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2002年1月の記事

2002年1月31日 (木)

New iMac

発売延期になっちゃいましたね。
それと絡んでかどうだか知らないけれど、新宿ヨドバシカメラでまた展示されるようになりました。
そのヨドバシに行って、見てきました(Mac売り場ではなく、1階正面入りたてで展示されてます)。
思っていたよりも大きめだったかな。
う~ん、みっともない(笑)。でもそこがかわいいんだけど(大笑)。
見てるだけで笑いがこみ上げてきちゃう、可笑しい奴です。

で、店員さんと話しているうちに、なんとな~く流れで予約してしまいました(笑)。
私が予約したのは真中の機種。コンボドライブの奴ですね。
発売は2月末とのことですが、いったいいつ手に入るやら……。
その間にインターネット環境の整備だっ!

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2002年1月30日 (水)

舞台:蜷川「身毒丸」★彩の国さいたま芸術劇場

■演目:「身毒丸(しんとくまる)」
■原作:寺山修司
■演出:蜷川幸雄
■出演:藤原竜也、白石加代子、他
■会場:彩の国さいたま芸術劇場

「身毒丸(しんとくまる)」を見てきた。
明後日2/1にもう一度友達と行くのであまり詳しくは書かないが、とりあえず「悪趣味」(笑)。
あ~く~しゅ~みぃ~(笑)。いいぞ~。
言葉が美しい(さすが寺山)、それだけに、演出のキッチュさが強調されてしまうようだ。

BGMに歌が多用されていて(まぁきっと詩が原作にあるんでしょ)、最初は「ミュージカルかい」と思ったけれど、今思い出してみるとそれよりは能楽みたい。
地謡(じうたい)たちが連吟している傍らで、役者たちが型をつけ手を運び足を運ぶ、といった感じで。

カーテンコールを見ていて思ったが、成程、藤原竜也ってかわいい(笑)。
白石加代子は「さすが」の一言かも。型をつけるのが上手い上手い。

ちなみに、東京では3月頃にシアターコクーンで最終公演を行うはず。

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2002年1月29日 (火)

羊のねだん

N駅前に、帰りの時間になると居酒屋の小さな立て看板が出る。地酒と料理の美味しい居酒屋だ。
ほぼ毎日立っているその立て看板に、張り紙があったので見てみたら、こう書いてあった。

   「地酒 羊額」

羊か!? 羊で払うのか!?(がーん!!) まさか一杯につき一匹じゃないよな?
しかし地酒一本に羊一匹としても、結構割高ではないか?
子羊(ラム)でもいいのか? 大人の羊(マトン)限定?
で、羊、どーするんだ? 冬のお友達にするのか? 布団で一緒に寝る?
それともその場で捌いて料理を出してくれるのか?

いろいろ想像して楽しめた(笑)。
(要は「半額」の間違いだろうが‥‥)
校正で赤字を入れたかったが、「羊額」の部分が既に朱書きされているので、入れられなかった。
なんてね(笑)。

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2002年1月28日 (月)

氷の世界

井上陽水じゃありません、うちの職場のトイレのことです(笑)。
冬になると、ほとんど冷蔵庫と化してます。ときどき、「冷凍庫じゃないか」と思うこともあります。

職場の部屋は暖房で温められるけれど、トイレはダメです。暖房、ありません。
しかも換気のために窓をいつも少しずつ開けてあるから、風吹きっさらしで、決して温まることがナイのです。
トイレに入った瞬間、寒さに身が震えます。だって部屋と5度以上違うんですもん。
お年寄りだったら、脳内破裂を起こすんじゃないかと思うくらい寒いです。

それでも、前のビルよりはマシかな(前のビルのトイレも冷蔵庫だった)‥‥
違うのはお湯で手を洗えるようになったこと。これはありがたいです。

でもやっぱり寒いよ~(泣)。

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2002年1月27日 (日)

展示:山本容子の美術遊園地★伊勢丹美術館

■山本容子の美術遊園地
■場所:伊勢丹美術館(東京・新宿)
■会期:2002年1月3日~28日(本日17時まで)

行ってきました。
あ~、もっと早くに行くべきだった。こんなにイイとは思わなかった。
もっと早く見に行って、このページだけでも宣伝すればよかった~。

正直なハナシ、山本容子がこんなにイイ画家だとは思ってませんでした。
特に初期。初期の作品の展示室を見るだけで、もう十分元は取ったな。
(最後に、最初の部屋へ戻ってもう一度見直してしまったくらい‥)

初期の版画が凄い。こういう凄いものを作る人だとは知らなんだ。
まぁ、カミソリがいくつもいくつも並んでいたり、バンドエイドがいくつもいくつも並んでいたり、漏斗(ろうと)がいくつもいくつも並んでいたり、スプレー缶がいくつもいくつも並んでいる、それだけの版画なんですが、変です、はっきり言って。
それに言葉遊びも加わって、「COCK JOHNATHAN」なんて絵があったりする。飛んでるニワトリ・ジョナサン(もちろんカモメのジョナサンをもじっている)。下のほうには雌鶏がいくつもいくつも並び、「HEN HEN HEN....」と烙印を押されている。変なのはお前だ!(笑)
こんなヘンな奴だったとは‥‥! 迂闊だった!!
※HENって英語で雌鶏のことです‥

なんかこー、ピカソやマティスが世間に投げかけた命題を、ウォーホル式に表現したとゆー、そーゆー感じなのです。
あるいはウォーホルも描こうとしたテーマを、ウォーホルよりももっと抽象的に、しかももっと厳しく追及した感じ?
何を言ってるんだか言ってる本人がよくわからない、でもそう感じるの。

