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2002年2月 9日 (土)

コンサート:第51回定期演奏会★バッハ・コレギウム・ジャパン

■演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン
■独唱:ロビン=ブレイズ(カウンターテナー)、ジェイムズ=ギルクリスト(テノール)、ペーター=コーイ(バス)
■日時:2002年2月9日(土)19:00~
■会場:東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)
■曲目:プレリュードとフーガハ長調(オルガン曲:今井奈緒子独奏)
カンタータ第65番「彼らはシェバからやって来る」
カンタータ第81番「イエスは眠りたもう、私の望みはどこにあろうか?」
カンタータ第83番「新しき契約の喜びの時よ」
カンタータ第190番「主に向かって、新しい歌を歌え」

アタリの日だった。つまり、良い演奏だった。
特に後半の二曲は、弦も管もよくノッていて、客席で思わずリズムを取りたくなるほどだった。
冒頭のオルガン曲も美しかった。もうちょっとで遅刻するところだったので、間に合って本当に良かった(遅刻すると一曲終わるまで中に入れません)。
まぁ、一つには、曲目が良かったというのもあるだろう。同じカンタータでも、信じられないくらい地味な曲もあれば、今日のようにハッと目覚めを促しそうな曲もある。

テノールの独唱者(コンチェルティストと言うらしい)が、実に美しい声だった。若々しい声。それも天(そら)から降るような、そんな声で、今日、ここで聴くことが出来たのは幸いだった。ジェイムズ=ギルクリスト。忘れないようにしよう。

最後のカンタータの第1曲がアンコールで演奏された。この曲の合唱は素晴らしく鮮やか。「アレルヤ」のパートなんか身震いするほど。
聴いていて、いつか戸外で聴きたいものだと思った。もちろん、ホールで聴く方がはるかに音響がいいだろう。それでも、彼らの音が空に吸い込まれる様を、この目で見、一度でいいから耳に確かめてみたい。

◆おまけ◆
初台から歩いて帰る途中、寒さに負けて不動通りにあるラーメン屋さんに寄った。
「支那そば やぐら亭」といって、鰹・昆布の京風だしが売り物のラーメン屋さんだ。温かくて美味しかった。
麺自体は、私はそれほど感動しなかったが、とにかく「和風だし」が売り物のつゆが美味しかった。
あと、ボリュームが結構ある。私は本日12時から店に入った9時半まで何も食べていなかったにも拘わらず、あまりのボリュームに少し残そうかと思ったくらいだ(頑張って平らげましたが)。食べに行かれる方は、お腹を空かせて行くように(笑)。
そしてあったまって外に出たけれど、結局、北風には敵わなかった。家に帰り着いたときにはすっかり身体が冷え切っていたのだった(笑)。

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