‥‥忘れました。物干し竿(笑)。
これからお引越なさる方はお気をつけ下さい(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月26日 (金)

ハンプティ・ダンプティ

会社の同僚からハンプティ・ダンプティのフィギュアをもらった。
最近、コンビニのお菓子コーナーに並んでいる「人形の国のアリスシリーズ」のひとつだ。
彼女はチェシャ猫がほしくて、毎日毎日買って買って本日やっと当たったらしいが、それまでにハズしたフィギュアが数知れず(笑)。「いくつ買ったの?」と聞いたら「きかないでください」と言われた(笑)。本命じゃないやつがポロポロだぶってしまって、このタマゴなんか3つ4つあるというので、ひとつ分けてもらったのだった。

フィギュアを製作しているのは「カイヨウドウ(すみません漢字がわかりません)」という、その道では名の通った会社らしい。彼女のようにプラモデルだのフィギュアだのに手を染めたことがある人間は「カイヨウドウが作ってるなら集めようかな」と心くすぐられる、そういうところらしいのだ。ちょうど昔、SCSIのケーブルを買うのに「テックパーツ製がいい~」と探したのと同じようなことだろうか(ワタシも変か?)。
箱にはちゃんと型師(フィギュアのオリジナルの型を作るひとらしい)の名前が印刷されている。型師一人一人に固定ファンがついたりするのだそうだ。

確かによくできている、ハンプティ・ダンプティ。
ムードは原作(テニエルの挿絵)そのまま、レンガ塀の上に座っているのでずいぶんと上に重心があるはずだがピタリと立って、揺らぐ気配もない。
ちなみにこのレンガ塀、ハンプティ・ダンプティの奥行きに比べてかなり薄い。よくこんなんでしっかり立つなぁと思うが、そこはそれ、プロのお仕事なのだろう。

ところでこのシリーズ一覧が印刷された紙も一緒にもらったのだが、そこに印刷されているハンプティ・ダンプティ、私がもらった奴より背が高い。
おやぁ? どうしてレンガ塀の高さが違うのだ?
あ、こんなところに但し書きが。なになに、「壁を高くするボーナスパーツは『手をあげるアリス』に入っています」‥?
つまり、『手をあげるアリス』を引き当てると、ボーナスパーツを使ってハンプティ・ダンプティのレンガ塀を高くできるのか‥‥‥
こうやってヒトのココロをくすぐってるんだな(笑)。全くもってよくできていると、ただ感心したのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月25日 (木)

ADSL未開通・中間報告

大事になりそうである。
もはやADSLがつながるかどうかは第二の問題。
第一の問題は、「雑音を消せるか」である。

「雑音」といっても、よくあるザァザァといったものではない。
「ピッ」という高くて耳障りな、恐らく何かの信号音ではないかと思われる音が、通話中、一分に一回くらいの割合で鳴りつづけるのだ。ずっと。

この症例はアナログに切り替えてADSLが開通して(してないけど)、それ以来ずっとのことで、●●●のサポートにも月曜の夜から毎日訴えていた。が、何も解決は得られなかった。
とうとう昨日、「スプリッタを外しても音がするなら、NTTに言ったほうがいい」と言われ、今日の昼に母から故障係に連絡してもらった(私ゃ会社だもん)。
NTTの担当者もこれはヒドイと思ったらしく---何しろ電話で喋っていればこっちにもあっちにもはっきりその音が聞こえるのだ---「電話機かガス検針機の所為では?」と言っていたが、埒があかないのでついに一人派遣してくることになった。「原因がお客様の側にあった場合は出張費をいただきます」という断りつきで。

で、実際にNTTの調査員さんがやってきて、持参の電話機を取り付けてあれこれ試してくれた結果、「家の内部事情によって雑音が発生しているのではない」ということがわかった。
つまりこうだ。家の中にラインを引き込む前の段階、電柱から我が家の外の交換機(?)ですでに「ピッ」と鳴るというのだ。外の交換機にNTT手持ちの電話をつなげているとき、家の中の電話機だとかモデムだとかガス検針機だとかそういったものはラインがOFFになっているのだから、影響のしようがない。それでいて「ピッ」という音がするのだから、これはもっと大元の、例えば交換機が原因ではないかということだった。「ガスの検針機ぐらいだったら簡単だったんですけどねぇ。」