とにかく見る者に何がしかの不安を与えずにはいない。なんと素晴らしい!(本当に誉め言葉のつもり)

本の装丁や何かは、ある程度洗練されちゃって、それはそれは美しい絵になっていますが、やはり受ける衝撃からすれば初期のカミソリ君には敵わない。
カラー絵も美しい。構図もいいと思う。でもやはり私はカミソリや漏斗や鶏の版画が忘れられない。

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2002年1月26日 (土)

野望に継ぐ悩み

それはADSLのこと。
去年からウジウジグダグダ悩んでいる(苦笑)。

一時は、しばらくISDNのままで行こうと思っていたのだが、やっぱりぐらぐらする(笑)。
新しいiMacを買うとなると、今使っているTAが使えない。だからTAだろーがルータだろーが、どのみち買い換えねばならない。
「どうせだから、iMac買って、その接続機器を買い換えるときにADSLに乗り換えようかしら?」
などとチラッと思ったのがいけなかった。
現在、悩み中である。

ISDN>アナログ交換の工事がいつ頃になるかわからないけれど、とりあえずYahoo!BBならすぐに申し込める状態じゃないかと思うのだ‥‥あの、悪名高いYahooなら(笑)。
それともやっぱりISDNのまま行くべきか~? どーせ動画なんてほとんど見ないんだし。
ああ、悩む~。

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2002年1月25日 (金)

密かな野望

実は新しいiMacを買おうと思っている。
フラットパネルのやつね。
でもお金がない(笑)。と、泣いていたらお母さんが援助してくれるとゆー。
ありがとー、おかーさん。

誤解のないように書いておくと、iMacと交代させようと思っているデスクトップMacは私のものだが、家族共同用に寄付(?)したもの。
おかーさんはメールとゲームで結構使ってます(特にゲーム。何と言ってもゲーム)。
おばーちゃんも家に来るとインターネットとゲームで結構使ってもらってます(特にゲーム。やっぱりゲーム)。

いつ買おうかなぁ~。
これと連動して悩みがまた一つ‥‥
こちらの悩みは次の日記で(笑)。

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2002年1月24日 (木)

読書:『R.P.G.』★宮部みゆき

■著者/訳者名:宮部みゆき/著
■出版社名:集英社(集英社文庫)
■発行年月:2001年08月

最初に。ドラクエやFFのような「RPG」ではありません。まぁ、元の意味は同じだけれど。

インターネット上でのコミュニケーションを題材としたミステリ。
相変わらず問題を投げかけてくる内容なので、単なるミステリには留まらない。
でもまぁ、宮部作品としては、私の中では中の下くらいの面白さかな。

限定された場所、限定された時間枠(ある一日)の中で進行するそれには、戯曲的な雰囲気も。実際、戯曲モドキを書いたということらしい。
もちろん、最後にはいつものドンデン返しが待ってます。

ハナシの内容は‥‥む、難しい。ネタバレにならないようにしないと(汗)。
現実でも虚構でも「お父さん」を演じるある父親が殺された。虚構の「家族」を浮き彫りにすることで明らかになっていく真実‥‥犯人は誰? そしてその動機は? 

あの~、『クロスファイア』を読んでないヒトはそっちを先に読んだ方がいいです(もしくは『鳩笛草』)。
全くの独立した物語なんですが、登場する刑事が『模倣犯』『クロスファイア』と同じ人々らしく、『クロスファイア』の犯人のことをちょっとだけ言及する箇所があるのです。
読んでたときは気にならなかったんですが、「そっか~、今度『クロスファイア』も読んでみよ~‥‥あれ? 犯人像がわかっちゃってるのか、私? 謎解きの楽しみ半減?(汗)」ということに(笑)。

「あとがき」が清水義範で、笑えます。
冒頭を読んで「何をかっこつけたこと書いておるんだ、ヨチノリらしくない。何が織田信長だ?」と思っていたら、司馬遼太郎のパスティーシュ(文体を模倣する技)でした(笑)。
心の中でげらげら笑っちゃいました(美容院でパーマ中だったので現実には声を上げられませんでした)。

▼この本はこちら。


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2002年1月23日 (水)

新刊案内:「京都終い旅行」電子本★フリーウェア

日記で書いた「京都終い旅行雑文(2001年12/21~12/22)に手を加え、写真画像を加えて旅行記の電子本を作りました。
なお、こちらの日記には誤った記述がいくつかあったので、それらを修正してあります。日記の文章の方はあえて間違えたまま放置しててあります(笑)。

制作は南紀本と同様、猫乃電子出版の店長さんです。南紀本よりも画像が多く、あれこれ注文してずい分とお手間を取らせてしまいました。店長さん、ありがとう!!!

