バッハの「トッカータ」★曽根麻矢子
■CD:Toccatas トッカータ(J.S.バッハ)
■演奏:曽根麻矢子(チェンバロ)
■発行:ワーナーミュージック - 2001/11/21
人気チェンバリスト(なのだそうだ)曽根麻矢子の、「ゴルトベルク変奏曲」「フランス組曲」に続くバッハ・シリーズ第3弾。
本人もジャケットに書いているとおり、「トッカータ」とは「toccare(触れる)」から派生した語。
しかし、「触れる」というよりは「叩きつけている」ようにしか聴こえない。
甘さも切なさも排除した、激しい演奏が7曲続く。
技巧的には、軽々と弾きこなしている感じで、上手いと思う。ちゃんと試聴してから買ったんだし(チェンバロの音が澄んでいた点に惹かれたみたい)、聴き応えはある。確かに。
しかし、バッハの曲を聴いて、やさしさを感じられないというのは、初めて。
ちょっと‥‥いや、かなり吃驚(笑)。
評価は、個人の好みと、そのときの気分次第で変わるだろう。
どっちかってゆーと若者向き。のよーな気がします、わたくしには。
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