ちなみにこの試験をする前に、局からうちの電柱くん(私が所有しとるわけじゃないが)までのケーブルを、最新のものに切り替えてくださったが、それでもNGだった。
その人の所見では、●●●が持っている交換機は複雑怪奇なので、その中で何か不具合を起こしてパルスか何かを拾ってしまっているのではないか、ということだった。もちろん、NTT側の交換機が悪さしている可能性もなくもないが、いずれにせよ、「お客様が契約を結んでいるのは●●●ですから、そちらから調査を依頼してください」と言って帰っていった。

ここまで書いただけでもう疲れた。

さて、今度は私が家に帰って(今週は毎日20時半に帰っては電話している‥‥日課のよう)、●●●のサポートセンターへ電話をかけた。拷問の始まり。

まずいつものようにマニュアルどーりに応える人員が電話に出る。
NTTに言われたことを説明し、「そちらの交換機を調査してください」と頼むが「少々お待ちください」ばっかり。
「お待たせしました」と言っては、「ガスの検針機は‥」だの「お客様の電話機は‥」だの、「さっき外からかけてもダメだったって言っただろ!!」みたいな質問しかしてこない。
とうとう「とにかくこうこうこういうことでNTTさんにこういわれたので、調査してください!」と言うと、またまた「少々お待ちください」。待っていたら、違う人が出てきた。

やった~、責任者だよ~と喜んだのもつかの間、またまた「ガスの検針機‥」とか「モデムが何か信号を発しているのでは‥」とかわけのわからんことを訊く始末。
果ては「お客様は何か間違って理解していらっしゃるのでは‥」。
そろそろぶち切れ時である。
シロートのこっちに「理解」なんか求めるな! だいたいクロウトさんのNTTが言ったことを伝えているだけなのに「お客様が間違って理解」とはいったい何だ!
と、怒鳴りはしなかったが、段々私の口調も険悪に。

「ですがこちらの設備にはそのような音声を出す機能がないんですが。」
なくったってなんだって音はするんだよ、お前も聞いてるだろーが(ざまあみろ!)。

さらに「ISDNの信号が何か悪さしているのでは」などと言い出す。
どうやってISDNが悪さするんだよ、アナログに切り替えたあとで!! TAも何もISDN関連のものは全部とっぱらって物置にしまってあるのに!!
だいたいISDNが切り替わってなかったらこうやって電話なんかできないだろ!!
もはやけんか腰である。

とにかく!! 電柱から直接引いた段階で音がするんだから、うちの問題じゃあないんだ!!
NTTとも相談して調査してくれ!!

一応「調査します」とは言ったものの、不安だ‥‥黄金週間が明けても同じ状態だったら、また電話せねばなるまい‥‥あ~、やだやだ。
30分喋って電話を切った後はもうぐったり。なんでこんなに疲れるかね、電話してるだけなのに。

と、ゆーわけで、我が家のADSL事情は複雑怪奇なことに。
縦しんばADSLがつながったとしても(そう、まだつながってません)、この音が消えない限り契約無効ということにしてもらわないとまずいね、と、母と言い合った。

なお、「●●●では初めてのケースなんですよ」と言われた。と、電話で父に言ったら、「そりゃー誰にでも『本邦初』って言ってるんじゃないか」だって(笑)。あり得る(笑)。
そうそう、一連のトラブル話を母が父に電話で伝えたら、最後に「そんな話、あっか?」。
脱力した。

※追記
え~、この翌日(4/26)、●●●からおうちに電話がかかってきて、
窓口のモノが状況を飲み込めてなくて、ご迷惑をかけまことに申し訳アリマセン
と、ひらあやまり。
調査のために、今度うちまで来るそうだ(その間、なぜか「ピッ」という音は鳴らず‥直ったか?(笑))。
しかし‥‥えらい対応が速かったけど、まさかここの日記を読んだんじゃあないだろうな‥‥(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月24日 (水)

つつじ

庭の花のハナシ。
ヒメシャガはすべて散ってしまった。チューリップも。フリージアもそろそろおしまい。
都忘れとパンジーはまだ咲いている。
先日、「名を知らぬ白い花」と書いたものはハナニラだった。これも姿を消した。
代わりに白い卯の花が咲き、玄関脇には鮮やかな橙の君子蘭、ピンクの野バラはますます狂い咲き、それから青みがかった赤の躑躅(つつじ)が満開。

「おかあさん、ツツジが咲いてるよ! うち、ツツジなんてあったんだね!」
「何言ってるの。毎年咲いてるじゃないの」
「‥えっ? そうだっけ?」
とゆーよーな会話を、今年もしてしまった‥‥なんか去年も同じハナシをしたような気が‥‥(汗)。
いいや、今年こそは目に焼き付けておこう。うちの庭にはツツジも咲く!
‥‥これで来年も同じこと言ったら、大馬鹿者だな、私は(笑)。