■作品名:京都終い旅行
■著者名:葵 都魔都
■出版者:猫乃電子出版
■媒体:ダウンロード
    ポシブル堂書店:「趣味・実用」:「鉄道・旅行」の本棚から>
■価格:無料
■作品紹介:
年末も近い十二月のある日、京都の終い弘法を見に一泊二日の小旅行。美味しい湯葉料理を食べたり、観光地を回ったり。まったり気分の旅行日記を電子本化しました。写真も収録しています。 (ポシブル堂紹介文より転載)

形式はT-Time。T-Timeを持ってない方はボイジャーさんなどからダウンロードしてくださいね。

よかったら読んでみてください。で、「自分も作りたい! でもやり方がわかんな~い」とゆーヒトは私かポシブル堂に連絡くださいまし。どちらでも相談にのります。

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2002年1月22日 (火)

ラブホテル閑話2

ラブホテルでもうひとつ。
両親がフランスへ行ったときのこと。

仕事が終わってちょっとだけ暇ができたので、二人で南部へドライブにでかけた。
(詳しい話は忘れたが)途中のガソリンスタンドだかサービスステーションだかでお世話になったときに、「この先の町にホテルはあるか」と聞いたら、「これこれのホテルが安い」と1軒紹介してくれた。
ただし、夕方5時になるまでチェックインしてはいけない、追加料金を取られるから、というような注意つきだった。

このホテルを紹介してくれたおじさん、どうやらフランス語と英語とちゃんぽんで話してくれたらしい(うちの父親、英語だったらほとんどすべて聞き取ってるはずだから)。
両親とも「5時になるまで入らないほうがいい」と言われたらしいことはわかったが、さて、それが何故なのかはわからなかった。

で、その町に向かったのだが、トントン拍子に着いてしまい、気を良くした両親は「追加料金って言っても大したことないだろー」とおじさんの忠告を無視して、教えてもらったホテルにチェックインしてしまった。
翌日、チェックアウトしようとしたら、なぜか料金が2泊分。
実はそこはラブホテルみたいな宿で(フランスに厳密な意味でのラブホテルがあるかどうかは不明)、午後5時より前にチェックインすると、その前日分の料金も取られてしまうのだった!!(笑)

教訓:ヒトの言うことには耳を傾けましょう(といってもこの場合、言語のハンディがあるからしょうがないよね‥)。

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2002年1月21日 (月)

ラブホテル閑話

先日、「海外の旅行ガイドブックには、日本では街頭でティッシュが配られることが書かれているらしい」ことを書いたが(1/7分)、また一つヘンなハナシを思い出したので書いておこう。

それはタイトルの通り、「ラブホテル」に関するハナシだ。
これもいまや海外で出版される日本向け旅行ガイドに載ってるらしい。でもこのハナシは10年以上前のことなので、まだ載っていなかったかも。

日本に住んでいるアメリカ人男性のところに、お母さんが訪ねてきたのだが、宿を探しながら歩いているときにお母さんがラブホテルに目をつけ、「あそこに泊まろう」と言い出した。
もちろんお母さんは「ラブホテル」なんてご存知ないのである。だってアメリカにはそんなものないもん。全部「モーテル」だもん。「ラブホテル」と違って「モーテル」は誰だって泊まれるもん。

息子は困って「あそこには泊まれない」と言ったが、「何で泊まれないの?」と納得してくれない。息子は一所懸命「ラブホテル」のことを説明しようとしたがうまく説明できず、やっぱりお母さんは納得してくれない。
そりゃそーだ。仮令(たとえ)「あれは恋人たちのためのホテルなんだよ~」と言ったところで、「でもホテルなんでしょう? それなら誰でも泊まれるでしょう?」ってことになるもの。

まぁ、そんなこんなでとうとうお母さん、ラブホテルの受付に「泊めて」と頼みに行ってしまった。が、お断りされたそうだ。よかったね(ホッ)。

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2002年1月20日 (日)

ベートーヴェン・交響曲第6番「田園」★チェリビダッケ

信じられない。
どう言ったらいいかわからないが、こんな「田園」があるなんて信じられない。

穏やかで平和で、ボリュームが小さいわけじゃないのに一所懸命に聴かないと入ってこない。
ちょっと気を抜くとモーツァルトのように通り抜けて終わっている(笑)。

テンポはずっと同じ。これが凄い。
抑揚はあるようでない。だがないのかと問われれば‥‥‥
何度聴いても変な気持ちになる。全然言葉にできない(口惜し~)。

というわけで、すでに4回ぐらい聴いていますが、今宵もまた聴いてしまうのかも‥(汗)。

▼このCDはこちら。



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2002年1月19日 (土)

読書:『マン島の黄金』★アガサ=クリスティー

■著者/訳者名:アガサ・クリスティー/著 中村妙子/〔ほか〕訳
■出版社名:早川書房(ハヤカワ文庫)
■発行年月:2001年12月

ミステリの女王クリスティーが世を去って、四半世紀。以前から幻の作品の存在については囁かれていたようだが、このたび発掘された作品群が「クリスティー最後の贈り物」と銘打って発売された。ポアロやクィンの謎解きミステリ、心理サスペンスなどバラエティーに富んだ全十篇。

ってところで、感想ですが、「まぁまぁ‥」です。慌てて本屋に走る必要はありません。
10篇のうちの数篇は「これ、あの作品と同じじゃないの?」というものですし。(例:「クリスマスの冒険」→後の「クリスマス・プディングの冒険」、「バクダッドの櫃の謎」→後の「スペイン櫃の謎」)
他に、ちょっと幻想的な短編や、彼女がよくとりあげた精神異常の短編なども入っていますが、純粋なミステリファンにはあまりオススメできません。

私個人としては、クィン氏の新しい(そして最終の?)ハナシがあったのが嬉しかったです。
まぁ‥‥トリックというか、裏に隠されたモノが何であるかはすぐにわかっちゃうんですけど‥クリスティーのよく使う構図というか‥‥でもクィン氏好きなので、赦します(笑)。

表題作の『マン島の黄金』は、イギリス北西部に浮かぶマン島という小さな島が観光促進を狙って企画した宝探しの懸賞小説。現実の宝捜しにとってヒントとなる手がかりが小説中に記されていますが、日本人にはチンプンカンプンかも。私が頭悪いだけってハナシもありますが(笑)。

