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2002年3月15日 (金)

コンサート:第52回定期演奏会★バッハ・コレギウム・ジャパン 3月15日(金)

■演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン
■独唱:ゲルト=テュルク(福音書記者:テノール)、エッケハルト=アーベレ(イエス:バス)、ドミニク=ラーベル(ソプラノ)、ロビン=ブレイズ(カウンター・テナー)
■日時:2002年3月15日(金)19:00~
■会場:東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)
■曲目:ヨハネ受難曲(1725年、第2稿)BWV245

まず、1725年第2稿であると心に留めなければならないらしい。
通常演奏されるのは1724年版で、それと1725年版とはかなり異なっているらしい。
どっちのCDもまだ持っていないので、エセ・バッハ・ファンであるワタクシには聞き比べられなかったが(笑)。

いつもどおり、合唱と木管がとてもうまい。
加えて、ゲルト=テュルクが実に実に美しかった。
テノールっていつも福音書記者の役だから、物語をつなぐ重要な役目ではあるものの、メロディ的にあんまり聞かせどころがある役ではないのだが、そんなことを忘れるくらいよかった。
今までにも何回かBCJとテュルクの組み合わせで聞いたけれど、こんなに美しいと思ったのは初めてだった。
彼自身も終わった後、ずっとニコニコと嬉しそうだった。
自分でもわかるくらい出来がよかったのかも。

以前、「マタイ受難曲は悲劇的にドラマチックに、ヨハネ受難曲はもっと内省的に書かれている」といった評を聞いたことがあったけれど、今夜のを聞く限り、全く逆だったと思う。
ヨハネ受難曲はものすごくドラマチック。
とりわけ群集の部分のコーラスが、群集の騒がしさ愚かさ悲しさを感じさせてくれる構成になっており、そのおかげでキリストの受難への同情がいや増す。
どこかのロック・オペラも真っ青。
‥と、私は思った‥けど‥専門家じゃないのであまり頭から信じないように(汗)。

出だしの部分が後にマタイ受難曲に使われた曲だったり、最後のほうにあるソプラノのアリアの伴奏がマタイの有名なアルトのアリアの伴奏を連想させたり、次のマタイ受難曲公演への期待がふくらむ一夜だった。
いよいよ29日はマタイ受難曲だ。今からとても楽しみ。

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