いずれスズランが咲いて、春の花ラッシュは一段落するだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月23日 (火)

山手線新車両

今朝、通勤電車に乗ろうとしたら、顔つきがいつもと違っていた(私の顔つきじゃありません、電車の顔つきです)。
「おやぁ?」と思いながら乗ったら、おお、液晶テレビ付き!
どうやら新車両らしい。7人掛けの座席には、2・3・2に分かれるようにステンレスの柱が立ち(最近、都内の電車にはこのタイプが増えている)、上の壁が斜めになっているのか、今までのような四角い箱ではなくて、チューブのようなイメージの車両だった。
しかし、液晶テレビなんて、必要なのか?
そりゃ天気予報とか最新ニュースとか流れていれば、便利は便利だと思うが、そんなにしてまで情報を得ないでも‥‥
と、思いつつ、あると見ちゃうんだよね、あ~あ(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月22日 (月)

ADSL未開通

きょ~うはADSLかいつーの日~。るんるんるん~。
NTTからは「切り替える」って連絡が来たってゆーし、今夜からADSLライフだわ~。
と、お家に帰ってさっそく接続。るるるるる‥‥あれ? モデムの点灯が足りない?
ま、いいや、ぱっぱと設定しちゃおうっと。

そして滞りなく設定した(つもり)。
が、つながらない。
ぎゃー。なぜー。
最初っからADSLのリンクを認識していないらしい‥‥‥。
とりあえずもう夜中なのでサポセンへのお電話は明日だな‥‥。

そして思い出した。
そーいやISDN導入のときも大変だった。
何が大変だったって、買ってきたTA(新品!)が壊れていたのに気づかず、「つながらない~」と泣いていたのだ。
ISDNは本当に大変だった。ADSLの比ではない。
だってTAが壊れてると普通の電話もつながらないんだよ!?
ヒサンだったな~‥‥‥
そして交換してもらったTAまで壊れてて‥‥‥
二度も交換しにいっちゃったよ。善福寺川の川べりを延々と歩いて。学生の頃じゃないとできないよ、そんな真似。

で、ADSLはどーゆー試練が待っているのだ? 楽しみ‥じゃないです、全然。勘弁して。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月21日 (日)

アナログ人間

ここのプロフィールでも書いている通り、自分はアナログな人間である。
「ホームページ2つも作っておいて何を言うか」と非難されるかもしれないが、エスキ・ヨルジュのサイトなんかどうやって作ったと思う?
紙のノートにサイト構成とか、各ページのレイアウトを描いてから作業してたんだよ(笑)。
ああ、もちろん、ページ紹介文なんかも電車の中でノートに書いてました。
我ながらなんつーアナログ人間‥‥。

紙と鉛筆(正確にはシャーペン)が無いと何も出来ない。

ここの日記も「最初はアナログだった」ってものが多い。全部じゃないけど、ノートに「こんなことがあった」って書き付ける。それを入力しながら、いろいろ膨らませたり縮めたり編集してまとめるのだ。
どうにかならないですかね、この、紙と筆記具依存症。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月20日 (土)

映画:「ハリー・ポッターと賢者の石」

映画のほうである。
やっと見に行ってきた、昨日。
(そう、ブックフェアの後、東銀座に出て東劇へ行ったのだ)

面白かった。
まぁ、原作読む読まないには賛否両論飛び交っているが、別に読む前に見てもいいのではないかな。
ちなみに私はまだ読んでない(笑)。
でもちょっと「これから読もうかな」という気がしている。
映画を先に見て「よかった」と思ったのは、固有名詞の発音が聞けたこと(笑)。
人名はもちろん、競技名だの何だの、活字が先だと頭に入りにくいかもしれない(先に読むに越したことはないけどね)。

映画のつくりはなかなかよかったと思う。
なんと言っても子役がかわいい~!!
ハリーもロンもハーマイオーニもまぁかわいいのかわいくないの。
みんな健気だし。
フクロウはすごかったですね(笑)。よくぞあれだけ集めた。
ただ、建物とかのCGが「CGだっ」と分かる部分はちゃちかったかな‥‥そんなこともないか‥?

大スクリーンで見るのをオススメ。
次はロード・オブ・ザ・リングだっ!(‥‥この忙しいのにいつ?)