▼この本はこちら。


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2002年1月18日 (金)

新刊案内:「南紀白浜旅行」電子本★フリーウェア

ここの日記で書いた「南紀白浜旅行雑文(2001年11/30~12/2)にちょっと手を加え、写真画像を加えて旅行記の電子本を作りました。
実際のデータの制作は私じゃなくて、猫乃電子出版の店長さんにお願いしました。店長さん、ありがとう!
内容はこんな感じ。

■作品名:南紀白浜旅行
■著者名:葵 都魔都
■出版者:猫乃電子出版
■媒体:ダウンロード
    ポシブル堂書店:「趣味・実用」:「鉄道・旅行」の本棚から>
■価格:無料
■作品紹介:
健保組合が募集した「食事付きで4,500 円で体験レポーター募集してるよ」という企画に乗っておばあちゃんと一泊二日の南紀旅行。安くて美味い、あったまる旅行はどんなだったのでしょうか? 日記風語り口の旅行記に写真も掲載しています。 (ポシブル堂紹介文より転載)

形式はT-Time。T-Timeを持ってない方はボイジャーさんなどからダウンロードする必要があります。
T-Timeはテキストビューワーとしても使えるツールです。軽くて便利よ。って、使いこなせていない私が言うのもナンですが(笑)。

近いうちに京都旅行の方もT-Timeで電子本にして公開する予定です(こちらもフリーウェア)。よかったら見てね。

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2002年1月17日 (木)

追悼

あの阪神・淡路大震災からもう7年も経つのか‥‥
ついこの間のことのような気がする。
亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。

あの日は確か、大学の先輩と美術館か映画を見に行った帰りに、新宿の某喫茶店に寄って、そこで他のお客さんが広げていたスポーツ新聞を見て、仰天したのだった。
ん? 時間が変かしら…? でもそういう記憶なんだけど‥‥

見出しには確か「5000人死亡」みたいなことが書かれていて、「嘘でしょう」と信じられなかった。本当に、全然信じられなかったのだ。あるでしょう、そういう「どうしても信じられないニュース」に出くわしたときの、そういう感覚って。
家に帰ってテレビや新聞で見ても、まだ信じられなかったという覚えがある。

神戸はすっかり立ち直ったように見えるが、まだまだ傷痕は残っているのでしょうね。
一介の個人には何もできないかもしれないけれど、ただ、忘れないようにしようと思う。

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2002年1月16日 (水)

二重瞼(ふたえまぶた)

私は生まれつき一重瞼だった。
ときどき、疲れが溜まると、二重瞼になることがある程度だった。
(逆に、二重瞼になると「あ、疲れているな」と判断するくらいだった)
それなのにそれなのに‥‥。

よほど疲労が重なったのか、最近じゃすっかり二重瞼である。
パーマネント・フタエマブタ。
もう二度とは一重瞼に戻らないらしい‥‥‥。

一銭もかけずに整形したと思えばいいのか? でもなぁ‥‥。
なんだかヘンなキモチ。

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2002年1月15日 (火)

ライブ:MR.BIG★ライブレポート

■出演:MR.BIG
■会場:SHIBUYA AX(原宿・渋谷駅)
■日時:2002年1月15日(火)19:00~

風邪引いてうっかり忘れていたけれど、そういえば今日はコンサートなのであった(笑)。
日本ではわりとポピュラーなロックバンド、MR.BIGのファイナルコンサートである。
(本当のファイナルは2月にあります)
最初、チケットを買ったときにはまだ「ファイナル」じゃなかったんだよね。
買った後に突然ビリー=シーンが「もうやめる」って言い出して、「ファイナル」になってしまったのだった。
まあ、それはおいといて。

実は私、このグループのコンサートは初めて。Vo.のエリック=マーティンと、昔のG.のポール=ギルバートは、ソロライブみたいなのを見たことがあるんですが(我ながらヘンなもの見てるなぁ)。
ポール=ギルバートは数年前に脱退して、今はリッチー=コッツェンがG.担当。
リッチー=コッツェンって、アルバムジャケットとかで見る限り、とっつきにくそうとゆーかギタリストにありがちなプライドの高い奴ってゆー印象が強かったのだけれど、あにはからんや、会場で見たらヒトの好さそうなお兄ちゃんだった。
そんな、会場で見るっても何メートルも離れてるんだし、別に何か喋るわけでもないんだから、どーしてそーゆー印象を受けるのか自分でもよくわからないのだが、とにかく「いいヒトそう」と思ってしまったのだった(笑)。

内容は、よかったです。何しろ無駄なMCを一切入れない。人も楽器も歌って歌って歌いまくる。
もちろんそれぞれの楽器のソロもきっちりありました。

意外だったのは、一番クールに見えるビリー=シーン(B.)が一番テンション高かったこと(笑)。
逆に、一番ハイになりそうだと思っていたリッチー(G.)は、割と冷静とゆーか、己を失わない感じだった(別に悪い意味ではナイ)。ホラ、よくいるじゃん、若手のギタリストでさ~、「あっ、こいつこのまま泡吹いて倒れそう」って、見てて不安になる奴が(笑)。そういうところがなくて、私なんかは安心して見ていられました。

