南紀白浜旅行雑文4
12/2の旅行雑文の続きです。
■円月島■
大きな岩が海上に突き出たような感じで、島というよりはでっかい岩と言ったほうがわかりやすいかも。その岩のちょうど中央下寄りにまんまるい満月のような風穴が空いていて、向こうの海空を覗けてしまう。それで「円月島」というようだ。ここは写真の名所で、夕日がその丸い穴に収まる瞬間を狙って、よく沿道にカメラマンが鈴生りになるらしい。白浜のシンボルだとタクシーの運転手さんは言っていた。
■紀州みかん■
グラスボートを降りてすぐの売店でみかんを売っていた。うちでは今度の木曜日に3キロ箱が来るので、箱で買うのはあきらめたが、ばら売りもしてくれるというから二つだけ買った(1個50円也)。あとでお昼ご飯のときに食べたらとても美味しかった。さすが本場もの。
■岩場■
グラスボート乗り場から貝寺までぽくぽく歩いたのだが、途中、岩場に降りられるように道路から階段が設置されていて、面白いので降りてみた。釣りをしている人があちこちに見受けられた。岩場では貝や海胆や小魚の群れを見たりした。烏賊釣り中の人がいて、昼は暇だと言っていた(烏賊は夜釣りですね)。
■本覚寺■
別名・貝寺。10~15分ほど歩いてきた。たくさんの種類の貝が展示されており、中には、この寺の名前がついているという珍しい貝・ホンカクジヒガイもあった。ホンカクジヒガイは白くて、珍しい形をしたとても綺麗な貝だった。別に貝を集めているから貝寺というのではなくて、その昔、紀州公に珍しい貝を奉献していたという歴史があるため、そう呼ばれるらしい。下賜されたお庭焼き花瓶も貝と一緒に展示されていた。
■とれとれ市場■
貝寺前の通りでうまくタクシーを拾い、北側を走ってとれとれ市場へ。まずは「とれとれ市場横丁」で腹ごしらえ。周りの店で好きなものを買って中央のテーブルで食べる方式。鮨の店で大トロ一皿と、にぎり3貫の皿二つを買う。大トロは2貫で1420円!! すごく美味しかったが高い~(涙)。あとはさざえのつぼ焼きと焼きホタテを食べた。ホタテが結構大きかった。
■お菓子■
「かどや」という老舗っぽいお菓子屋のテナントが入っていたので、そこでお土産をいくつか買った。会社向けに「柚子もなか」、母ともう一方のおばあちゃんと叔母さんに「いも餅」、それから自分用に一つ「チーズケーキプリン」を。他はどうも私の苦手な梅干味が多くて、参った(笑)。
■大トロ■
食堂で食べた大トロがあまりに美味しかったので、奮発して買って帰ることに。しかし…100グラム2800円もする…(汗)。一番旨そうな塊なんか1万円を超えている。さすがに無理である。悩んだ挙句、4170円の柵を買った。家に帰って食べたら、やっぱりとろけるような旨さだった。
■宝くじ■
とれとれ市場は何でも売っているところ。魚介類やみやげ物だけでなく、米から何から売っている。なんと宝くじ売り場もあったので、おばあちゃんと10枚ずつ記念に年末ジャンボを買った。当たりますように。
■みかん畑■
帰りの「くろしお」は陸側の座席で、みかん畑がよく見えた。紀州は梅と炭とみかんの里。それにしても見渡す限り、みかんの木だらけ。どの山もどの山もみ~んなみかんの段々畑になっていて、しかもたわわに実っている。山の斜面だけじゃない、平地も山間のくぼ地もみ~んなみかん畑である。一体全部食べきるのか? それ以前に、これ、取るのどーするんだ? やっぱり手で取るの? …これ全部?? などと要らぬ心配をしたくなるほどのみかん畑を満喫しつつ、帰途についたのだった。
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