▼DVDはこちら。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月19日 (金)

東京国際ブックフェア

今日は午後から会社を抜けて、東京国際ブックフェアを視察(!)に行った。
いちおーうちの会社は印刷関連会社なんで、「勉強のために!」といって出た。
(もちろん、視察!中は勤務時間である)

別グループのマネージャーさんも行くというから、行きだけ一緒に。
会場入り口で別れて(業務内容が違うので見るところが違うのだ)、初めてブックフェア会場に足を踏み入れた。
以前から一度は来たいと思っていたのだが、なかなかチャンスがなくて。

「デジタルパブリッシング」のコーナーを目指して歩く。
途中、白泉社が自社の漫画で韓国語や中国語、その他の外国語に翻訳され流通しているコミックスを展示したりしていた。

トッパンのブースがあったので見る。
電子ペーパーなるものを展示している。見て吃驚
私はどっちかっていうと、紙とインク大好き人間なので、電子媒体にはあんまり熱を持っていないのだが(ってホームページで書くか?)、その私でもこれはたまげた
液晶より断然画面が白い。白いというか、明るいといったほうが正しいかも。
また、横から見ても真っ暗にならない。「視野角」っていうんですか、これが無茶苦茶広い。
そして薄い!!!!! 薄いぞ~!!

折りよく電子ペーパー関係のデモが始まったのでおとなしく見学した。
聞けば、今、トッパンのブースの係員の名札は全部電子ペーパーだとのこと。
みんなでトッパンのスタッフの周りに群がる(笑)。
ホントだ、電子ペーパーだ。
ちょこまかと画面をリロードして、2~3種類を自動的に切り替えながら表示している。は、速い
さらにさらに、名札の先にはちょろっとラインがあるだけで(あの~、PCの中身を開けると見える、SCSIとか画面とかキーボード入力なんかのペラペラした配線のさらに薄っぺらで小型なやつっていうの?)、電源はどこ!?
これもデモ中に言っていたが、バックライトが不要で、ものすごい低消費電力にできたらしい。

う~ん、さすが腐ってもトッパン。すげーわ。
とゆーわけで、これを見ただけで業務的ブックフェア視察は満足しきってしまったのだった(笑)。

その後、新潮社・ボイジャー共同ブースへ行き、路地裏に入って(ホントにそーゆー感じだったんです)、ポシブル堂の店長さんとお会いした。
久しぶりだったので、なんか長々と立ち話をしてしまった。楽しかった。
それから、うきうき書房さんの『大食い姫』を購入。以前にも買ったんだけど、そのときはまだ第1部までしかなかったんだよね~。今度は完結しているそうだから、楽しみだ。

あとはなんとなく見て流す。
そうそう、会場の一番端っこに洋書バーゲン会場があって(ちんまりと)、ちょっと見て歩いた。
いいよね、5時半過ぎてたもん。もう自由時間だよね。
そこでドーバーの衣裳イラストの本と(ドーバー好き~)、意匠を集めたA4大のハードカバー本を買った。
安かったけど、重かった‥‥。

そんな感じでブックフェア視察終了。
いろいろあったようだが、私の中では「電子ペーパー」一色で終わったかも(笑)。
本当に使い物になるかどうかはともかく、どこかでブレイクするんじゃないかな(ファッションにも使えるぞ)。
そうそう、あとは「個人出版」を商売の種にしようとしているところが増えそう。
電子化やなんかは時代の潮流にというか、単なるツールにすぎず、デジタルそのものを利用しての革新的な斬り込み口っていうのはなさそうだった。
しばらくは本は本のままだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月18日 (木)

マタイ

またしても「マタイ受難曲」に狂っている。
以前ほど酷くはないが、家に帰ると必ず聴く。
聴くといっても全編通して聴く時間はない。
しかたないので「今日は2枚目のディスク」というように、3枚のうちの1枚だけ聴くことにした。
だから「以前ほど酷くない」。

この数日、よく聴いているのはヘレヴェッヘ盤。
アンドレアス=ショルという物凄く美しい声のカウンターテナーがアルトパートを歌っている。
ペテロの「哀れんでください、主よ」とか、私の大好きな「頬の涙が甲斐なしとあらば」とか、アルトのアリアが絶品。
ヘレヴェッヘ盤のもう一ついいところは、テンポが速いことだ。
割と簡単に1枚聴きおわれる(笑)。

そしてなぜか1階で作業するときは、母のリクエストに応えて「ジーザス=クライスト・スーパースター」をかけたりなんかして。
もうぐちゃぐちゃ(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月17日 (水)