エリック(Vo.)は、最初は今一だったけど、だんだんノッてきて良くなってました。
ロックのヴォーカルって、如何に叫びを届けるかだとワタクシは思っているので(ただシャウトすりゃいいってわけじゃありません)、その意味でこの人はなかなかいいヴォーカリストかな。
パット(Dr.)はね~、時々指のテープを巻きなおしているのか、手を気にしているようで、こっちも気になりました。手の皮が剥けてるんだろうかとか、指を骨折してるんだろうかとか(笑)。もっとも演奏はそんなこと全く感じさせませんでしたが。

ファイナルということで、ファンへのサービスで古い曲が多かったかな。
私としては、もうちょっと新譜の曲を取り入れて欲しかったなぁ。せっかく予習したのに(笑)。
いや、予習したからってわけじゃなくて、新譜で「生で聴きたい」って曲を聴けなかったのでね。
そんなところです。

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2002年1月14日 (月)

ラグビー社会人決勝戦

勝ちましたよ、サントリー。
神戸製鋼の連覇をまた止めましたね。よしよし。

昔は新日鉄釜石の連覇を無条件に応援していたわたくしですが(だって森・松尾のファンだったんだもん)、最近では「連覇許すまじ」とゆー立場に変わりました(笑)。
特に、神戸製鋼はイヤ。連覇してほしくない。差別だね、これは(きっぱり)。
だって、強い奴ばっかり引き抜いてるんだもん~。
最近はさほどでもなくなったけど、一時はまるで「金にあかせて選手狩り」みたいな感じだったもんね、ほとんど全日本チームと変わらないってゆー。この辺が新日鉄釜石と大きく違うところだな。
いやぁ、サントリーとか東芝府中とかトヨタとかが優勝すると、気持ちがいいね。がんばれ、ワールドもコカコーラも(笑)。

ところで神戸製鋼のスタンドオフ、外人さんなんだけど、「何か似てる‥似てる‥アンドリューにすごくよく似てる‥」と見ながら悩んでいたら、どうもその本人らしい。
姓がミラーだなんてすっかり忘れてたよ。実は今も思い出せていない(笑)。
もう10年以上前(?)、イングランドの代表選手だったんですよ、このヒト。数年のうちに誰か別なやつにポジションを明渡していたと思ったけど。
紅顔の美青年だったのに、今やただのおじさん(笑)。プレイ自体もふてぶてしくなっちゃって‥‥あ~あ、昔はかわいかったのにな(笑)。

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2002年1月13日 (日)

郵便事故

やられたぜ。
昨年、ぱわーぶっくG3のCPUがお釈迦になって、修理に出す前に知り合いのおじさまにデータのバックアップを取っていただいたのだが‥‥。

CD-Rに焼いて送ってくださるとの約束で、ずーっと待ってたのだが来ない。
まぁ、超が何乗にもつくぐらい忙しい方なので、CD-Rに焼く暇がないのだろうと思って、ただひたすら待っていたのだが‥。
電話でようやく連絡をとったところ、すでに送ったとのハナシ。
でも着いてません、うちには‥‥‥。
12月17日前後に送っていただいてるようなのだが、全然気配もないぞ。
郵便局~、しっかりしてくれよ~、ブラジルやアルゼンチンじゃないんだからさ~‥‥(泣)。

サイアク、半年分のデータがお亡くなりになる勘定。
皆様、バックアップはこまめにとりましょう(涙)。

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2002年1月12日 (土)

ラグビー大学選手権

決勝である。
うっかり忘れてて、前半を見損ねてしまった(涙)。

関東学院大学×早稲田大学という、決勝では初顔合わせのカード。
でも準決勝では顔合わせしてるよね。
まだ仙波が関学の学生で生きていた頃、「あとちょっと」というところで「試合巧者」の早稲田に負けちゃったんだよね、関学は。忘れられない。

後半しか見られませんでしたが、面白いゲームでした。
もう、すぐにボールがあっち行ったりこっち行ったり、地域もあっちのゴール前でごちゃごちゃやってたかと思うと、いきなり反対側のゴール前まで移動しちゃったり。凄かった。

関学はいつもより反則が多かったのが気になった。それだけ早稲田に翻弄されていたってことだろうか。
逆に早稲田は、伝統のバックスがいいことはいいんだけれど、関学のフォワードにプレッシャーをかけられてか、「ここぞ」というところでパスミスが出たり、もったいない場面が多かった。あとは最後のほうでタックルが甘くなっちゃって‥。
まぁ、しかたないか。
早稲田はラインアウトでは奮闘してたし‥‥数年前は「ラインアウト」と言えば関学だったんだけど。時の流れるのは早い(笑)。
どーでもいーが、関学、最後のペナルティゴールの選択はいただけなかったぞ。点数の入る確率が低すぎる。もし時間稼ぎのためにやったなら、最低だ。時間稼ぎもゲームのうちではあるけれど、学生のうちからそんなことやってほしくない。

結局、関学が勝ちましたが、最後までどうなるかわからないハラハラドキドキのゲームでしたね。
一昔前までは「シャンパンラグビー」と言えばフランスチームしかやってなかったのだけれど、最近はみんなこのスタイルになってきたみたい。

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2002年1月11日 (金)

クラシック離れ

風邪を引いて以来、クラシックを全然聴いていない。
どうも聴く気が起きないのだ。
つまりこれって、体力・気力がないとクラシックは聴けないってこと?
まだブルックナーも聞き終わってないんだが‥‥‥次はいつ聴けるやら(溜息)。

でもね、ロックは体力なくても聴けるのね。
普通逆だと思うよね? 私も逆に思ってたけど、その逆なんだわ(意味不明)。
とゆーわけで、今はAEROSMOTHとMR.BIGとDIDOを聴いてます。‥ヘンな取り合わせ。

