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2002年3月22日 (金)

視覚の世界

一昨日、エディ=リーダーのコンサートに行った帰りのこと。
ラーメン屋へ行くために地下道を往復したのだが、帰る際に、動いていないエスカレータを登る機会があった。

何のことはない、単に黒い金属製の階段を上ればいいだけ、と、思ったのだが、これがとんでもなかった。
いやいや、エスカレータは何も悪さをしない。
悪さをするのは、自分の脳である。
もう、死にそうに気持ち悪いのだ。
動かないエスカレータを登るのがあんなに気持ち悪く、酔いそうなものだとは知らなかった。

一緒にいた妹も全く同様で、二人して「気持ち悪い~」と悲鳴をあげながら駆け上った。
もう、三半規管はぐらぐら。
地上に出てしばらくもふらふらする気がする。
地下鉄のホームに降りるとき、今度は動いているエスカレータで下ったのだが、これに乗っている間も何となく気持ち悪かった。

思うに、エスカレータを見ると、目が脳に「動くよ~ん」という見積り情報を送ってしまうのだろう。
それなのに動かないから、酔うのだ。
「今、動いていない」と頭でわかっているのに、慣性というのか、習慣的な視覚情報の方が優先されてしまうとは……。
人間、いかに視覚に縛られて過ごしていることか。しみじみ感じた一件だった。

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