ISO

今日は会社でISOの審査があった。
1年前から「会社でISO取るぞ~!」という目標はたてていた。
が、実際に動き出したのはまぁ3,4ヶ月前からかな(笑)。
特に最後の2ヶ月間の追い込みは大変だった。
だからさ~、もうちょっと余裕を持って用意しようよ~。

とりあえず審査は無事に終わり、2件の是正報告を出せば資格取得とゆーかISO基準を守っている企業として登録してもらえそうである。
これで晴れて国際規格に準じた企業に!!(笑)
よかったよかった。一安心。

でも本当は取得後が大変なんだよね。システムの改良と維持。2年ごとの再審査。
は~‥‥また書類が増えてしまう(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月16日 (火)

柿の葉

2階の部屋から目の前に柿の枝葉が広がっている。
今は春で、若々しい黄緑の葉っぱでいっぱいだ。
やわらかくておいしそう。

冗談ではなく、柿の葉の天ぷらはおいしいという話。
葉っぱといっても今の時期(だともうすでに遅いかも)くらいの、出たての若葉がいい。
葉っぱも年をとると固くなっておいしくなくなってしまう。

実際、我が家でも一度やってみた。
とても美味しかった。
だが、私がそれでお腹を壊したので、以来、一度もやってない(笑)。
興味のある方はお試しあれ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月15日 (月)

いいわけ

最近、会社が遅い。毎日22時。
「それくらいで『遅い』とはいわん!」という向きもあろうが、軟弱モノの私にとっては十分遅いのだ。
朝の9時から夜の10時まで会社に居ると、ほとんど外界と隔離されている気分。
外を眺めてあれこれ情報を得るだとか、お家に帰ってぼんやり考え事をするだとか、そういう時間がまるでない。
帰りは真っ暗だから花を見ることもないし‥‥自動人形のように家に帰るだけである。
ちなみに帰りに駅でキオスクが閉まっていたりすると、なぜかすごくショックを受けてしまうのであった(笑)。

そして日記のネタがなくなるのであった!(笑)
そうなんですよ。やっぱり会社に詰める時間が長くなると、日記ってなかなか書けなくなるんですよ。
新しい情報が入らなくなるからな~。
電車の中くらいしか自由時間がなくて、しかもそこでよく寝ちゃうとゆ~‥‥(苦笑)。

というわけで、本日は日記更新が滞っていることの言い訳日記でした。ちゃんちゃん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月14日 (日)

豆アイコン

何の話かって?
今、せっせこと作っているホームページの話。
重たいページって自分が嫌いなので、画像はできるだけ少なくしようとしている。
だが、どうもミニ画像はちょこまか使ってしまうのだ(笑)。
たとえば作品リストのページ。
OSとかファイル形式とか、FREEかSALEか、媒体は何か、など、ついついミニなアイコンを用意して表示させては喜んでいる(笑)。

あとはゲストブックのアイコンですな。
普通のサイトだったら置かないような、ヘンな画像を一所懸命用意したりして。
(かといって「おもろい!」とか「奇抜!」とかいったもんでもないところが問題‥)
いやぁ~作ってて楽しかったわ~(笑)。
また自分の楽しみのためだけに作るかも(笑)。

他にも豆アイコンを使えるところがないか、つい考えてしまう今日この頃であった。
だってかわいいでしょう、ページ中にちょこまか居ると。

▼ちなみにホームページはこちら【2009年4月現在停滞中】
http://www.eskiyolcu.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月13日 (土)

点景2

電車の中で。

向かいの席に座っていた男の人が立ち上がって降りていった。
ふと見ると、そのあとになぜかパチンコ玉がころり。
どうしてそんなところにパチンコ玉が?(笑)
そんなものの上に座って、痛くなかったんだろうか?

訊こうにもご本人はとうにおらず、結局謎のままなのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月12日 (金)

ANAパンダ

最近の広告で好きなもの。
ANAの中国便のポスターに出てくる、クマなしのパンダ(笑)。
クマって、目のクマね、あの目の周りの黒い部分。
「ANAが中国便を増やしてくれたから疲れなくなって、すっかりクマが取れてしまった」というようなコピーだったと思う。
なんだかわからないけど、見るたびにおかしい。
「クマが取れたら大熊猫じゃなくてただの大猫になっちゃうのか?」などとくだらないことを考えたりして。
ちなみに、クマを取った部分は手を入れてるだろうけど、写真のパンダのお腹の汚れ具合はホンモノとしか思えない。どこで撮影したんだろう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月11日 (木)