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2002年1月10日 (木)

風邪、再び

直しきらなかったせいで再びダウン。
午前中、会社をお休みしてしまった。
(医者にも行かず、薬飲んで寝てただけ)

喉がね~、辛いです。咳はさほど出ないんだけれど。
なんとなく何か異物が喉の奥にへばりついているようで気持ち悪い。
早く直さないと~(泣)。

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2002年1月 9日 (水)

瓜子姫と天邪鬼

非常にポピュラーな昔話の一つ‥‥‥だと思っていたのだが(汗)。
なんか周りに「瓜子姫と天邪鬼」って言ってもわかってもらえないんだよね、最近(汗)。
世代が違うのか、それとも世の中の人って、昔話を読まないのか?
ポピュラーな神話の原型をばっちり残してる、いかにも「らしい」昔話なのに‥‥。

あるところに瓜子姫という美しい娘がおりました。
娘はおじいさんとおばあさんと暮らしておりました。
ある日、おじいさんとおばあさんが出かけている隙に、天邪鬼がやってきました。
天邪鬼はかねてから瓜子姫の美しさを妬んでいたので、瓜子姫を騙して家に入り込み、瓜子姫を殺してしまいました。
さて、天邪鬼が瓜子姫の皮をかぶって待っていると、おじいさんとおばあさんが帰ってきました。
二人は瓜子姫の様子がおかしいと思いますが、まさか偽者だとは思いません。
でも、天邪鬼が瓜子姫を真似して機を織っていると、機織りの音が歌いました。
「ギイコラバッタン、織っているのは天邪鬼」
おじいさんはすぐに天邪鬼を打ち殺しました。
それから、隠してあった瓜子姫の死体を手厚く葬りました。

こんな感じだったと思うが(途中でたらめかも‥)、いろいろバージョンがあって、たとえば瓜子姫が死なない編もある(でもこれは近代以降、子供向けに捏造されたものだと思う)。
最後に瓜子姫の死体を埋めたところから、植物が生えてくるバージョンがあって、オオゲツヒメ(だっけ?)の神話が原型と考える人もいる。
あの、神様をもてなすのに口や尻から食べ物を出しているところを見られた女神が「なんちゅーもん食わせんねん、おんどりゃーっ」って殺されちゃって(酷いですね、もてなされた癖に)、その死体から穀類やら何やら食物が生えるようになったとゆー神話ですな。

まぁ、神話との関連はともかく、こうした古いお話が廃れていくようなのは悲しい。

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2002年1月 8日 (火)

風邪

風邪引いた。引き初めって言うんですか?
熱が出る前に会社を休んで、一日休養。
でも退屈なので起きてぱたぱたしていたら、直りきらなかった(馬鹿?)。

せっかくの休みでも、病欠はだめね。洗濯はもちろん、皿洗いもしたくない。
とにかく水回りにはできるだけ近寄りたくない、寒いから(笑)。
早く直さないと。

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2002年1月 7日 (月)

Guide to Japan

先月、父親のところにオーストラリアからのお客さんがご夫婦で見えた。
父親は今、T県のとってもナイスな田舎町にいる。
そのお隣にあるちょっと大きな町K市(「大きな」を東京や大阪の感覚で考えてはいけません)にやってきた彼らが、
「ガイドブックには、日本ではティッシュペーパーを街頭で配っているから持っていく必要がないって書いてあったのに、どこにも配ってない~」(笑)。
K市じゃ無理だわ、そりゃ(涙)。

確かに、都市部ではティッシュを買ったりする必要があまりないもんな~、しょっちゅう配ってるから。
しかしそれが外国のガイドブックに書かれちゃうとは‥‥恐るべし、旅行ガイドブック。
母も私も久々に吃驚したのであった。

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2002年1月 6日 (日)

Redevelopment★渡辺俊美

■CD:Redevelopment (KSCL 421)
■演奏:渡辺俊美, PE’Z, ロレッタセコハン, Gallileo, SLY MONGOOSE, 木村華子,Bikke & undercurrent
■定価:3,059円(税込)
■発行:2001.11.21 by KI/OON RECORDS

そもそも私は、Tokyo No.1 Soulsetというユニットのファン。
そのユニットのメンバーである渡辺トシミさんが作ったアルバムで、しかも同じくメンバーだったBikkeの曲も入っているという、ただそれだけの理由で買ったのだが、意外にも(失礼)お買い得だった。
まぁ、「私たちが音楽を再開発 [redevelopment] します」と謳うだけはあるかな。

Bikkeと最近タッグを組んでいるundercurrentのアンビエンス・ミュージック(ってゆーの?)も好きで、「らしい」曲が入っていてよかったし、他のグループの曲も総じて聴きやすくノリやすい。しかもジャンルがバラバラで面白い。
中でもSLY MONGOOSEは気に入った。今度、CD探してみよう。

▼このCDはこちら。


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2002年1月 5日 (土)

久々の新刊

本日1/5付けで、電子本の新刊を出しました。
2月4日から始まる「Independent Publishers in プロジェット」で初お目見えになる予定です。

新刊の内容はこんな感じ。

■作品名:沼の黄金
■著者名:詞・葵 都魔都/絵・RACOON
■出版者:Eski Yolcu(エスキ・ヨルジュ)
■媒体:フロッピーディスク
■価格:400円
■作品紹介:
かつて沼があった。その沼に辿り着いた者には富が約束されるという伝説があった

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2002年1月 4日 (金)

