読書:『江戸群盗伝』
■著者名:半村良
■出版社名:文芸春秋(文春文庫)
■発行年月:1996年06月
実はそれほどオススメじゃありません。
やはり「半村良」と言ったら『妖星伝』とか、もっと大掛かりな「大ボラ吹きまくり歴史小説」をオススメします。
じゃあなぜここに書いてるのか?
それはあとがきがケッサクだからです。
あとがきを書いているのは、清水義範。これがもうケッサクで(笑)。本編を読んでるときよりも笑い転げてました、私。
何がどう可笑しいかというと、さすが清水ヨチノリ、本編をパロってるんですな。
ヨチノリと半村師匠との出会いなんかが描かれているんですけど、これが本編中の盗人たちの会話にそっくり(笑)。
残念ながらこの可笑しさをわかるためには、幾つか本編を読まねばなりません。
まぁ、本編もそこそこ面白いので、読み始めればつるつると読めると思います。
(ただやっぱり個人的に、半村にはもっとどでかいホラ風呂敷を広げてほしいとゆー気が…)
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