のぽぽん

最近我が家でちょっとブーム(っていうほど人数いないが)。

先日の日記でも書いたように、私はMac Expoで「お昼寝のぽぽん」と「のぽぽんスクィーズ」を買った(3/23)。
なぜMac Expoでそんなものを買うのかは聞かないように‥。

そうしたらその「お昼寝のぽぽん」を母親がエラく気に入ってしまった。
「かわいい~」と言って離さない。
よ、予想外。きっと「またバカなもの買って」と言われると思って恐る恐る紹介したのに‥‥。
おかげで「のぽぽん」のステイタスがあがり、最初は私の部屋に転がしてあったものが、今では毎日1階の居間でのさばるようになってしまった(笑)。

さらに本日、東京に遊びにきたおばあちゃんも、食卓にあった「のぽぽんスクイーズ」を見て、「これ欲しいわ」。
のぽぽん人気、高し!!(笑)
しょうがない、ネットで探して注文してあげやう。

のぽぽん売り場はこちらから!(笑)

★お昼寝のぽぽん発見!‥と思ったら完売だって


▼2009年4月現在、まだ生き残ってるのぽぽん(笑)
のぽぽん関連商品

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月10日 (水)

洗う話

最近、ブラウス類の襟と袖口を必ず下洗いするようになった。
以前はそのまま洗濯機につっこんでたんですけどね(笑)。

あるとき、どうしても落としたい汚れがあって、でも寒い時期だったのでお風呂の中で下洗いしたら(ものぐさっつーかなんつーか‥‥)、これが落ちるわ落ちるわ。
下手な洗濯用石鹸よりただの体を洗う石鹸のほうが、よっぽど白くなる。
しかし、もともと化粧石鹸は「垢を落とすためのもの」なんだから、落ちるのは当たり前といえば当たり前か。
「どうして今までやらなかったんだろう?」と母に言ったら、化粧石鹸のほうが高価だったんだろうって。今は知らないけれど。
まぁ、とにかくそれであまりよく汚れが落ちるのに吃驚して、それからは必ず下洗いするようになってしまった。

最近「洗剤の要らない洗濯機」をどこぞの会社が売り出して、洗剤メーカーと激しい戦いを繰り広げているけれど、結局のところ、「下洗いしなければ落ちないような汚れは洗濯機で洗剤を使うだけじゃ落ちない」し、「下洗いしなくても落ちるような汚れは水洗いでもかなり落ちる」ってことじゃないのかな、などと洗剤メーカーには有難からざる考えに落ち着いてしまった。
ま、もともと合成洗剤は使わないんだけどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月 9日 (火)

質から量へ

今日はちょっと難しい(?)話。

近頃では「無限」はすっかり「無際限」の意味になってしまったようだ。
無際限、つまり果てのないこと、だ。
三次元空間的に果てしがないこと。
あるいは数限りないこと。
いずれにせよ、ここで言われる無限(無際限)とは、量的なものだ。

その昔、無限とは「何にも規定されない」ことを指した(だからホントは「もの」とか「こと」とかも付けられない(汗))。
規定とは限定と言ってもいい。
限定っちゅーのは、たとえばあなたがその辺の人を見て「人間だ」と判断するとする。
このとき、あなたはその辺の人を「爬虫類ではない」と「限定」している。

あるいは、オレンジ色の花を指して、友人が「あの赤い花はきれい」と言ったとする。
このとき、友人は花のことを「赤い」と限定し「黄色くない」と限定しているわけだ。

あなたが机で仕事をするとき、目の前のものを「机である」「作業台である」とすでに判断している。
それは「すべり台ではない」し、「ベッドではない」と限定している。

いちいち「●●ではない」と考える必要はないのだが(笑)、この形式を取ったほうが「限定」ってどんなことなのかがわかりやすいのだ。

で、「無限」はもともと「無限定」だった。
そんなもの、この世で考えられますか? なかなか考えられないはずですね。
「言語で語りうる」ことを最上とするギリシア人は「無限定=不完全」と同一視して、置き去りにしてしまったけれど、
時代が進むと逆に「何にも限定されない>>何ものでもあり何ものでもない>>神サマ~」ということになって重宝がられるようになる。
さらに時代が下って、近代で量的な空間認識が確立され、mathematicaでも幾何学から代数学へ主流が移行して極限の概念が規定されると、最初に述べたような「量的無限」が現れてくるのだが‥。