展示:「時を超えて語るもの」展★東京国立博物館

■時を超えて語るもの−−−史料と美術の名宝
■会場:東京国立博物館(上野)
■会期:2001年12月11日(火)~2002年1月27日(日)※途中、陳列替えあり
■時間と休館日:9:30~17:00(入館は16:30まで)、毎週月曜日休館(1/14は開館、1/15休館)
■価格:大人1000円、大・高校生600円、小・中学生300円 ※12/11~1/14小中高校生・無料

夏の中国国宝展以来の東京国立博物館。
面白かったです。

東京大学史料編纂所にある古文書や美術品を展示してあるだけなのだけれど、スタンダードな構成でわかりやすい。
部屋は時代ごとに区切られており、平安→鎌倉・室町→戦国→江戸~開国までの文書がずらり。
私を含め、一般の人が見ても読めないんだけど(さすが古文書(笑))、解説を読んで「にゃるほど」と思って眺めるだけで楽しい。

私は特に最初の平安時代の部屋が面白かった。とゆーか、その部屋を見てもう燃え尽きてしまった(笑)。
体力落ちててダメね。もうちょっと体力あれば、最後の「洛中洛外図」ももっと真面目に見たのに‥。惜しかった。

平安時代のお部屋では、藤原道長やらそのあたりの直筆日記が公開されていて珍しかった。
このころの貴族って、エリート官僚だよね。
昔の日記は、ここで書かれるようなエッセイとは違い、どちらかといえば「記録」であり、子孫のための「教科書」だったそうだ。
いずれの御時にいずこの宮殿に於いてたれとたれとたれによりて如何なりしことの執り行われたるか、その記録を息子や孫が丹念に読んで勉強するわけ。で、宮殿にあがってご奉公するときに、間違いのないよう振舞うわけだ。

ちなみに、時代が下るにつれ、実力者の「エリート度」が下がっていったような気がする(笑)。
少なくとも浅野内匠頭長矩よりは藤原道長のほうが達筆だし。

江戸~開国のあと、最後の部屋には島津家が制作して幕府に献納したどでかい地図があった(もちろん複製。本物の展示はひとつのみ)。島津家所有の土地で、薩摩・沖縄(悪鬼納と書かれていた)・八重山あたり、半分は海図になっちゃうんだけど、どれも馬鹿でかい地図だった。だって一辺数メートルあるんだよ? これを制作する技術はなかなか凄いと思った。八重山(石垣・宮古のあたり)なんか、海図中にちゃんと珊瑚礁が描き込まれているんだよ? これにはちょっと吃驚した。

壁面に貼るだけじゃ足りないらしい(笑)。床面には薩摩の地図があり、たくさん付箋が(こんな時代から‥!)貼られていたのが印象的だった(実際には付箋が貼られていたままスキャンされているのであって、本物の付箋が立体的に在るわけではない)。
誰もいないので一人でしゃがんで堪能していたら、続々と人が集まってきて、みんなの足で全体がよう見えんようになってしまった(笑)。人寄せパンダか、私は。

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2002年1月 3日 (木)

クラシックの正月

まずブルックナーを聴き出した。もちろんチェリビダッケである(詳しくは12/13の日記参照)。

いいんだけど‥‥どーしてこんなに長いの、ブルックナーの交響曲って(苦笑)。
5番7番あたりは当然のように二枚組み。
1本聞くだけで一時間を勇に越すくらいの余裕を見なければ‥‥。

父親が持っているブルックナー全集もわりとゆっくり指揮されていたが(指揮者忘れた)、チェリのはさらにゆっくり。「え~、こんなところまでこんなテンポでやるの~?」とゆー感じなのだ。でもそういうテンポのゆっくりしたところに限って、なんというか、体の内側に入り込んでくる気がする。

さて、夜はウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートの再放送を見た。
元日は見られなかった‥とゆーか、聞けなかったのよ。
今年は小澤征二がタクトを振るというので、ついミーハー根性でテレビの前に陣取ってしまった。
何しろ保守的なウィーン・フィルでしょう(女性を入れないのは恐らくあそこだけ)、「東洋人」が指揮するなんてすごいことなのだ(と、私なんかは思っちゃう)。

内容は‥‥うぅ~ん、テレビで聴く限り、そんなに「素晴らしい」出来とは思えないのだが‥‥
すごいバランスの悪い演奏だよね、オザワの指揮って(笑)。
これ、たぶん、その場で聴いていると「うお~、こういう構造にしたいのか」って、もっとわかりやすいんだろうけど、テレビ越しじゃあなぁ‥‥。
でも会場のお客さんからは嵐のような拍手を送られていたので、よかったよかった(ホッ)。

ところで途中で「常動曲」を演奏してくれたのだが、そのときの映像が面白かった。
この正月一日から使われだしたユーロ紙幣・ユーロ貨幣の鋳造の情景を、実際の曲のテンポに合わせて、見せてくれたのだ。すごく面白かった。しかも機械の動くリズムがばっちり曲と合っていて、実に実におかしかった。
ウィーン・フィルってきっと「前のと全く同じ演奏をしろ」と言われればできるくらい、高度な職人集団なんだろうな。そうすると練習やリハーサルと全く同じテンポで演奏するなんて当たり前なんだろうな。

アンコールの最後、いつもいつも最後の最後に演奏される「ラデツキー行進曲」、これはテレビ越しでも素晴らしかった。終わってからしばらくの間はこの行進曲がずーっと頭から離れなかった。
「じゃあシュトラウスを聴くか」と思ってCDを探したが、リヒャルト=シュトラウスのCDしかなかった(笑)。R.シュトラウスじゃあねぇ‥‥違いすぎる(笑)。