とにかく言いたかったのは、一昔前までの「無限」というのは、量的なものではなくて「質的」な意味のものだったということ。
数量が限りないわけではなくて、それ以前にそのものの性質を何一つ限定できない。
それが何ものであるかをまず言うことができない(量なんて数えられるわけがない)。そういう存在。

私にとってはどっちかってゆーとこの「質的無限」のほうが「無限」なのであるが、もはや死に絶えつつあるようだ。
代数学とデカルトの勝利というべきか(三次元的空間を最初にきちんと定義したのはたぶんデカルト)。
でもちょっと淋しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月 8日 (月)

うちのめされる

会社の最寄駅に、小学生の作品が飾られるコーナーがある。
なかなか毎回楽しんで見ているのだが‥‥

現在は図画(なつかしいコトバ‥)。
1年生が描いた、ものすごく上手い絵が3点並んでいる。
お題は「おふろ」のようだ。どれも上手い!!

そのうちの一番右側が一番お気に入りなのだが、あまりの上手さにこっちがうちのめされてしまう。
「どーして私はこういうのびのびした絵が描けないんだろう?」とか
「何年もイラスト描いてて、この上手さに到達しないのはなぜ?」とか思ってしまうのだ(本職ではないが)。
だって本当に上手いんだよ~。信じられないくらいイイ絵なんだから。

選ぶ先生のセンスがいいんだね、と、会社の同僚と言い合ったことがある。
作品自体の選定もだけど、例えばさっき言ったお気に入りの絵の題は「すごくきれいなしゃんプ」という。
なぜ「プ」だけカタカナなんだろう?(笑)
普通の大人だったら「すごくきれいなシャンプー」などと勝手に直してしまいそうだが、ここの先生はちゃんと子どもが書いたままに清書しているらしい。
いい先生なんだろうなぁ。

そして今日も帰りには絵を見て「上手いっ」と唸り、「それに引き換えアタクシは~」と打ちのめされるのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月 7日 (日)

お披露目

友人が結婚したので、そのお祝いパーティに仲間一同で押しかけた。新居は練馬区。
新婚さんを含め、総勢13名ということだったので、皆が皆、気張って料理を持ち寄った。おかげですっかり飽和状態(笑)。結局食べきれないものも出てしまった。しかし食べ物が豊富だと心が豊かになるからよいものだ(?)。

初お目見えのパートナーさんもMacユーザーだった。
そもそも馴れ初めは×××××(自主規制)。
とにもかくにもいいひとに出会えてよかったね。

昼ごろ伺って、夜の9時までわいわいがやがや(最近こればっか)。
五月蝿くしてすみませんでした。
料理は、オードヴル、串揚げ、サラダ、炊き込み御飯、焼き鳥、お刺身、さつま揚げ、うなぎ、ケーキ、イチゴ、ブルーベリー、串団子、等等。
飲み物もビールに始まり、ドンペリのシャンパン(なぜか2番手(笑))、ワイン(フルボディ多し)、日本酒、最後はコーヒーと中国茶で。
よく食べ、よく飲んだ。よく喋ったし。
そしてみんな自分の興味ある話題を繰り広げ、馴れ初めの話だのなんだの新婚さんをからかうハナシは全然訊かなかったってゆー‥‥何しに行ったんだ、いったい?(笑)
(私が一番訊いた部類に入るのかも‥‥なんだかな~)

途中でギターやマンドリンやヴァイオリンの生演奏なんかが即興で入ったりして、もうわけわかめ(<死語)。
パートナーさんには呆れられたかもしれない‥‥喋り散らし、食い散らかして帰ったからにゃ~‥‥。
ともあれ、たいへん楽しゅうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月 6日 (土)

たわわ

今日はとても天気がいいので、庭の木々には小鳥がたわわに実っている。
あっちの枝がたわんだかと思うと、こっちの枝がたわみ、おやと思えば小鳥の飛ぶ影が目の端を掠める。

木の枝に小鳥が何羽か留まってあちこちたわんでいると、「小鳥がたわわ」と言いたくなりませんか?