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2002年1月 2日 (水)

ラグビーの正月

ラグビー大学選手権の準決勝を見た。テレビでだけど。

今年は1試合目が 慶応大学×早稲田大学。

慶応は最近「覇者」なんだよね。うんうん。でもこの間のリーグ戦で早稲田に30点差をつけられて負けたんだよね。今回はどうなるのか?
他の作業をしながら見ていたんだけど、なかなかその「他の作業」が捗らない(笑)。それくらいすぐにテレビにクギ付けになっちゃうってくらい、面白いゲームだった。
早稲田、どうしたの。すごくイイよ。タックルがいい。
対する慶応はタックルが甘い。なぜなのかにゃ~。ここは本来「燃えるタックル」で有名なのにゃ~。ディフェンスといったら慶応だったんだけどにゃ~。
それだけ早稲田の攻めがキツかったってことかも。
で、結局早稲田が勝ったんだけど、どっちもトライを複数上げて(早稲田5トライ、慶応3トライ)、ひとつの流れがなかなか切れない、見応えのある試合だった。
そして早稲田のセンター・山下くんは、「怪物」プレイヤーでした(笑)。

2試合目は 法政大学×関東学院大学。

私、関東学院大学(以下、関学)って好きなんですよ。
もともとあそこのスタンドオフの淵上くんの大ファンだったんですよ。
淵上くんが出てくるまで、しばらくラグビーから遠ざかってたんですよ。だって型が決まってきてて、見てても今ひとつ燃えなかったから。
でも淵上くんが彗星のように登場して、久々に「ラグビーって面白い!」と思い直したんですよ。それでまた時々見るようになったんですよ。
淵上くんは近来まれに見る名スタンドオフだと思うんですよ(卒業しちゃったけど)。彼がグラウンドにいるだけでわくわくしたもの。
だいたい私はスタンドオフが一番好きなんですよ。もちろん、フルバックは重要だし、センターやウィングはカッコイイし、フッカーだってロックだってカッコイイと思う(フッカーなんてね~、腕がよくないといいスクラム組めないし、スクラムでもラインアウトでもちゃんとマイボールキープできないんだよ~、すごく重要なポジションなんだよ~)。
でもやっぱりスタンドオフだよね。難しいポジションだけになかなか逸材が出にくい。その「逸材」だったですよ、淵上くんは。

余談さておき、最近の関学の強さがどのくらいか、正直、チェックしてませんでした。もちろん法政についてもあまり知らない。
で、ゲームを見始めたんだけど、最初はフォワード戦で、しかもなんか古臭い(失礼!)タイプのプレーが多くて、あまり見なかったですよ。
でも最初は法政、結構よかったですよ。特にディフェンスがよかったよね。
ところが前半の最後になって関学にまくられちゃって、その後、きちんと建て直しができなかったんじゃないかな。残念だったね。
そう、もうおわかりでしょうが、関学が勝ったんですよ。後半にはすばらしいプレーが続出してましたよ。あのフッカーが60メートル走り抜けたトライなんか、凄かったですよ。思わずテレビのこちらで一緒に走っちゃったよ(笑)。
あとは、関学はスタンドオフに恵まれてるみたいですね。淵上のあとの、下の名前は「ユウキ」って言う人(わー、名前忘れた~、ごめん)、この人もなかなか好かった。怪我して復帰第一戦だったらしく、彼にタックルが行かないようにフォワードが頑張って相手を全部止めていたって話を聞いて、すごいなぁと思ったのでした。淵上くんもそうだったんじゃないかと思うけど、関学のスタンドオフはメンバーから愛されるのね(てれ笑)。

法政と関学でどのくらい力の差があるかわからないですが(たぶんほとんどないはず)、見ててなんとなく感じたのはスクラムハーフの球出しスピードが違うな、と、いうこと。
実は慶応×早稲田戦でもハーフの球捌きが違うように感じてました。その紙一重の差が確実に点差を広げていったんじゃないか、と。スクラムハーフってすごい重要だわ。
ま、重要じゃないポジションなんてないんだけどね。
ともあれ、久々に楽しいゲームを見ました。決勝戦が楽しみだわ。

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2002年1月 1日 (火)

食べる正月

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく。

今日は朝からおばあちゃん家へお雑煮を食べに行った。
おせちも出来合いだし、昨日に引き続き、何も料理していない私(笑)。
おばあちゃんのお雑煮って、本当に美味しいのよ。
これを食べるとお雑煮嫌いな人もきっと好きになると思うな。

鶏でだしをとった醤油味のスープに、鶏肉・レンコン・ごぼう・ほうれん草などが入って、それはそれは美味。焼いたお餅をお椀に入れて、あつあつのスープと具を上から注ぐの。ああ、美味しかった。二杯も食べちゃった。

あとは黒豆。おばあちゃんの炊いた黒豆って本当に美味しい(こればっか)。
本当に美味しいんだって。つやつやふくふくしこしこした黒豆。やっぱこうでなきゃ黒豆とは言えないよね。丹波の黒豆なんか全然要らないわ。なかなか真似できないんだよね~、この黒豆の炊き方。ちなみにつやつやになるのは「蓋をしないで炊くとこうなるよ」とのことだ。

お屠蘇をいただいてお年玉もいただいて。帰りは祝箸のお土産付でした(笑)。
私、祝箸なんて用意してなかったから、たいへん重宝いたしました。

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