一度に4~5羽も来ると、なんだか嬉しい。
「4羽で『たわわ』?」とか言わないこと。都会ではこれでもたわわなんです‥。

そして時折枝に留まる鴉を目撃すると、つい「あっち行けよ」などと邪険に思う。
鴉、あはれ‥。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月 5日 (金)

春の庭

花も盛り。
クリスマスローズ(息の長い花だ‥)、フリージア、チューリップ、パンジー、すみれ(たぶんタチツボ)、都忘れ、ヒメシャガ、ノバラ(春に限らずよく咲く)、ドウダンツツジ、それから名前のわからない白い花。
裏手には白山吹。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月 4日 (木)

「友人なんか何の役にも立たない」

最初に断っておくが、私が言った言葉ではない。

先に断っておくが、実話である。
ある人が、健康上問題が生じてしまって、かかりつけの先生に某都立病院の医師を紹介された。
診察に行ってみたら、まぁ、ひどい冷たい先生でそもそも辟易していたのだが、手術を受けることになったときの説明がまたひどかった。「やらないなんてバカだ」とか「やっても悪くなる」とかコワイことしか言わない(じゃあ何でやるんだよ~って、ちゃんとした建設的な理由を説明しないところがミソ)。
希望のあることはひとつも言ってくれない。

とてもとても耐えられなくなって、紹介してくれた元のかかりつけの先生に相談し、「患者がナーバスになっているから気をつけてください」という手紙を書いてもらった。
さらに、手術の説明を聞くのに一人では心細く(かわいそうに気の弱い人なのだ)、親元が遠く離れているので、頼りがいのある友人についていってもらった。

で、その医師のところに行ったのだが、「付き添いの友人です」と聞いて彼が吐いた暴言が標題である。

「友人なんか何の役にも立たない」

悪かったなぁ!!(注*私が付き添ったんじゃありませんが‥)
ひで~医者だ。はっきり言って人でなしだ。
どんなにその分野で腕がいいか知らないが、人間じゃなければしょうがないだろ。
まぁ、一事が万事こんな感じで、とてもじゃないけどついていけないということで、その人はついに医者を変えたそうだ。現在は平和に心安らかに治療を受けているらしい。

医者は全員「ヒポクラテスの誓い」を忘れないでほしい。
暗誦できないひとには資格を与えないというのはどうだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月 3日 (水)

本日のヨタ話

「男は心(意気)だ」とよく言われるのは、男という種族を観察する側(つまり女)がそれを重視する傾向にあるからではないのか。

逆に、女が容貌を問われるのは、この種族を観察する側(つまり男)が、それを重視する傾向にあるからにすぎないのではないか。

然れば、このジェンダー的基準も、ごくごく不安定で確率的なものでしかないことになる。
(まぁ、そもそもジェンダーに関わるものはすべて根無しの基底ばかりっつー話もあるが‥)

格言に曰く、「男は目で恋をするが、女は耳で恋をする」という。
まさにそのまま。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月 2日 (火)

この話はまだだっただろうか? まだしていないと思うのだが‥‥

現在、家の裏にある柳が青々しい。
朝、家を出がてら見るにつけ、若葉が「萌え出る」とはこのことかと思う。
明るい緑の葉が、本当に燃え(萌え)ているかのようだ。

実はこの柳くん、私と同い年である。
先年、根が大きく張りすぎて、下のコンクリ塀を破壊しそうになった。
植木屋さんに「切ったほうがいいよ」と言われ、一旦丸坊主にしてもらった。
枝を切って勢いを矯めてやると、根っこもおとなしくなるんだそうだ。
ただし、丸坊主にするとき、もしかするとこのまま死んでしまうかもと言われた。
同い年のヨシミで何となく親しみがあったので、ずい分心配したものだ。
次の春にしょぼしょぼと緑の芽が出ているのを見つけたときは、本当に嬉しかった。
木は強い。

最近では、以前ほどではないにしろ、かなり勢いを取り戻して枝葉を伸ばしている。
また剪定しないとやばいかな、という感じである。
ホント、木は強いわ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2002年4月 1日 (月)

帰ってきたiMac

iMacが修理から戻ってきたので、早速箱から取り出した。
しかし‥本当に直したのか? 何もせずに返してないだろうな?
う~ん‥‥なんか‥‥1cmの傾きが5mmになったって感じ(笑)。
まだ左が上がってる気がする。
Appleさん、君には水平感覚がないのか??

どうしても気になったので、木槌を部屋から持ち出し、ねらいを定めてディスプレイの左上をコンと叩いてみた。
う~ん、全然動いてないかも。
よし、もうちょっとだけ力をいれてみよう。
それ、コン!!
と、「ゴン!!」という音がして、液晶モニタが「ぐるん!」と一回転した。画面はぷっつり。
ぎぃゃあああああぁ!!(叫)


なんてことになったら嫌なのでやりませんでした。
遅蒔きながらエイプリルフール日記でございます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2002年3月 | トップページ | 2002年5月 »